2020.10.20

機械好きならこれ!スケルトンな腕時計 おすすめ13選

※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「スケルトンウォッチ特集!透かして魅せる超絶技巧!おすすめモデル13選」の書き起こしです。

スケルトンウォッチのおすすめモデル、ご紹介いたします。スケルトンの醍醐味は、何と言っても中の機械が見えること。クロノグラフなど複雑機構ムーブメントが動く様を、文字盤側から見て楽しむことができます。機械好きにとって、これほど魅力的な仕様はない。笑

加えて高級モデルの場合は、単に見えるというだけでなく、『魅せるデザイン』にしているというところも見どころです。今回は、伝統的な複雑機構搭載モデルから、最新技術搭載の変わり種まで。スケルトンウォッチのおすすめモデル、13本ほど選んでみましたので、ご紹介していきます。

購入検討時の参考として、ぜひお役立ていただければ幸いです!

目次

↓動画でもご覧いただけます。

コンプリケーションモデル(複雑機構の時計)

ではまずは、本命の複雑機構モデルから。世界5大時計の中身が見える、こちらの3本をご紹介。

引用:https://www.vacheron-constantin.com/jp/

ヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズ・エクストラフラット パーペチュアルカレンダー

定価:問合せ

ヴァシュロンのラグスポモデル・オーヴァーシーズ。厚さわずか8.1mmの薄型ピンクゴールドケースに、3大複雑機構の一つ『永久カレンダー』を搭載したコンプリケーションモデルです。半透明のムーンフェイズも素敵ですね!

ブレゲ クラシック・コンプリケーション

引用:https://www.breguet.com/jp/

ブレゲ クラシック・コンプリケーション

定価:¥28,655,000

『永久カレンダー』と『トゥールビヨン』。2つの超複雑機構を搭載したグランドコンプリケーション。月や曜日を示すインダイヤルの内側までスケルトンになっており、繊細な機械の中身を余すことなく楽しむことができます。ブレゲ針や文字盤外枠のギョーシェ彫りなど、一目でブレゲであると分かるデザインが特徴です。

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー オープンワーク

引用:https://www.audemarspiguet.com/ja/

オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー オープンワーク

定価:問合せ

オーデマ・ピゲのフラッグシップモデル・ロイヤルオーク。ブラックセラミックケースに『永久カレンダー』を搭載したバリエーションです。ブラックのボディに浮かぶ月相は、ジュウ渓谷の夜空を思わせる美しさ。文字盤とインダイヤルの外周部分がスモークになっており、柔らかく透かすという技ありなデザインも魅力です。

クロノグラフ搭載のスケルトンウォッチ

続いて、超複雑とまではいかないものの、動きの速さが楽しい機構クロノグラフ。スケルトンのクロノグラフと言えば、LVMHグループの3ブランドが得意とするところ。

ゼニス クロノマスター グランドデイト フルオープン

引用:https://www.zenith-watches.com/

ゼニス クロノマスター グランドデイト フルオープン

定価:¥1,430,000

ゼニスの名機エルプリメロを搭載したスケルトンウォッチ。無駄のないシンプルなムーブメントは、地金部分も飾り気がなく、硬派なイメージ。二桁表示のデイトも、6時位置のムーン&サンも、どこか控えめなデザインで、エルプリメロとの調和を図っているように見えますね。

引用:https://www.hublot.com/ja/

ウブロ ビッグバン・ウニコ キングゴールドセラミック

定価:¥4,279,000

2009年、自社製ムーブメント・ウニコを搭載して登場した、ウブロのフラッグシップモデル。この時計の特徴は、文字盤6時位置にコラムホイールが見えること。コラムホイールというのは、クロノグラフを動かすためのスイッチにあたるパーツですが、通常は裏側に配置されるものです。表側からこれが見れるというのは、非常に稀な作り。技術的にも素晴らしいですし、デザイン的にも機械好きのニーズをよくわかっていて、好印象です。

タグ・ホイヤー カレラ ホイヤー02

引用:https://www.tagheuer.com/jp/ja/

タグ・ホイヤー カレラ ホイヤー02

定価:¥709,500

タグ・ホイヤーの新型自社製ムーブメント・ホイヤー02を搭載したモデル。画像は、日本限定のSSモデルです。スケルトンではありますが、文字盤側からですと、そこまでメカメカしいところまでは見えないようになっています。メカをガン見するのは裏からにしておいて、表側はあえてこのくらい控えめにしておく。こんな作りもアリだと思います。

ドレスシーンのスケルトンウォッチ

続いて、ドレスウォッチ。スケルトン仕様のドレスウォッチは、外装デザインのみならず、機械部分をもドレッシーに見せる工夫がなされています。

引用:https://www.credor.com/

クレドール シグノ

定価:¥3,740,000

トノー型のプラチナケースに、薄型の手巻きムーブメントを納めた、ジャパンメイドのドレスウォッチ。植物柄のようにくり抜かれた文字盤には、手掘りの彫金が施されており、和を感じるデザインに仕上げられています。

タンク アシンメトリック スケルトン

引用:https://www.cartierwatchmakingencounters.com/en/prive

タンク アシンメトリック スケルトン

予価:¥7,080,000

2020年の新作モデル。傾けられたプラチナ製ケースに合わせ、斜めに輪列が組まれた手巻きムーブメント。インデックスやインナーフレームでそれを支えているという、高度な技術。カルティエの時計は、デザインも素晴らしいですが、こうした機構への拘りも強く感じることができます。

ブレゲ トラディション

引用:https://www.breguet.com/jp/

ブレゲ トラディション

定価:¥3,993,000

ブレゲヒゲゼンマイやパラシュート機構など、伝統的なブレゲの技術を見ることができるモデル。スケルトンというよりは、文字盤を上にオフセットして、機械部分を見えるようにした構造になっています。中心にあるのがゼンマイが入った香箱で、左側が輪列、右側が脱進機という作りなんですが、地金がなく、すべてブリッジで支えているのが面白い。ここまで機械を見せることに特化させた時計、他にはないのではなかろうか。まるで18世紀の時計を見ているような、不思議な感覚に陥りますね。

変わり種のスケルトンウォッチ

続いて、変わり種のスケルトンウォッチ。

ゼニス デファイ インヴェンター

引用:https://www.zenith-watches.com/

ゼニス デファイ インヴェンター

定価:¥2,244,000

まったく新しいタイプの『オシレーター調速機』を採用した、革新的なモデル。調速機というと、一般的なのはヒゲゼンマイですが、それが発明されたのは17世紀のこと。そこから350年の時を経て、新技術の登場。さて、時代は変わるのか。今後の展開が楽しみなモデルですね。

ユリス・ナルダン フリーク アウト

引用:https://www2.ulysse-nardin.com/jp/

ユリス・ナルダン フリーク アウト

定価:48,000CHF

スケルトンというよりは、ムーブメントが表に飛び出してしまったようなデザイン。長針に輪列が付いている、、、いや、輪列そのものが長針なのか。これ、どうやって動くんでしょうね。

HYT H5

引用:https://hytwatches.jp/

HYT H5

定価:¥7,910,000

こちらも独自機構。針ではなく、流体で時間を表示するという、ぶっ飛んだコンセプトのユニークウォッチ。この液体、特別なものらしく、1リットルで数億円するそうです。

カスタムロレックス

さて、最後にこんなスケルトンウォッチもご紹介しておきましょう。

ARTISANS DE GENEVE ロレックス デイトナ

引用:https://www.artisansdegeneve.com/

ARTISANS DE GENEVE ロレックス デイトナ

ジュネーブのカスタムウォッチメーカーが作る、本気のカスタムロレックス。デイトナ24時間耐久レースで3度の優勝を果たしたレーサー ファン・パブロ・モントーヤ とのコラボモデル。くり抜かれた文字盤の奥には、ロレックスのクロノグラフムーブメントcal.4130が。これはトリハダものです。