2018.03.14

2018年 購入すべき おすすめ金無垢アンティーク・ロレックス 3選

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ロレックスおすすめ金無垢アンティーク

いろいろなものが流行しては消えていく現代において、流行り廃りがないと言っても過言ではない機械式腕時計の世界。特に面白いのは、アンティーク市場の金無垢モデルたちで、購入を狙っている方も多いのではないでしょうか。2018年、おすすめの注目モデルをご紹介します。

目次

  • アンティーク・ロレックス とは
  • 2018年は金無垢アンティーク・ロレックスが熱い
  • 購入すべきおすすめの金無垢アンティーク・ロレックス3選
  • まとめ

アンティーク・ロレックス とは

ロレックスのモデルは、製造年やリファレンスナンバーの桁数によって、ざっくりですが以下のように分類されます(店舗やサイトによって若干異なります)。

現行モデル:
6桁リファレンスナンバー。現在正規店で新品購入可能なモデル。

先代モデル、先々代モデル(旧モデル):
5桁および一部の6桁リファレンスナンバー。現行モデルの前作〜前々作。

ポストビンテージ(ネクストヴィンテージ):
1980年代〜2000年頃に生産されたモデルのうち、コレクターニーズが強いモデル。後にプレミアムヴィンテージとなる可能性が高い。
2018年 注目したいネクストヴィンテージロレックス 3選

ヴィンテージ、アンティーク:
1980年以前の製造モデル。ヴィンテージとアンティークとでは、厳密には意味が異なりますが、今回は同様の扱いにて進めていきます。

2018年は金無垢アンティーク・ロレックスが熱い

急に雑誌の見出しのような言い回しになってしまいましたが…現在ロレックスはほとんどのモデルが高騰状態になっており、特にステンレス製のスポーツモデルはかなりの高額で取引されています。

この値上がり現象は、世界的な品薄によって起きていますが、そもそも時計としての本来の価値から大幅にずれた価格設定になっていることには賛同し難い。

本来の価値は、メーカーが決めた『定価』なのであって、それを超えた価格で販売されているということは、転売目的の業者が間にいるということです。

そういった意味でも、純粋に時計の価値を楽しめるのは、にわかな高騰の煽りを受けていない金無垢素材のアンティーク・ロレックスなのです。

アンティークの価値とはなにか

アンティーク・ロレックスの価値とは、スバリ『古いものを維持してきた』という付加価値です。

機械式時計の中身(ムーブメント)をご覧になったことがある方はお分かりになると思いますが、非常に細かい無数の部品が複雑に組み重なっています。これらは使用年数と共にすり減り、交換が必要になります。

時代が経てば経つほどに、多くの部分に痛みが生じ、メンテナンスを諦められてしまう個体も多くあるため、次第に生きている個体数が減少していくのは仕方がないことです。

それをいかに新品のときに近い状態で維持し続けられるか。その技術の結果が、アンティーク・ロレックスとしての価値となります。

購入すべきおすすめの金無垢アンティーク・ロレックス3選

では、2018年おすすめのアンティーク・ロレックスを紹介していこうと思います。

1、デイデイト Ref.1803

ロレックス買取デイデイト1803

まず一本目は、デイデイトの3rdモデルRef.1803。

デイデイト Ref.1803 基本スペック
製造年:1960年代〜1970年代後半
ケース素材:18Kゴールド
風防:プラスチック
防水性能:50m
ケースサイズ:36mm径×12mm厚
ムーブメント:cal.1555、cal.1556

アンティーク・ロレックスの中では、比較的製造年数が長く、人気も高かったためユーズド品の流通量も豊富です。

ロレックスのトップモデルも、この世代なら現実的な価格です。アンティークらしいロービートのムーブメントが楽しめるのもおすすめポイント。

ユーズド販売価格:
¥690,000 〜 ¥1,390,000

純正ブレスレット品は高価ですが、社外レザーブレス品であれば100万円以下で状態の良い個体が入手可能です。ビジネスシーンでのステータスシンボルとしても重宝すること間違い無し。

2、オイスターパーペチュアル Ref.6567

ロレックス買取アンティークオイスター6567

おすすめ2本目はシンプルな3針モデル。オイスターパーペチュアルRef.6567です。

オイスターパーペチュアル Ref.6567 基本スペック
製造年:1950年代〜1960年代
ケース素材:18Kゴールド or スチール
風防:プラスチック
防水:50m
ケースサイズ:34mm径
ムーブメント:cal.1030,1560,1570,1120

ロレックスオイスターパーペチュアルの4桁リファレンスモデルは、1950年代に登場し、1960年代後半まで製造されました。

Ref.6567は、18Kゴールド製の34mm径ケースのメンズモデル。『3針構造+金無垢素材』の組み合わせは、この時代のオイスターパーペチュアルにしかないバリエーションなので、激シブの一品をお探しの方にこそ、ぜひおすすめしたいモデルです。

ユーズド販売価格:
¥415,000 〜 ¥950,000

アンティーク・ロレックスファンからの支持がとても厚いモデルなので、見つけるのは一苦労かも。特に名機と名高いcal.1570の個体は見つけたら即買いレベルです。

3、GMTマスター Ref.1675/8

ロレックス買取gmtマスターゴールド1675

おすすめ3本目はアンティーク・スポーツロレックスの人気モデルGMTマスターのセカンドモデル。アンティーク・ロレックスの話題になると、必ずと言っていいほど登場するキーワード【フジツボダイヤル】の時代真っ只中に製造されたモデルです。

GMTマスター Ref.1675/8 基本スペック
製造年:1960年頃〜1980年
ケース素材:18Kイエローゴールド
風防:プラスチック
防水性能:50m
ケースサイズ:40mm径
ムーブメント:cal.1570

ユーズド販売価格:
¥2,215,000 〜 ¥8,730,000

フジツボダイヤルの中でも、さらにマット調か光沢か、王冠の仕様もアップライトになっているか、などと価値が細分化されている非常に面白いモデルです。

流通量が少ないため、良い個体にめぐり逢うまでには時間がかかりそうですが、裏を返せば今後さらに入手が困難になるであろう激レアロレックス予備軍とも言えます。(すでに激レア感ある価格ですが)

まとめ

以上、2018年注目の金無垢アンティーク・ロレックスをご紹介してきましたが、いかがでしたか?今回紹介しきれなかったものもいくつかあるので、また別の記事にて触れたいと思います。

アンティーク世代のロレックスは、今後ますます値上がりしていくことを楽しめるものもあれば、アンティース世代だからこそお得に購入できるものもあれば、その時代にしかない仕様もあればと、多様性に富む魅力が満載です。

ミーハーな意見に踊らされることなく、純粋に楽しめる金無垢アンティーク・ロレックス。ぜひ一本チャレンジしてみてはいかがでしょうか。