※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600 先代モデル 実機レビュー!」の書き起こしです。
ロレックスシードゥエラー4000Ref.116600の実機レビューお送りしていきます。シードゥエラーの登場は1967年。
シードゥエラーという名称は、海の住人を意味しています。
ロレックスにはサブマリーナーという海のモデルがありますが、シードゥエラーはそれよりも深く、そして長く潜ることを目的に作られた深海ダイバー向けの時計です。
目次
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今回ご紹介するモデルは、2014年から2017年というわずかな期間でのみ販売された先代モデル。
現行モデルより3mm小さいケース。サブマリーナーとの違いにもぜひ注目してご覧ください。それではいってみましょう!
ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600の基本スペックと機能
- モデル:シードゥエラー
- 型番:116600
- 製造年:2014年〜2017年
- ケース&ベルト素材:ステンレススチール
- ケースサイズ:40mm幅15mm厚
- 新品時重量:–
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:1,220m
- ムーブメント:cal.3135
- ベゼルタイプ:逆回転防止付きダイバー
- パワーリザーブ:48時間
- インデックス:ドット
- 定価:–
基本機能はセンター3針。3時位置に日付表示。防水性能は1,220mです。搭載されるムーブメントはcal.3135。
一世代前のデイトジャスト機能付き自動巻きムーブメントです。リューズはねじ込み式3段階ロック方式のトリプロックリューズを使用。
オイスターケースと合わせて、高い防水性能を確保するための仕様です。ネジの開閉時、手に伝わる重厚な感触から、その密閉性の高さを感じることができます。
リューズでの操作は、長針の調整と日付のクイックチェンジ、手巻きでのゼンマイ巻き上げが可能です。
ベゼルは逆回転防止機能付き。反時計回りにしか回らない構造になっており、潜水時に誤って動いてしまったとしても、事故に繋がらない設計になっています。
ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600の外装デザイン
ケースは、ステンレススチール製。サイズは40mm径15mm厚。裏蓋、そしてサファイアクリスタル製の風防ガラス、ともに分厚い設計。
前作Ref.16600から、基本デザインはほとんど変えられておらず、ケース径も同じ40mmです。
ですが、ラグとリューズガードは厚くなり、またベゼルはセラミック製に変わるなど、数字的なスペックではわからないところに巧みな変更が加えられています。
ブレスレットは3連のオイスターブレス。バックルはダブルロック。
ウェットスーツ着用時、工具無しでサイズ変更ができるグライドロック、およびフリップロック機構が備えられており、最大46mmの延長が可能になっています。
ベゼルがセラミックになったことで、丈夫さはもちろん、審美面も強化されました。
過去アルミ合金製だった頃のものも、それはそれで味があっていいのですが、セラミックの方が艶があって、より高級感が増しました。
深海ダイバー用とは言え、これで海に潜る人はほぼいないでしょうからね。ラグジュアリー路線へ切り替えられたのが、この世代のシードゥエラーからということかと思います。
セラミックベゼルの輝きは、ギラギラというより、奥行きと透明感ある輝きです。故に艶のある黒革アイテムとの相性は抜群。
またケースサイズが小ぶりなので、どんなシーンでも違和感なく使えるのが良い。ロレックスのスポーツウォッチ、非常にバランスの取れた設計なんですよね。
実はシードゥエラー、2008年から2013年の間は製造がストップしていました。
で、2014年このモデルが待望の復活を遂げた。そんな流れがあったため、復活からわずか3年での廃盤、そして大幅なモデルチェンジというのは、かなりのインパクトでした。
結果、プレミア化してしまったことは、ご周知の通りです。