本日は、デイトナの種類について、見ていこうと思います。デイトナというと、それを求めて長期的に正規店巡りをする『デイトナマラソン』という言葉があるくらいの人気モデル。今回は、デイトナの種類ってどんなのがあるの?ということで、現在公式サイトに掲載されているモデルをご紹介していきたいと思います。
目次
- Ref.116500LN
- Ref.116503
- Ref.116508
- Ref.116518LN
- Ref.116509
- Ref.116519LN
- Ref.116505
- Ref.116515LN
- Ref.116506
- まとめ
並行輸入の時計店で、手に入らないわけではないのですが、定価の約2倍というプレミア価格になっており、入手ハードルは非常に高い、、、それくらい有名なモデルなんですが、皆さんこぞって狙っているのは、ステンレススチール製のモデルかと思います。
でも、それ以外にも、実はたくさんバリエーションあるんですよ。ということで、Ref.ナンバー毎にご紹介していきます。
デイトナ Ref.116500LN ステンレススチール
まずは、こちらがデイトナマラソンのゴールとして、もっとも人気が高いSS製のモデルRef.116500LN。2016年に登場して以来、ずっとプレミア価格が続いている超人気モデルです。
前作ではオールステンレススチールだった外装ですが、新作のこのモデルからブラックセラミック製のベゼルが用いられるようになりました。
ちなみに、SS製デイトナ。1988年から2000年まで製造されたRef.16520、そして2000年から2016年まで製造されたRef.116520と、ほぼ同じデザインだったんですよね。なので、2016年モデルチェンジは相当インパクトあるものでした。
現行のバリエーションはご覧の2つ。ドレッシーな印象のホワイト文字盤と、グッと締まった凛々しい表情のブラック文字盤です。
デイトナ Ref.116503 イエローロレゾール
ステンレススチールを用いたモデルは、もう一つあります。イエローゴールドとステンレススチールと組み合わせた、いわゆるコンビ素材モデルRef.116503。
イエローゴールドを使用することで、きらびやかな表情になりますね。それでいてスポーツ感も薄まっていない。絶妙なコンビネーションです。
ブレスレットの真ん中のコマは、金無垢素材なので、重量もずっしりとしており、高級感のある着け心地も魅力です。
文字盤バリエーションは、ブラック、シャンパン、ホワイトの3種類。Ref.116503Gというダイヤモンドインデックスのモデルでは、マザーオブパールを用いたバリエーションもあります。
ちなみに、116なんちゃらという番号、リファレンスナンバーといって、日本語にすると型番にあたる数字になります。デイトナの場合、その番号の末尾にGと付くものは、8個のラウンドカットダイヤモンドを使ってますよという印になります。マザーオブパール文字盤の場合は、末尾にNがつきます。
デイトナ Ref.116508 イエローゴールド
続いて、金無垢モデル。ゴージャスなイエローゴールド素材モデルRef.116508。金無垢デイトナは、ステンレススチールやコンビよりも、はるかに多いバリエーションが存在します。
文字盤カラーだけでも、ホワイト、シャンパン、ブラック、グリーン。それから2トーンが2種類。グリーンはイエローゴールドモデルにだけ存在する特別なカラーです。さらに、ダイヤモンドインデックス仕様のRef.116508Gは、マザーオブパール文字盤含めて4種類が展開されていますので、バリエーションは全部で10種類ですね。
デイトナ Ref.116518LN イエローゴールド
イエローゴールドモデルには、メタルブレス以外のバリエーションも存在します。こちらのRef.116518LNは、オイスターフレックスと呼ばれる、金属芯入りのラバーベルトを使用したタイプ。
先ほどのオールイエローゴールドのモデルとは異なり、ブラックセラミック製のベゼルを使用し、豪華ながらスポーティな顔立ちに仕上げられています。
文字盤カラーのバリエーションは、通常のものが5種類。ダイヤモンド付きのRef.116508Gが3種類の、合計8種類です。赤いミニッツサークルと同じく赤いクロノグラフ針を組み合わせたバリエーションも、イエローゴールドのみに存在する特別仕様です。
とってもレーシーな雰囲気が、カーレース用というデイトナ本来のコンセプトを思い出させてくれますね。
デイトナ Ref.116509 ホワイトゴールド
続いて、ホワイトゴールド製のモデルRef.116509。一見すると、先代のSS製デイトナRef.116520に似ていますが、文字盤カラーの展開が異なるので、別物とわかります。
ブルー、そしてスチールブラックという2つの文字盤カラーは、ホワイトゴールドモデルにだけ展開される特別なカラーです。持った時のずっしり感も、金無垢ならではの醍醐味ですね。ダイヤモンドインデックス仕様Ref.116509Gも3タイプありますので、合計5タイプがラインナップされています。
デイトナ Ref.116519LN ホワイトゴールド
そしてこちらはオイスターフレックス仕様のRef.116518LN。オイスターフレックスラバーベルトと、セラミックベゼルを使用したバリエーションです。
文字盤カラーは、ダイヤモンド付きを含めて3種類と控えめですが、、、静かなる存在感を感じますね。スチール&ブラックという文字盤、ブラックのベゼル、そしてブラックのベルトと相まって、実に渋い。
デイトナ Ref.116505 エバーローズゴールド
金無垢デイトナにはもうひとつ、エバーローズゴールドモデルがあります。エバーローズゴールドというのは、ロレックス独自の金素材ですが、通常のピンクゴールドの配合よりもプラチナの量を増やすことで、腐食や変色に強い素材になっています。永遠に輝きを失わないという意味を込めて、エバーローズゴールドという名称なのだそう。
イエローゴールド、ホワイトゴールドと大きく異なるのは、ダイヤモンドインデックスのバリエーション。
先の2つはラウンドカットのダイヤモンドを用いていますが、こちらのエバーローズゴールドモデルは、バケットカットの大粒ダイヤモンドが使われています。より高級なモデルという位置づけなんですね。
デイトナ Ref.116515LN エバーローズゴールド
エバーローズゴールドモデルにも、オイスターフレックスのバリエーションがあります。ブラックセラミックのベゼルと、特別カラーのピンクやブラウンを用いた文字盤の組み合わせが、非常に落ち着いた大人の色気を感じさせるデザイン。
イエローゴールドにしても、ホワイトゴールドにしても、そしてこのエバーローズゴールドにしても、ブレスレットがラバーになることで、上手くハズしを利かせている点がいいですね。高級モデルながら、気負わず普段使いもできそうな顔立ち。素晴らしいバランス感覚だと思います。
デイトナ Ref.116506 プラチナ アイスブルー
最後はこちら。キングオブデイトナRef.116506。プラチナ製のケースとブレスに、ブラウンセラミックのベゼル。そしてアイスブルーという特別カラーの文字盤を組み合わせた、最高級のデイトナです。
アイスブルーというカラーは、このデイトナとプラチナデイデイト、後はプラチナレディデイトジャストにしか使われていません。いずれもプラチナ製ということで、ロレックスのモデル中、もっとも格式高い色といっていいでしょう。プラチナの自然な白い輝きと合わせて、非常に神秘的な雰囲気を漂わせる最高級モデルです。
ダイヤモンドインデックスのバリエーションでは、絶妙にインダイヤルのカラーをチェンジさせたアイスブルーの文字盤に、バケットカットのダイヤモンドが施され、まるで凍り付いた秘境の湖を見ているような美しさを感じることができます。
まとめ
以上、本日はロレックス・デイトナ、現行モデルの種類について、ご紹介いたしました。SS製の現行モデルばかりが注目されていますが、他のバリエーションもそれぞれに個性があって魅力的ですよね!
今回は現行モデルのみで見てきましたが、先代や先々代まで振り返ってみると、さらにいろいろなバリエーションに出会うことができます。例えば先々代のホワイトゴールドモデルには、デイトナビーチという、ピンクやイエローの文字盤カラーのモデルもありました。
あとは旧作のイエローゴールドコンビ。実はSS製より安いです。イエローゴールド使っている分、豪華なんですが、人気が薄いためお買い得になっています。中身はSS製と同じなので、、、実は狙い目なんです。
お店で見つけた際は、ぜひその違い、楽しんでみてくださいね!