セイコープレザージュ SARY087 スターライトとは｜特徴・スペック・価格など

※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「セイコープレザージュスターライト実機レビュー！バーテンダー岸久監修の限定モデル！SEIKO PRESAGE SARY087」の書き起こしです。

セイコープレザージュSARY087 スターライトの実機レビュー、お送りしていきます。

プレザージュの登場は2011年。機械式ムーブメントを用いながらも、リーズナブルな価格設定で人気のシリーズです。

外装パーツも非常に拘った作りになっており、そのクオリティの高さは、高級時計と呼ぶにふさわしいレベル。

今回ご紹介するモデルは、2017年11月に発売された限定モデルです。

動画でもご覧いただけます

銀座STAR BAR オーナー。バーテンダー岸久氏とのコラボモデル。

日常時計として洗練された設計、そして細部まで拘り抜かれたデザインに、ぜひ注目してご覧ください。

基本機能は、センター3針に、6時位置にポインターデイト（日付）。そして文字盤右側には、パワーリザーブインジケーターが表示。日常使いに便利な機能が揃っています。

搭載されるムーブメントは、自動巻きキャリバー4R57A。振動数は3Hz。精度は、日差－35秒～＋45秒。ハック機能といって、リューズを引くと秒針が止まる機能が付いていますので、秒単位での時刻合わせが可能です。

リューズ操作は少々重さがありますが、機械式らしく歯車の感触を感じられるのは、良いですね！日付の調整も可能です。

裏面はシースルーになっているので、キャリバー4Rの動きを直接見ることができます。トライマチックと呼ばれる、セイコー独自の機構を搭載。ゼンマイの巻き上げ効率や、耐衝撃・耐久性に優れる機械です。

機械式が初めての方でも、安心して使える点、大きな魅力かと思います。

ケースサイズは、40.5mm径14.4mm厚。ダイバーズウォッチ並みの厚みがありますが、ケースが軽量なことと、ラグのカーブが絶妙に設計されていることで、着け心地は快適です。

ストラップは、ブルーステッチのカーフレザー製。バックルは、ワンタッチ開閉式のDバックルです。

風防には、ボックス型のハードレックスガラスを使用。ヴィンテージウォッチの様な風合いがあります。

文字盤は、ブルーのようなパープルのような、光の具合で違って見えるグラデーションがなんとも美しい。ドルフィン針に楔型のインデックスと、高級機に負けない存在感を感じますね！

メンズウォッチとして、一般的なサイズではありますが、ベゼルが薄いので、数字以上の迫力があります。

このデザインで、自動巻きムーブメントを搭載して、お値段10万円以下。国産ブランドだからこそ出来る技ですね！

デザインを監修した岸久氏は、『現代の名工』と『黄綬褒章』を受賞した日本を代表するバーテンダーです。