本日は、オメガ スピードマスターデイト 323.30.40.40.04.001 の実機レビュー、お送りしていきます。スピードマスターの登場は1957年。レーシングクロノグラフとして発表され、作りの丈夫さから1969年にはNASA公認の装備品としてアポロ11号とともに月に行った、伝説的なモデルです。
今回ご紹介するスピードマスターデイトは、2007年に追加されたバリエーション。小ぶりなケースと自動巻き機構で、実用性に優れるモデルです。
目次
本物のヴィンテージオメガ。年と共に価値を増した、魅力的な一本です。経年使用で風合いが変化したフェイスデザインに、ぜひ注目してご覧ください。
オメガ スピードマスターデイト Ref.323.30.40.40.04.001（製造年、基本スペックなど）
- モデル：スピードマスターデイト
- 型番：323.30.40.40.04.001
- 製造年：1965年～1980年頃
- ケース＆ブレス素材：ステンレススチール
- ケースサイズ：40mm径
- 新品時重量：166g
- 風防：サファイアクリスタル
- 防水性能：100m
- ムーブメント：cal.3304
- ベゼルタイプ：タキメーター
- パワーリザーブ：48時間
- インデックス：バー（楔）
スピードマスターデイトは、横3つ目のクロノグラフを持つ自動巻きムーブメントcal.3304を搭載。クロノグラフというのは、機械式のストップウォッチです。
基本機能は、センター針の時分、そしてクロノグラフ。5時半位置の小窓には、日付けの表示機能も有しています。秒針は9時位置のインダイヤルでの表示です。リューズでの操作は、長針の操作のみ。日付けの操作は、ケースサイドにある小さなボタンで行います。
スピードマスターは、クロノグラフのボタンが固定されておらず、すぐに使えるというのが特徴ですね。使いやすさのみならず、精度についてもスイスクロノメーター認証というお墨付きです。
搭載されているCal.3304という機械は、ETA社というムーブメントメーカーの機械をチューンアップして作っています。ベースの機械が汎用的なものであり、すでに度重なる改良が行われてきたことから、非常に丈夫で故障が少ないという強みがあります。万が一故障したとしても、交換部品の供給にも不安がなく、メンテナンス費用が嵩まないというのも、大きなメリットですね。
スポーツ感溢れる『パンダ』と『赤』のデザイン
文字盤デザインは、白と黒のいわゆるパンダカラー。秒針の先端、文字盤外周のミニッツサークル、そしてインダイヤルの一部の数字に赤が使われており、非常にレーシーな印象です。
よく見るとインダイヤルが段差になっており、中心部には彫り模様が施されています。細かい点のこだわりから、高級感も伝わってきますね。
ケースサイズは、40mm径×15mm厚。ステンレススチール製です。裏蓋には、スピードマスターの祖であるシーマスターのアイコン、シーホースが描かれています。
ベゼルには、タキメーターの目盛がプリント。クロノグラフと合わせて、レース走行中に平均速度を測ることができます。風防にはサファイアクリスタルが使われており、陸上での使用を想定したモデルでありながら、100mもの防水性能を有しています。
ブレスレットの素材もケースと同じくステンレススチール製。オメガのブレスレットは、中コマの仕上げが特徴的ですよね。ポリッシュ加工のラインが2本引かれたような、独特なデザインになっています。
コマ形状が楕円型なので、着用の際、必要以上に腕に張り付くことなく、非常に快適です。バックルはワンタッチ片開きタイプ。片手でも簡単に操作できます。
ビジネスにもカジュアルにも！汎用性抜群のレーシングウォッチ
パンダカラーの時計、ビジネススタイルに良く合いますよね。特に黒革のバッグとの相性が抜群かと思います。40mm径という適度なサイズで、変に目立ちすぎないのもいいですね！
パンダカラーは遠目に見てもわかりやすいです。使用シーンへの配慮もしつつ、腕元には個性を持たせたいという方はぜひ。
以上、本日は オメガ スピードマスターデイト 323.30.40.40.04のご紹介でした。
ちなみに製造数が少なかったのか、現在中古市場で売られている数は数本程度です。希少品ながら、30万円弱という優しい価格設定も魅力ですね。
オメガ スピードマスターデイト 323.30.40.40.04.001 の買取価格
オメガ スピードマスターデイト 323.30.40.40.04.001の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
→ 323.30.40.40.04.001を売るなら｜買取店別オメガ スピードマスター査定価格を比較（2019年4月）
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