ロレックスサブマリーナ Ref.14060M とは｜特徴・スペック・価格など

Ref.14060Mは、2000年〜2012年まで販売されていた旧モデルのノンデイト・サブマリーナです。

日付機能を持たないシンプルなダイバーズウォッチで、密閉性の高いオイスターケースと３段階ロックのリューズを採用し、防水性能は300mを誇ります。

ロレックスサブマリーナシリーズについて

1953年に登場したロレックスサブマリーナ。

発売初期から100mもの防水性能を誇り、現在は300mにまで防水性能を高めている、王道ダイバーズウォッチです。

長い歴史の中で、多くのリファレンスモデルが登場し、『赤サブ』や『ティファニーWネーム』などのレアピースも多様に存在する人気モデルです。

現行モデルにおいても、デイトナやエクスプローラーに並ぶ人気モデルとして、価格コムの売れ筋ランキングでは常に上位に位置するスポーツロレックスです。

マイナーチェンジ：
2007年ルーレット刻印追加、クロノメーター認証取得

サブマリーナの歴史は1953年にスタート。2000年に登場したRef14060Mは、長いサブマリーナの歴史上、12モデル目にあたるノンデイトタイプ（カレンダー機能のないタイプ）です。

ムーブメントは次期モデルとなるRef.114060と同じツインブリッジタイプの 3100系を搭載。リューズでの操作は、ゼンマイの手巻きと時刻合わせのみのシンプルな構造となっています。

ケース部分はオイスターケースにサファイアクリスタル風防の組み合わせ。トリプロックリューズと合わせて、300mの防水性能を有しています。ベゼルはアルミインサートの逆回転防止ベゼルです。

このモデルまではサブマリーナデイトRef.16610の廉価版という位置付けでした。

前作モデルであるRef.14060とは、見た目こそほとんど変わりがないものの、ムーブメントがcal.3000系からcal.3100系に変更された点が大きなポイントです。

テンプを支えるブリッジ部分が片側支え（シングルブリッジ）だった3000系と比較して、両側支え（ツインブリッジ）となった3100系は、振動や衝撃に対する強度や精度の安定性、メンテナンス性、巻き上げ効率が大幅に強化されました。

また、このモデルから風防のサファイアクリスタルの６時部分に王冠の透かしが入るようになりました。

2007年のマイナーチェンジでは、クロノメーター化も図られ、それ以降サブマリーナシリーズはすべてクロノメーター認証となりました。

サブマリーナ Ref.14060M の販売価格と買取価格については、こちらの記事にてまとめています。
→ ロレックスサブマリーナノンデイト 14060M 買取価格