今回は、ユーズドロレックスの売買における、絶対に知っておいた方がいい超基礎知識をご紹介します。最近特に活気のあるロレックスの中古市場。販売も買取も非常に盛り上がっております。
ただ、一口に中古ロレックスといっても、状態や製造年式によって価値が変わり、なおかつ買取店によっても査定額に差が生じるという世界です。
目次
- ユーズドロレックスの定義と価値判断
- ユーズドロレックスの分類と特徴
- まとめ
ユーズドロレックスの定義と価値判断
一般的には、一度誰かに使用されたものを『中古ロレックス』『ユーズドロレックス』と定義し、前使用者の使い方によるコンディションと、製造年や仕様によって価値が決められています。
それに加え、特に買取においてですが、買取店の選び方によっても価値が変化します。ですので、『対応が微妙なお店では、買わないし、売らない』ということを鉄則として覚えておきましょう。
ロレックスの買取業態はいろいろありますので、
>> 【ロレックス買取】おすすめの売り先ガイド
買取店をビジネスモデルという視点から判断するなら、
>> ビジネスモデルから見る【ロレックス高価買取】のコツ
買取に出すモデル(または入手したいモデル)の相場観をある程度事前にチェックしておく事もお勧めします。それをベースに、修理や定期メンテナンスの履歴もしっかり伝え、買取査定額にどう反映されるかも、必ずチェックしましょう。
その他、付属品が揃っているかどうか、きちんとメンテナンスされているか、なども価値判断の大事なチェックポイントになります。
ロレックスの売買において、基本となる『やるべきこと』は、
>> ロレックスを売ると決めたら まずやるべき 3つのこと
ユーズドロレックスの分類と特徴
次にユーズドロレックスの分類ですが、大まかには以下の通り分類されます。
未使用品
・・・ 一度誰かに販売または贈答され、一度も使用されないまま何らかの理由により不要となり、買取店に持ち込まれたロレックス。
アウトレット品、デットストック品
・・・ 一度も誰の手にも渡っていない「新品」のうち、長期にわたり在庫されていたため、保証書などの期限が切れていたり、トレンドとズレていたりするロレックス。
ユーズド品
・・・ 一度以上誰かに販売または譲渡され、実際に使われたことのあるロレックス。ユーズド品の中で細かい分類があり、中古品AやBなどと表記される。
新品同様(S)
未使用の品物ですが、ケース保護シールが剥がされているものや、国際保証カードに個人名が明記されていたりと上記新品条件を満たしていない品物です。付属品全て完備。中古良品(A)
多少の傷はありますが、使用頻度も少なくきれいにご使用されていた品物です。
※外/内箱・ブレス駒付属。中古品(B)
中小の傷があり、普段使いでご使用をされていた品物です。引用:質屋さんドットコムさま
ヴィンテージ品
・・・ アンティークと呼ぶほど古いモデルではないが、希少価値の高いロレックス。代表的なものでは、デイトナRef.16520の最終P品番や、エクスプローラー2のアイボリーダイヤルなどがある。
アンティーク品
・・・ 時代的価値や希少的価値が上乗せされるロレックス。代表的なものでは、手巻きデイトナや赤サブなどがある。
赤サブこと、サブマリーナRef.1680の買取情報は、
>> アンティーク ロレックス サブマリーナ 1680 買取調査
まとめ
中古ロレックスの価値は、前使用者の使い方による現在のコンディションにより、おおまかに分類され、参考価格が決められます。自分のロレックスがどこに分類されるかを事前に把握しておけば、買取り査定額の予測がつけやすくなりますね。
また、基本となるロレックス買取りの参考価格はお店によって異なります。買取りに出す場合は、状態(コンディション)を把握し、ある程度の相場観を把握したら、『どこに売却するか』を慎重に選ぶようにしましょう。
逆に、中古ロレックスの購入を検討する際は、ロレックス特有の『販売価格差が小さい』という特徴を理解しておく必要があります。
ロレックスは部品ひとつひとつに価値がある時計ですので、買取りの時点で壊れていたか動いていたかの判断は、見ただけではわかりません。細かい点までコンシェルジュに質問しながらじっくり選びましょう。
ロレックスは壊れていても高価で取引されています。
>> ロレックス買取価格が壊れていても高額査定になる理由
大事なことなのでもう一度書きますが、『対応が微妙なお店では、買わないし、売らない』ということは、ロレックス買取においても、購入においても、鉄則として覚えておきましょう。