2020.10.19

30代男性のための格上げ腕時計 おすすめ4モデル

【レコメンド】30代格上げウォッチ

※この記事はウォッチ買取応援団としてYoutubeにアップした動画、「30代におすすめ!自分を高める格上げ腕時計4選!(ヴァシュロン・コンスタンタン、ショパール、ブレゲ、ロレックス)」の書き起こしです。

毎回テーマに沿って、おすすめの腕時計をご紹介するコーナー。本日のテーマは、30代におすすめしたい格上げ時計です。

青臭さを引きずりながらも、社会の主役として躍進していく30代!これからの活躍を鼓舞してくれるような時計、4本ほどチョイスしてみました。

本日もおすすめモデルごとに、簡単なストーリーも交えてお伝えしてきます。お楽しみいただければ幸いです。

目次

↓動画でもご覧いただけます。

ヴァシュロン・コンスタンタン フィフティシックス

では早速1本目!ヴァシュロン・コンスタンタンフィフティシックス・オートマチック。2018年に登場したブランド最新シリーズです。

ヴァシュロン・コンスタンタンと言えば、世界3大時計。1755年スイス・ジュネーブで創業。約260年と非常に長い歴史を持ち、多くの貴族や王族に愛されてきたブランドです。

フィフティシックス

引用:https://www.vacheron-constantin.com/jp/

ヴァシュロンが作り出す時計の特徴は、内部の作り込みは言わずもがな。特筆すべきは、卓越したデザインセンスだと思います。

ヴァシュロン・コンスタンタン1755年の作品

引用:https://www.vacheron-constantin.com/jp/

こちらは、ブランドの創業者ジャン=マルク・ヴァシュロンが製作した最初の時計。ローマ数字とアラビア数字の両刀使いに、太陽の様な針。そして甲冑のようなケースと、非常に独創的なデザインで仕上げられています。

ヴァシュロンの時計は、時計職人としての高い技術と美しいデザインを武器に、世界の貴族に愛される存在になっていったわけです。

さて、フィフティシックス。改めてそのデザイン、見てみましょう。

フィフティシックスのおすすめポイント

引用:https://www.vacheron-constantin.com/jp/

マルタ十字のハンド部分を模したラグに、そこから流線形で繋がるリューズガード。単なる塊ではなく、点と点が見事に重なりあって一体感を作り出している。そんな印象のケース形状。

そして文字盤内。アラビア数字とバータイプのインデックスを囲うように、2重に配置されたミニッツサークル。内円と外円、さらにその外側部分で、それぞれ仕上げが異なっている点もポイントですね。

ヴァシュロン・コンスタンタンらしさ溢れるデザインに、心奪われること間違いなし。3大ブランドの時計を30代で持つ。テンションあがりますよね!

ただ心配なのは、雲上というくらいですから、きっとお高いんでしょ?ということ。が、決してそんなことはなく、フィフティシックスをおすすめしたい理由には、リーズナブルな価格設定というのもあるんです。

リーズナブルといっても、雲上ブランドの中では、という感じですが。レザーストラップのもので、定価¥1,337,600。同ブランドのラグジュアリースポーツモデルオーヴァーシーズが約220万円ですから、100万円台というとかなり優しい。頑張れば手が届く価格設定。されど3大ブランド。

ブランドの力を借りて躍進!または時計に負けていないか、日々自分をチェックするものとしてもぜひ!

ショパール アルパインイーグル

続いて、2本目のおすすめモデル。ショパール アルパインイーグル。2019年秋に登場した新作モデルです。

アルパインイーグル

引用:https://www.chopard.jp/

ショパールの創業は1860年のスイス・ソンヴィリエ。ロシア皇帝に時計を納めるなど、時計メーカーとしての実績もさることながら、ハイジュエリーの製作も行っており、世界のセレブのニーズを熟知している。まさにハイエンドなブランドです。

アルパインイーグル、以前にも取り上げておりまして、デザイン・素材・誕生ストーリーの3つが魅力ですとお伝えしました。

→ 新作クローズアップ!ショパール アルパインイーグル

で、今回のテーマ。30代のための格上げウォッチということで見た場合、強く押し出したいのは、誕生ストーリーの部分ですね。

サンモリッツ

引用:https://www.chopard.jp/

元となったのは1980年に発売されたこちらの時計。サンモリッツというモデルです。クォーツショック後、ブランドの新たなチャレンジとして誕生したこのモデル。企画したのは、当時まだ20代だった現ショパール社長のフリードリッヒ・ショイフレ氏。

当時の社長である父カールとの熱いバトルがありつつも、若き才能の大きなチャレンジは見事成功。サンモリッツはブランドのベストセラーとなりました。

そして2019年のアルパインイーグル。企画したのは、フリードリッヒの息子フリッツ・ショイフレ氏。またしても世代を渡る熱い親子バトルが勃発。最後は父が根負けし、息子フリッツが世代交代の切符を手にしたというわけです。

世代交代の象徴

引用:https://www.chopard.jp/

アルパインイーグルは、親子3代、世代交代を巡る熱いバトルの末に生まれた、若い力の象徴と呼べる時計なのではないでしょうか。

サンモリッツから、8本のビス止め構造と3列ブレスレットを引き継ぎつつ、モダナイズされたデザイン。鷲の目を模した文字盤デザインは、鋭くもあり、優しくもある。

世界を俯瞰し、勝負所を見極める。そして世代交代に打って出る!野心溢れる30代にぜひおすすめしたいモデルです。気になる価格は、画像のもので定価147万円。

ロレックス スカイドゥエラー

続いて、おすすめ3本目。ロレックス スカイドゥエラー。2012年に登場した年次カレンダー搭載モデル。ブランド切っての複雑機構搭載モデルです。

スカイドゥエラー敢えて狙いたい異質な存在

引用:https://www.rolex.com/ja/

抜群の知名度と人気を誇るロレックスですが、故にミーハーと思われてしまうのも事実。実用ブランドとしては、間違いなく世界トップクラスの実力を持っているブランドなんですが、ミーハーイメージが先行してしまい、欲しいけど買うのを躊躇してしまうという方、意外と多いのではないでしょうか。

そこで提案したいのが、あえて人気ど真ん中のモデルを外すという選択。スカイドゥエラーはまさにそれ。

まずスカイドゥエラーというポジションですが、スポーツモデルではありません。なので、デイトナやサブマリーナなどとは異なります。かといって、デイトジャストのようなスタンダードモデルなのかというと、そっちでもない。

複雑機構を搭載しているというだけで、横に並べるのは、カウントダウンタイマーを備えたヨットマスター2くらいでしょうか。しかしヨットマスター2はスポーツモデルですから、またちょっと違う立ち位置ですよね。

また、42mmというケースサイズも、人気モデルでは展開が少ないもの。デイトナやは40mm、サブマリーナーは41mm、エクスプローラー1は39mm、デイトジャストは41mmと36mm、デイデイトは40mmと36mm。こんな感じで42mmというと、エクスプローラー2と、新作のヨットマスターくらいしかないんですよね。

つまり何が言いたいかというと、スカイドゥエラーはロレックスの中では異質な存在であるということ。人気路線とは外れたところにあるロレックスの高級モデル。デイトジャストだと物足りない。デイデイトはまだ早い。SSスポーツはミーハー過ぎる。

そう思っているあなた!ぜひ一度スカイドゥエラーを検討してみてはいかがでしょうか。価格は画像のもので、定価¥1,564,200です。

ブレゲ マリーン

ラスト、4本目のおすすめモデルはこちら。ブレゲ マリーン。5大ブランドの一角ブレゲが誇る名作モデル。2019年にリニューアルされ、新たにチタン製ケースが採用されました。

ブレゲマリーン強さと冒険心

引用:https://www.breguet.com/jp

ブレゲの創業は、1775年のフランス。時計の進歩を200年早めたと言われる天才時計師アブラアン=ルイ・ブレゲによって創設されました。

ブレゲの歴史上の顧客リストには、ヴィクトリア女王、ナポリ王妃、マリー・アントワネット、ロッシーニ、ナポレオン・ボナパルトなど、ヨーロッパの王族・貴族たちの名前が並びます。

大衆時計ではなく、上流階級の時計として確固たる地位を築き上げてきたブレゲの時計を、30代で。なかなか痺れる提案だと思います。

しかし、おすすめしたい理由は、貴族ウォッチだからというわけではありません。マリーンという時計のコンセプトが、30代という時期にピッタリだと思ったからです。

ブレゲマリーン

引用:https://www.breguet.com/jp

マリーンは1990年に発売したモデルなので、ブランド史においてはかなり新しいモデルになりますが、これもまたドラマチックな誕生背景があるんですよ。

その誕生背景というのが、大航海時代なんですよね。地球が丸いということを、人類が身をもってわかっていった時代です。コロンブスがアフリカを周回せずにインドに行くには、、、西から行ってみよう!と、行ってみたら着いた先はアメリカだった。

のように、移動する距離を伸ばした人類が、世界の壮大さを知っていった時代です。その過程で緯度というものが定められ、自船の緯度を確認するために、船用の時計が必要になった。そこで登場したのがマリンクロノメーターという時計なのですが、フランス海軍用にそれを作っていたのがルイ・ブレゲだったんですね。

→ 名作誕生秘話!ブレゲ マリーン の高貴な佇まい そのルーツは大航海時代にあった!

マリーンはその歴史的偉業を称えるとともに、現代のニーズに合わせたものとして誕生しました。

大航海時代、危険を顧みず海に挑んだ男たち。彼らの強さと冒険心を、腕時計という形で身に纏う。30代、世の荒波を乗り越える世代には、ピッタリの時計なのではないでしょうか。

価格は画像のもので、定価¥2,068,000です。