※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「パテックフィリップ アクアノート トラベルタイム 実機レビュー!PATEK PHILIPPE AQUA NAUT 5164R-001」の書き起こしです。
パテック・フィリップ アクアノート 5164R トラベルタイム の実機レビュー、お送りしていきます。アクアノートの登場は1997年。同ブランドの人気モデルノーチラスの弟分として発売。現在は女性用モデルまで展開される人気シリーズとなっています。
今回ご紹介するモデルは、2011年に追加ラインナップされたトラベルタイムというバリエーションです。
目次
動画でもご覧いただけます
ローズゴールド製のケースにラバーストラップを合わせた、ラグジュアリースポーツモデル。
パテックらしいバランスの良さ、そして隅々まで拘り抜かれた仕上げの美しさにぜひ注目してご覧ください。
アクアノート 5164R トラベルタイム の基本スペックと機能
- モデル:アクアノート
- 型番:5164R-001
- ケース&ブレス素材:ローズゴールド+ラバー
- ケースサイズ:40.8mm径×10.2mm厚
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:12気圧
- ムーブメント:cal.324 S C FUS
- ブレスタイプ:トロピカルラバー
- パワーリザーブ:最大45時間
- インデックス:バー
基本機能は、時分秒のセンター針に、第二時間表示のための時針がもう一本。3時位置と9時位置には、それぞれホームタイムとローカルタイムの昼夜表示が搭載されています。そして6時位置にはポインターデイト、針指しタイプのカレンダーを表示。
リューズ操作は、非常にスムーズであり、かつ重厚感もある。まるで時計と対話をしているような、そんな感覚に陥ります。
ケース横のプッシャーボタンで、時針を単独で前後することが可能です。旅先の時間帯に合わせる操作も、とても簡単です。
搭載されるムーブメントは、単方向巻き上げ式のcal.324 S C FUS。ジャイロマックスと呼ばれる、パテック・フィリップ独自の心臓部。ここの動きに注目しつつも、それより目がいってしまうのは、やはり仕上げの美しさですね!ローター、地金部分にまで、非常に丁寧な仕上げが施されています。
アクアノート 5164R トラベルタイム の外装デザイン
ケースサイズは、40.8mm径10.2mm厚。驚くのは薄さ。
ムーブメントが小さいことはもちろん、アクアノートは、発売時よりケースの構造開発に並々ならぬ努力が注がれてきました。
故に、トラベルタイムとポインターデイトという、複雑機構を搭載しながらも、約1cmという薄さを実現しています。
ケース素材はローズゴールドなんですが、パテック・フィリップのこの素材、不思議な色合いなんですよね。イエローゴールドのように見える時もあり、ホワイトゴールドに見える時もある。
この美しさ、どう頑張ってもカメラには映りませんでした。ぜひ実物を見てみてください。
アクアノートは、文字盤デザインも特徴的ですよね。ノーチラスが使用しているジェラルド・ジェンタ氏デザインのバトン型の針は採用せず、太いペンシル針が使われています。インデックスも太くデザインされ、よりスポーツテイストが強いデザインに仕上がっています。
▼関連記事
アクアノートの魅力を深堀り
→ パテックフィリップ アクアノート ヒットまでの軌跡と将来性