2019.06.20

ロレックス デイトナ Ref.16523 とは|特徴・スペック・価格など

ロレックス デイトナ Ref.16523 のモデル詳細情報です。旧モデルのイエローゴールドとステンレススチールのコンビ素材をもちいたデイトナ。1988年に登場し、そこから2000年まで、約13年間製造されました。

手巻きだった4桁リファレンスから大きくモデルチェンジを遂げ、現在のデイトナの礎的存在ともいえる2世代前の旧型デイトナです。

目次

 

ロレックス デイトナ Ref.16523(製造年、基本スペックなど)

  • 製造年:  1988年~2000年
  • ムーブメント:  Cal.4030
  • 防水性能:100m
  • ケース径:40mm径×12mm厚
  • ケース素材:ステンレススチール+イエローゴールド
  • ブレス素材:ステンレススチール+イエローゴールド
  • 風防:サファイアクリスタル
  • ベゼルタイプ:タキメーターベゼル
  • パワーリザーブ:52時間
  • 新品重量:約155g

3つのインダイヤルは、現行とは配置が異なり、9時位置に秒針、6時位置に12時間積算計という配置です。2000年に6桁リファレンスにモデルチェンジされてからは、秒針と12時間積算計の配置が逆転しています

クロノグラフの使用方法は今も変わらずで、ねじ込みのロックを外して2時側のボタンでスタート、4時側のボタンでストップという構造です。

キングオブクロノグラフと称されるデイトナの先々代モデル

デイトナは、カーレースからインスパイアされて登場したモデルなので、クロノグラフというストップウォッチ機能を備えています。3つ並んだインダイヤルもデイトナ特有の作りです。

現行モデルのRef.116503は完全自社製のムーブメントcal.4130を搭載していますが、この世代のデイトナは、ゼニス社製のエルプリメロというクロノグラフムーブメントをカスタムして使用していました。

これ以前の4桁リファレンスのデイトナは、手巻きでしたが、このモデルから新たに自動巻きになった点も大きな特徴です。

ケースラグ部分ですが、現行モデルは鏡面仕上げですが、この世代はヘアライン仕上げになっています。フラッシュフィット部分は分離型です。バックル部分こちらの個体はシングルロックです1998年にダブルバックルに変更されています。

コレクター要素としても面白いイエローゴールドコンビデイトナ

あとブレスレット16523は真ん中のコマが中空、要するにリング状です。現行品では無垢材になっているので、こちらの旧型の方がかなり軽量です。

ヴィンテージ感のある時計がお好みの方には、このあたりの外装面はかなり魅力的なのではないでしょうか。

Ref.16523は、マイナーチェンジが何度も行われていて、シリアルナンバーや製造年によって、価値が変化するという特徴もあります。

例えば、文字盤の表記、5行だったり4行だったり、タキメーターの表記は400と200があります。インダイヤルの6の表記が逆さまのものとそうでないもの。

コレクターとしても面白い要素がたくさんあるので、お店で見つけた際には、いつの時代のどんな仕様の個体なのか、気にしながら見てみるとより楽しめるのではないでしょうか。

こちらの個体はL品番なので1990年の製造品ですが、文字盤でいうと5行表記、タキメーターは200タキ、そして逆さ6という具合です。

同世代のステンレスモデルRef.16520は、350万円以上という超プレミア価格になっていますが、こちらのコンビ素材であれば、2018年12月現在の中古価格で140万円前後から見つけることが可能です。

デイトナ Ref.16523 の買取価格

デイトナ Ref.16523 の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
→ コンビモデルも上昇相場|ロレックス ヴィンテージデイトナ 16523 買取

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