セイコー プロスペックス より1965年~1975年に発売されたダイバーズウォッチの復刻モデルが登場!発売予定は2020年夏!今から楽しみな3モデルをご紹介していきます。
目次
- セイコー ダイバーズウォッチ 55周年
- 1965メカニカルダイバーズ復刻デザインSBEX009
- 1968メカニカルダイバーズ復刻デザインSBEX011
- 1975メカニカルダイバーズ復刻デザインSBDX035
- まとめ
記事内画像引用元:セイコー公式サイト
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/
セイコー ダイバーズウォッチ 55周年
セイコーがダイバーズウォッチを発売したのは、1965年。本格的な潜水作業用時計としては、国産ブランド初の快挙でした。
そこから独自に進化を続けつつ、50年以上もの間、ISOやJISなどの規格制定にも大きく貢献。国産ダイバーズウォッチのリーディングモデルとして、確固たる地位を築きあげています。
今年2020年は、初代モデルの登場から55周年。ということで、プロスペックスラインより、3つの復刻モデルが発表されています。
ファンにとっては待望の復刻モデル!1本ずつ詳細を確認していきましょう!
1965メカニカルダイバーズ復刻デザインSBEX009
まず1本目は、国産初のダイバーズウォッチの復刻デザインモデル。現代のダイバーズウォッチでは珍しいバーインデックス&ストレート針が目を惹くモデルです。
1966年から4度に渡る南極観測にも携行され、潜水性能のみならず、極地での使用にも耐えうる丈夫さが証明された初代モデル。復刻モデルは、その意匠を忠実に再現しています。
復刻モデルのケースには、新たにエバーブリリアントスチールという素材を使用。また、心臓部もリニューアルされ、毎時36,000振動のハイビートムーブメントcal.8L55が搭載されています。
デザインはレトロでありながらも、素材と機械は最新。まさに現代の高級時計らしい設計になっています。40mm以下という小ぶりなケースサイズも、モダンで良いですね!
SBEX009のスペック
- モデル名:1965メカニカルダイバーSBEX009
- ムーブメント:自動巻きハイビートキャリバー8L55
- 防水性能:200m
- 基本機能:時分秒、デイト、ハック機能
- 日差:+15秒~-10秒
- パワーリザーブ:約55時間
- ケース素材:エバーブリリアントスチール
- ケースサイズ:T47.9mm×W39.9mm×D14.7mm
- 風防:ボックス型サファイアクリスタル
- ベゼル:逆回転防止ベゼル
- 夜光:ルミブライト
- バンド:シリコーン
- 発売予定:2020年6月
- メーカー定価:715,000円(税込)
- 限定数量:1,100本
1968メカニカルダイバーズ復刻デザインSBEX011
続いて2本目は、1968年に登場した300m防水モデルの復刻デザイン。ダイバーズウォッチらしい太いペンシル針と、大きなドットインデックスが特徴です。まさに王道ダイバーズといった印象。
1968年当時からハイビートムーブメントを搭載し、姿勢差による狂いを軽減。また、裏蓋のないワンピース構造で、高い防水性能を実現していました。1970年には冒険家・植村直己氏と松浦輝夫氏に携行され、エベレスト登頂にも成功しています。
今回発表された復刻モデルは、飽和潜水(ヘリウムガスを使用する深海での潜水)にも対応。より本格的なタフウォッチに進化した他、外装にはSBEX009同様にエバーブリリアントスチールが使用され、審美性も向上しています。
SBEX011のスペック
- モデル名:1968メカニカルダイバーSBEX011
- ムーブメント:自動巻きハイビートキャリバー8L55
- 防水性能:300m
- 基本機能:時分秒、デイト、ハック機能
- 日差:+15秒~-10秒
- パワーリザーブ:約55時間
- ケース素材:エバーブリリアントスチール
- ケースサイズ:T51.4mm×W44.8mm×D15.7mm
- 風防:デュアルカーブサファイアクリスタル
- ベゼル:逆回転防止ベゼル
- 夜光:ルミブライト
- バンド:シリコーン
- 発売予定:2020年7月
- メーカー定価:770,000円(税込)
- 限定数量:1,100本
1975メカニカルダイバーズ復刻デザインSBDX035
続いては1975年に登場した深海ダイビング用のプロウォッチ。とある一人のプロダイバーからの依頼で誕生。アウターガード(プロテクター)付きの筒形状から、通称「ツナ缶」と呼ばれているシリーズです。
高圧ヘリウムの混合ガスを使用する飽和潜水に対応し、当時のモデルですでに600mもの防水性能を有していました。また、世界で初めてチタンを使用した飽和潜水用ダイバーズであったことも、注目すべきポイントです。
復刻モデルでは、防水性能を1,000mにまで強化。文字盤には軟鉄を採用し、耐磁性能も強化しています。また、ベゼルにはエバーブリリアントスチールを用い、長く美しさを保てる仕様に変更されています。
SBDX035のスペック
- モデル名:1968メカニカルダイバーSBDX035
- ムーブメント:自動巻きハイビートキャリバー8L35
- 防水性能:1,000m
- 基本機能:時分秒、デイト、ハック機能
- 日差:+15秒~-10秒
- パワーリザーブ:約50時間
- ケース素材:チタン+エバーブリリアントスチール
- ケースサイズ:T53.5mm×W52.4mm×D17.7mm
- 風防:サファイアクリスタル
- ベゼル:逆回転防止ベゼル
- 夜光:ルミブライト
- バンド:シリコーン
- 発売予定:2020年8月
- メーカー定価:495,000円(税込)
- 限定数量:1,100本
まとめ
上記に先駆けて、3モデルと、それぞれに合わせる特別オプションのラバーストラップをセットにした「トリロジーコレクションボックス」も発売されます。こちらは限定100セットのみで、2020年5月に発売予定。
どのモデルも非常に興味深いですね!気になった方は、ぜひセイコーブティックまで、問い合わせてみてください。