ロレックス エクスプローラー2 Ref.16570 のモデル詳細情報です。エクスプローラー2は、1971年に登場したロレックスのスポーツモデル。白夜地帯や洞窟など、昼夜の判別がつかない場所を調査する探検家たちの声により、誕生したモデルです。Ref.16570は、1991年から2011年まで製造された、旧型のエクスプローラー2です。
目次
ロレックス エクスプローラー2 Ref.16570(製造年、基本スペックなど)
- 製造年:1991年~2011年
- ムーブメント: Cal.3185
- 防水性能:100m
- ケース径:40mm径×12mm厚
- ケース素材:ステンレススチール
- ブレス素材:ステンレススチール
- 風防:サファイアクリスタル
- ベゼルタイプ:24時間ベゼル
- パワーリザーブ:48時間
- 新品重量:約125g
Ref.16570には、同世代のGMTマスター2に使用されていたものと同じムーブメントが搭載されています。24時間計を装備しており、2時間刻みの目盛の無回転のベゼルと合わせて、24時間表記で時間を読むことが可能です。
リューズでの操作は、日付のクイックチェンジがなく、代わりに短針単独駆動が付いています。日付はこの操作と連動しています。
通常、機械式時計は反時計回り、つまり逆回転させて時間を戻す操作というのがNGですが、この短針単独駆動は、GMTマスター2の3タイムゾーン機能のために作られたものなので、逆回転させても問題ありません。
操作時に気を使わなくてよいということも、極地探検の現場において重要な要素だったのかもしれませんね。
現行モデルと近いデザインですが、2mmほど小さい40mm径のケースを使用しています。シャツやジャケット着用時にも、さほど邪魔にならないサイズ感なので、いろいろな服装で楽しめるスポーツロレックスですね!
極地探検の現場から生まれた、耐久性と機能性を追求した作り。そして、現行よりも小ぶりなサイズ感が魅力です。
マイナーチェンジを楽しむスポーツロレックス
文字盤はベタ塗のブラック。サンレイ加工など、模様付けは施されておらず、無駄な装飾がないデザインです。
インデックス部分には、初期からメタルの縁取りあり、立体感のある読みやすい仕様になっています。
ケースとブレスの素材はステンレススチール製。風防ガラスはサファイアクリスタルで、日付け部分はサイクロップレンズという拡大レンズになっています。
ベゼルもステンレス製。GMTマスター2のように回転はせず、固定されています。ブレスレット付け根部分、この個体は一体型パーツですが、2000年以前の製造個体は、分離パーツを使用しています。
ブレスレットはヘアライン仕上げ。バックルも年式によって、シングルロックとダブルロックが存在します。
マイナーチェンジが8回あるモデルなので、年式によって仕様が異なる点も、楽しめるポイントかと思います。
エクスプローラー2 Ref.16570 のマイナーチェンジ
1995年、1996年:
ブレスレットバックルがシングルロックからダブルロックに変更。
1998年、1999年:
夜光塗料がトリチウムからルミノバへ変更。
それに伴い、文字盤下の表記からT<25がなくなり、シンプルなSWISSのみへ。さらにその後、SWISS MADEへと変更。
2000年:
フラッシュフィットが一体型に変更。
2004年:
風防ガラスの6時位置に王冠の透かしが追加。
ケース横のブレスレットを固定する穴がなくなる。
2007年:
文字盤外周、立ち上がり部分にルーレット刻印が追加。
cal.3185からcal.3186へ変更。ブルーパラクロムヒゲゼンマイが採用される。
どんな環境でも信頼できるエクスプローラー2
極地探検という特殊な現場から生まれたこの時計。北極探検や、火山活動の観測でも実際に使用された歴史のあるモデルなので、寒い場所でも暑い場所でも、正確に時を刻んでくれる安心感がありますね。
複数の機能を最小限のデザインに収めている点も、ロレックスらしい魅力を感じられるポイントかと思います。
ケース厚が12mmと薄いのもいいですね!袖に引っかからず、着けやすい時計だと思います。ビジネスの現場でも、悪目立ちすることはありません。
このクラスのレアピースは、今後価格が落ちる可能性は限りなく低いので、資産として持っておくのもアリかと思います。
エクスプローラー2 Ref.16570 の買取価格
エクスプローラー2 Ref.16570 の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
→ 16570を売るなら|買取店別ロレックス エクスプローラー2査定価格を比較(2019年5月)
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