※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「モダンなデカ厚!タグ・ホイヤー フラグメントデザイン コラボモデル第2弾!ホイヤー02クロノグラフ CAZ201A.BA0641 実機レビュー!」の書き起こしです。
タグ・ホイヤーとフラグメントデザインのコラボモデルキャリバーホイヤー02クロノグラフの実機レビューお送りしていきます。
フラグメントデザインは、日本のクリエイター藤原ヒロシ氏が率いるデザインプロジェクト。タグ・ホイヤーとは2018年に一度コラボしており、その時はカレラというモデルをベースに、39mmサイズのカスタムモデルを制作しました。
今回第2弾となるコラボウォッチは、フォーミュラ1のCケースというモデルをベースにリデザインされた、44mm径の大判スポーツモデルです。
目次
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世界限定500本で発売され、ショーケースに並ぶことなく売り切れてしまったといわれる激レアピース。70年代のレーシングクロノグラフを大胆かつスタイリッシュにアレンジ。ヴィンテージとモダンを掛け合わせたデザインにぜひ注目してご覧ください!
CAZ201A.BA0641の基本スペックと機能
- モデル:ホイヤー02クロノグラフ
- 型番:CAZ201A.BA0641
- 製造年:2020年(限定500本)
- ケース&ベルト素材:ステンレススチール
- ケースサイズ:44mm径
- 新品時重量:–
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:100m
- ムーブメント:キャリバーホイヤー02
- ベゼルタイプ:タキメーター
- パワーリザーブ:80時間
- インデックス:ポイントマーカー
- 定価:¥660,000(税抜)
基本機能は、センター時分表示に、6時位置には日付表示。クロノグラフの秒針はセンターの赤い針。3時位置9時位置の積算計、およびベゼルに記載されたタキメーターと合わせて使用します。
機能面で面白いのは、通常の時間表示用の秒針を省いている点。このモデル、キャリバーホイヤー02というブランド最新のムーブメントを搭載しています。普通であれば6時位置の小窓に秒針が装備されているはずなんですが、見ていただいて分かる通り、秒針がない。
70年代に発売されていた元々のモデルは、小窓が3つあり、そのうち一つは秒針でした。ヘリテイジデザインをあえて壊すため、機能ごと取り払う必要があったのかもしれませんね。
CAZ201A.BA0641の外装デザイン
ケースは、44mm径のステンレススチール製。裏面にはレッドサファイアクリスタルが使用され、その奥にムーブメントを覗き見ることが出来ます。裏蓋がガラスでシースルーというのは良くある仕様かと思いますが、赤いガラスというのはこれまでにあっただろうか。非常に斬新なデザインですね。
ケース形状、ミドルケースは薄く、ベースは70年代初頭に流行したCケースという、クラシックテイストな形状になっています。しかし、裏蓋とベゼルは厚い作りに。パーツで厚みを出すことで、ヴィンテージライクなスポーツウォッチへと変化させている。そんな印象です。
ブレスレットは、5連タイプ。中コマがポリッシュ仕上げになっており、動かすたびに光を反射する。ラグジュアリーな雰囲気を漂わせます。バックルは、ワンタッチ両開きタイプ。
文字盤に配置される数字が少ないため、ベゼルのタキメーターが浮き出て見えますね。きっとここもレーシングクロノグラフ故に拘ったポイントかと思われます。吸い込まれるようなブラックのフェイスに、真っ赤な針の組み合わせは、この距離で見てもインパクト大。
44mm径という迫力あるケースサイズもいいですね!シンプルなTシャツスタイルにも絶対に似合う。藤原ヒロシ氏曰く、ヴィンテージから見た近未来つまり現代を表現しているのだとか。そんなカッコいいセリフ、言ってみたい。笑
今回のコラボモデルでは、前回カレラの時にできなかったメタルブレスのデザインにチャレンジできたことも良かったとのことです。