2018.02.27

ロレックスの買取が拒否される3つのケース

ロレックスの買取を拒否されるケース

腕時計ブランドの中でもトップクラスのリセールバリューを誇るロレックスですが、全ての時計が高い金額で売れる訳ではありません。ものによっては数万円程度の価値しかつかない場合や、時には買取を拒否されるケースもあります。今回は買取を拒否されるケースについて、まとめてみました。

目次

  • ロレックスの買取価格は『基本的に高い』
  • ロレックスの買取を拒否されるケースとは
  • まとめ

ロレックスの買取価格は『基本的に高い』

ロレックスの買取価格は、他の高級腕時計ブランドと比較しても、非常に高額な設定になっています。

参考記事はこちら
ロレックス買取相場|他ブランドとのリセールバリューを比較

上記記事より一部抜粋しますが、

例えば、ロレックスの人気スポーツモデルであるサブマリーナデイトは、換金率(定価と買取価格の比率)80%を超えるのに対し、同ジャンルのオメガの人気モデルであるシーマスタープラネットオーシャンの場合は、換金率45%程度となります。

ロレックスの買取価格が高い理由は様々ありますが、一言で言ってしまえば、圧倒的なブランド力です。時計の完成度はもちろん、認知度や人気においても、他ブランドを圧倒する価値を有しているのがロレックスというブランドです。

詳細はこちらの記事でまとめておりますので、ご一読ください。
ロレックス 換金率 【高額査定の理由】

ロレックスの買取を拒否されるケースとは

さて、散々高い高い言っておきながらも、今回は買取を断られてしまうケースについて触れておきたいと思います。

買取を拒否されるケースその1、偽物であるとき

ロレックスの買取は、何度も言っている通り高額です。しかしながら、(当たり前ですが)ロレックスの偽物にはまったく値段がつきません。

個人売買やネットオークションなどで購入した場合、残念ながらスーパーコピーであったというケースも少なからずあり、その場合は買取店に持ち込んでも買取を拒否されてしまいます。

その際は『買取基準を満たしていません』などと、やんわり拒否されます。このフレーズを聞いたら、『あ、偽物なんだな』と静かにひとり納得する他ありません。

ただし、偽物にも何パターンかあり、本物と偽物の複合によるいわゆるガッチャマンも存在します。その場合はパーツでの買取が可能ですので、親切なお店であればうまく導いてくれることでしょう。

買取を拒否されるケースその2、盗品であるとき

ロレックスの買取を拒否される2つ目のケースは、盗品であった場合です。これはなかなか遭遇しないケースですが、やはり個人売買で入手した場合に、極稀に盗品に当たってしまうことがあるようです。

その個体に対して盗難届が出ていた場合、買取店はそのシリアルナンバーを控えていますので、照合次第警察に連絡を行います。そして盗品を持ち込んでしまった本人は、事情聴取を受けることになります。

盗品と知らずに買ってしまっていた場合、もちろん罪にはなりませんが、買取自体は成立せず、時計は警察に没収されてしまうので、怪しい販売者からは買わない方が無難ですね。

合わせて読みたい
メルカリでロレックスの売買|ナシではないがおすすめはしない理由

また、盗品じゃない場合でも、シリアルナンバーが傷ついて消えてしまっていたりすると、盗品と疑われて買取拒否されることもあります。

買取を拒否されるケースその3、素人仕事のカスタム品

買取拒否される3つ目のケースは、カスタムし過ぎてしまった個体です。

ロレックスのカスタム品は、多くのバリエーションが流通していますが、プロショップが扱うものはどれもロレックスの良さを引き出すようなカスタムを行なっています。

良いカスタムの例としては、アフターダイヤモンドなどの追加宝飾があります。

↑ デイトナイエローゴールドのアフターレインボーベゼル。こちらはオリジナルよりも価値があります。

写真のようなプロショップが行なったカスタムであれば、元以上の価値になることも多々ありますが、逆に素人仕事のカスタムの場合は、買取価格がまったくつけられないものもあります。

簡単に言うと、素人によって極度な『カスタムごっこ』をされてしまったロレックスは、ロレックスと見なされずに買取を拒否されることがあります。

ただし、こちらも偽物の時同様に、オリジナルで保たれているパーツがあれば、パーツでの買取が可能です。特に金無垢素材の場合は、18KGとしてのグラム買取も可能ですので、諦めずに売れるお店を探しましょう。

まとめ

いかがでしたか?概ね上の3つは買取拒否の対象になりますが、買取店によって、また査定士によっても、拒否する判断基準は微妙に異なりますのでご注意ください。

一人の査定士に拒否された場合でもそこで諦めず、追加でもう数人の査定士に相談してみると良いかもしれませんね。その際は、業態の異なるお店に持ち込んでみるのも良い手になると思います。