※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「オメガ スピードマスターレーシング 3510.61 ミハエル・シューマッハ 実機レビュー!」の書き起こしです。
オメガスピードマスターレーシング3510.61ミハエル・シューマッハの実機レビューお送りしていきます。スピードマスターの登場は1957年。
NASAと共に月に行ったストーリーがあまりにも有名ですが、元々はカーレース用の腕時計。登場から現在まで、実に様々なバリエーションが展開されています。
こちらの3510系は、1970年代に図られたスピードマスター普及戦略を継承し、1988年に追加されたシリーズです。
目次
動画でもご覧いただけます
今回ご紹介するモデルは、F1ワールドチャンピオンミハエル・シューマッハとのコラボモデル。
赤黄青の3色が発売されたうちの赤いモデル。鮮烈なレッドとホワイトの文字盤。
そして明々と灯るイエローの針にぜひ注目してご覧ください。
オメガ スピードマスターレーシング 3510.61の基本スペックと機能
- モデル:スピードマスター
- 型番:3510.61
- 製造年:1996年
- ケース&ベルト素材:ステンレススチール
- ケースサイズ:39mm幅11mm厚
- 新品時重量:–
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:–
- ムーブメント:cal.1143
- ベゼルタイプ:タキメーター
- パワーリザーブ:40時間
- インデックス:バー
- 定価:–
基本機能はセンターに時分針。3時位置にスモールセコンド。クロノグラフの針は、センターに秒計測があり、9時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計という並びです。
防水性能はなし。日付表示もありません。搭載されるムーブメントは、ETAベースの量産型クロノグラフキャリバー1143。
量産機なので、部品の流通数も多く、触れる技師さんも多くいるため、安心して長く使えるというメリットがありますね。
クロノグラフのスイッチは、ネジ止めされておらず、すぐに使えることがスピードマスターの特徴です。
オメガ スピードマスターレーシング 3510.61の外装デザイン
ケースは、ステンレススチール製。サイズは39mm径11mm厚。裏面には、スピードマスターの祖先にあたるシーマスターの紋章シーホースが描かれています。
自動巻きムーブメント搭載機の場合、普通は裏蓋が盛り上がったデザインになることが多いのですが、これはフラットに近い設計ですね。
その分ミドルケースが厚いかというと、決してそんなこともなく。ムーブメントを薄く作る技術を持っているからこそ出来る芸当だと思います。
ブレスレットは3連タイプ。外コマにリングが付いており、その部分だけ表面仕上げが変えられているので、ぱっと見5連タイプに見える。ここも技あり。
文字盤は真っ赤なベタ塗に見えるんですが、実は絶妙な凹凸があり、光を当てることでその輪郭を確かめる事ができます。
コラボ企画の時計で、ファッションの要素が強いモデルではあります。しかし、実用機としても手を抜かない姿勢。実にオメガらしい。
39mm径で、赤い部分は文字盤内周だけなので、ビジネスシーンも意外といけるのでは。やる気がみなぎってます!というアピールにもなりそう。
黒やグレーの服装に、差し色としてもいいですね!いろいろとポジティブな意味を込めて、楽しめそうなモデル。付けている本人だけでなく、周りの人たちをも明るい気分にしてくれそうです。