※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「タグホイヤー カレラ キャリバー16 デイデイト CV2A1S.BA0799 実機レビュー!」の書き起こしです。
タグ・ホイヤーカレラキャリバー16デイデイトの実機レビューお送りしていきます。カレラの登場は1963年。
4代目当主ジャック・ホイヤーによって生み出されたレーシングクロノグラフです。
過酷なカーレース用として、視認性と丈夫さを追求。当時のダッシュボードクロックの性能を一新する形での、発表となりました。
目次
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タグホイヤー カレラ キャリバー16 デイデイト CV2A1S.BA0799の基本スペックと機能
- モデル:カレラ キャリバー16 デイデイト
- 型番:CV2A1S.BA0799
- 製造年:–
- ケース&ベルト素材:ステンレススチール
- ケースサイズ:43mm径16mm厚
- 新品時重量:–
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.16
- ベゼルタイプ:タキメーターベゼル
- パワーリザーブ:42時間
- インデックス:アラビア
- 定価:¥555,500
基本機能は、センターに時分針。9時位置にスモールセコンド。3時位置には日付と曜日の表示があります。
クロノグラフ機能は、センターに秒計測の針、12時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計を表示。防水性能は100mです。
搭載される機械は、キャリバー16。汎用型自動巻きクロノグラフの名機ETA7750をベースにタグ・ホイヤーが改良を加えたもの。ベースが汎用機なので、部品の供給が安定している点もメリット。
ETAはムーブメント専用のメーカーですが、現在はスウォッチグループ外への供給を制限しています。LVHMグループに属するタグ・ホイヤーでの使用は、今後はなくなってしまうかもしれません。新品は今しか買えないかも。
リューズでの操作は、ゼンマイの手巻き、日付のクイックチェンジ、曜日のクイックチェンジチェンジ、および長針の調整が可能です。クロノグラフのプッシャーボタンは、特にロック等がないので、使いたいタイミングですぐに使用することが可能になっています。
タグホイヤー カレラ キャリバー16 デイデイト CV2A1S.BA0799の外装デザイン
ケースは、ステンレススチール製。サイズは35mm径13mm厚。手巻きですが、丈夫さを重視しての作りなので、ダイバーズウォッチ並みの厚みがあります。
とは言え、水平クラッチという構造ながら、35mm径に収めた技術は素晴らしい。風防素材はプラスチック製。ふっくらと膨らんだ形状は、レトロな雰囲気。
ブレスレットは、パンチングレザーを採用。レーシングウォッチらしく、スポーティーな印象ですね。なので、機械だけ他社製というのは、旧作ならではの楽しみ方なんですよね。TAGグループ統合前のホイヤー旧ロゴも、いい感じにヴィンテージ感を演出しています。
カレラというモデル、実は1980年代初期に一度、市場から姿を消しています。ブランド自体が業績不振だった時代ですね。
それが復活したのは1996年のことです。現在多くのラインナップがあるモデルですが、35mmサイズというのは現行品にはありません。
ケース側面が垂直に切り落とされているので、こうして見てみると、実際の数値よりも大きく見えますね。