1963年に登場したロレックスのクロノグラフウォッチ、コスモグラフ・デイトナ。歴代モデルすべてがプレミアモデルになっている KING OF ROLEX です。
現行モデルはもちろん、ヴィンテージモデルやアンティークモデル、ゴールドモデルまで、幅広く人気のあるモデルであるため、高価買取につながりやすい高級ブランド時計です。
デイトナの最新の買取相場や、これまでの相場推移、デイトナを売るときの「よくある質問」をまとめて紹介します。
ページの構成は、下記の通りです。
モデルからデイトナの買取相場を探す
- デイトナ116500LN(現行SS)買取
- デイトナ116520(先代SS)買取
- デイトナ16520(先々代SS)買取
- デイトナ(コンビ)買取
- デイトナ(イエローゴールド)買取
- デイトナ(ホワイトゴールド)買取
- デイトナ(エバーローズゴールド)買取
- デイトナ(プラチナ)買取
- 手巻きデイトナ買取
ロレックス デイトナ買取相場表(モデル別/新品・中古)
現在、買取応援団にて調査済みの買取相場を、一覧にまとめました。
商品名のリンクから、各モデルの買取相場の詳細を確認できます。
ロレックス デイトナSSモデル の買取相場表
商品名(モデル/型番) | 中古の買取価格相場 | 新品の買取価格相場 |
デイトナ ホワイト 116500LN |
¥1,632,000 | ¥2,750,000 |
デイトナ ブラック 116500LN |
¥1,508,000 | ¥2,520,000 |
デイトナ 116520 |
¥1,125,000 | ¥3,200,000 |
デイトナ 16520 |
¥1,695,000 | ¥6,000,000 |
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ロレックス デイトナコンビ の買取相場表
商品名(モデル/型番) | 中古の買取価格相場 | 新品の買取価格相場 |
デイトナ コンビ 116503 |
¥990,000 | ¥2,000,000 |
デイトナ コンビダイヤ 116503G |
¥1,092,000 | ¥2,150,000 |
デイトナ コンビシェルダイヤ 116503NG |
No Data | ¥0 |
デイトナ コンビ 116523 |
¥825,000 | ¥1,800,000 |
デイトナ コンビダイヤ 116523G |
¥900,000 | ¥1,900,000 |
デイトナ コンビシェルダイヤ 116523NG |
¥848,000 | ¥1,600,000 |
デイトナ コンビ 16523 |
¥700,000 | ¥1,600,000 |
デイトナ コンビダイヤ 16523G |
¥810,000 | ¥1,260,000 |
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ロレックス デイトナ金無垢、プラチナ の買取相場表
商品名(モデル/型番) | 中古の買取価格相場 | 未使用品の買取価格相場 |
デイトナ イエローゴールド 116508 |
¥1,725,000 | ¥4,400,000 |
デイトナ イエローゴールドダイヤ 116508G |
¥2,700,000 | ¥3,100,000 |
デイトナ イエローゴールドシェルダイヤ 116508NG |
No Data | ¥0 |
デイトナ イエローゴールド 116528 |
¥1,550,000 | ¥2,550,000 |
デイトナ イエローゴールドダイヤ 116528G |
¥2,020,000 | ¥2,400,000 |
デイトナ イエローゴールドシェルダイヤ 116528NG |
¥2,200,000 | ¥3,200,000 |
デイトナ イエローゴールドシェル 116528NR |
¥1,700,000 | ¥2,700,000 |
デイトナ イエローゴールド 116518 |
¥1,500,000 | ¥3,000,000 |
デイトナ イエローゴールド 116518LN |
¥1,890,000 | ¥3,500,000 |
デイトナ イエローゴールドダイヤ 116518G |
¥1,300,000 | ¥2,100,000 |
デイトナ イエローゴールドシェルダイヤ 116518NG |
¥1,560,000 | ¥2,175,839 |
デイトナ イエローゴールド 16528 |
¥1,600,000 | ¥1,900,000 |
デイトナ イエローゴールドダイヤ 16528G |
¥2,020,000 | ¥2,400,000 |
デイトナ イエローゴールド 16518 |
¥950,000 | ¥1,150,000 |
デイトナ ホワイトゴールド 116509 |
¥1,320,000 | ¥3,600,000 |
デイトナ ホワイトゴールド 116509ZER |
¥2,585,000 | ¥3,400,000 |
デイトナ ホワイトゴールドダイヤ 116509G |
¥1,980,000 | ¥3,886,835 |
デイトナ ホワイトゴールドシェル 116509NA,NR |
¥2,203,200 | ¥2,550,457 |
デイトナ ホワイトゴールドシェルダイヤ 116509NG |
¥2,000,000 | ¥3,472,219 |
デイトナ ホワイトゴールド 116519 |
¥1,080,000 | ¥2,250,000 |
デイトナ ホワイトゴールド 116519LN |
¥2,040,000 | ¥3,400,000 |
デイトナ ホワイトゴールドダイヤ 116519G |
¥1,360,000 | ¥3,022,542 |
デイトナ ホワイトゴールドシェルダイヤ 116519NG |
¥1,080,000 | ¥2,250,000 |
デイトナ ホワイトゴールドメテオライト 116519met |
¥1,380,000 | ¥2,600,000 |
デイトナ エバーローズゴールド 116505 |
¥2,320,000 | ¥3,950,000 |
デイトナ エバーローズゴールドダイヤ 116505A |
¥3,100,000 | ¥4,100,000 |
デイトナ エバーローズゴールド 116515LN A |
¥2,350,000 | ¥2,530,000 |
デイトナ エバーローズゴールド 116515LN |
No Data | ¥3,000,000 |
デイトナ レパード 116598SACO |
¥2,700,000 | ¥3,700,000 |
デイトナ プラチナ 116506 |
¥4,080,000 | ¥7,400,000 |
デイトナ プラチナダイヤ 116506A |
¥5,550,000 | ¥5,940,000 |
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ロレックス デイトナ アンティーク(手巻き) の買取相場表
商品名(モデル/型番) | 中古の買取価格相場 | 未使用品の買取価格相場 |
ロレックス デイトナ 6263 |
¥7,452,000 | ¥12,420,000 |
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※買取店のサイト等で買取価格の提示がなかったモデルは、平均的な換金率から算出した推定値となっている場合があります。
※掲載している価格は相場の目安となります。実際の買取金額は、時期や買取店、個体の状態によって大きく変わる場合があります。
ロレックス デイトナ買取の豆知識(目次)
- デイトナ人気モデルの最新相場
- デイトナで高く売れるモデルはどれ?
- デイトナ買取価格の推移
- 買取店別デイトナ査定実績・見積もり比較
- 有名店のデイトナ買取実績(2020年)
- デイトナを売るときによくある質問
- デイトナ誕生の歴史
ロレックス デイトナ人気モデル(値上がりモデル)の最新相場
デイトナの買取相場を提示している16社のWebサイトを調査。その中でも値動きの大きいモデルをピックアップしました。
スポーツモデルのロレックスは、直近数年で全モデルが値上がりしており、デイトナは当然ながら高値になっています。
もともとは手巻きのアンティークモデルが高値取引の対象でしたが、現在は自動巻きになったあとのモデルも軒並み高騰状態です。
特に2016年にモデルチェンジされた新モデルは、定価127万円に対し、実勢価格270万円超え。短期間でとんでもない高値になっています。
モデル名・型番 | 過去の相場 | 最新の相場 |
デイトナ Ref.116500LNホワイト |
~ ¥1,450,000 | ~ ¥2,750,000 |
デイトナ Ref.116500LNブラック |
〜 ¥1,450,000 | ~ ¥2,520,000 |
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デイトナ は、最近の値上がり具合から投資的に購入する人も増えており、結果さらなる高騰を招いている状態です。
人気モデルである理由とは
デイトナの人気の理由は、不動の地位と資産価値。そして他のスポーツロレックスとは異なる歴史背景にあります。
人類の宇宙への挑戦、そしてスピードへの挑戦から誕生したデイトナは、著名人にもファンが多く、ステータスシンボルにもなっています。
また、構造上多くの量を生産できないこともあり、常に品薄状態が続いていることも、人気を後押ししている理由になっています。
ロレックス デイトナ 人気モデルの買取相場表
こちらは、現在の中古・新品の買取相場となります。
モデル名・型番のリンクより、査定相場の詳細を確認できます。
商品画像(デイトナ) | モデル名・型番 | 中古の買取価格相場 | 新品の買取価格相場 | 備考 |
デイトナ Ref.116500LNホワイト |
¥1,632,000 | ¥2,750,000 | 商品のご購入はこちら | |
デイトナ Ref.116500LNブラック |
¥1,508,000 | ¥2,520,000 | 商品のご購入はこちら | |
デイトナ Ref.116520 |
¥1,125,000 | ¥3,200,000 | 商品のご購入はこちら |
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デイトナで高く売れるモデルはどれ?
デイトナの中でも、以下は特に高く売れるモデルとして注目されています。
商品名(モデル/型番) | 買取価格相場(最安値) | 買取価格相場(最高値) |
デイトナ Ref.16520 P品番 |
¥3,000,000 | ¥6,000,000 |
デイトナ Ref.116520 最終年式 |
¥2,000,000 | ¥3,200,000 |
1つ目の「デイトナ Ref.16520 P 品番」は、2000年製造のRef.16520です。2000年は次期モデルRef.116520が発売された年でもあるため、旧型のこちらはわずかな量しか製造されず、そのため高い希少価値を有しています。
2つ目の「デイトナ Ref.116520 最終年式」も同様な理由です。こちらは2016年にモデルチェンジされましたが、直前の製造個体はバックル内側の仕様など細かい点が異なり、コレクターアイテムとして価値が高くなっています。
この他、Ref.116520の2010年以降製造品(ランダム品番)で、付属品完備のものは、高く買い取ってもらえる対象です。
ロレックス デイトナ買取価格の推移
ロレックス デイトナシリーズで人気のモデルの買取価格の推移をまとめました。
他のモデルの査定相場の推移は、ページ下の相場表より詳細を確認できます。
価格推移は動画でもご覧になれます。
デイトナ Ref.116500LN
商品画像 | |
ブランド | ロレックス |
モデル | コスモグラフ・デイトナ |
Ref.(型番) | 116500LNホワイト |
買取相場 | ¥1,632,000 ~ ¥2,750,000 |
定価 | ¥1,387,100(2020年1月改定後) |
備考 |
ロレックス デイトナの現行モデル(2019年時点)。2016年にモノブロックのセラクロムベゼルを装備してリニューアル。よりスポーティに、よりドレッシーにに生まれ変わりました。
買取価格の推移は、発売時から一度も下がる気配がなく、あれよあれよと200万円を突破。2018年には250万円も突破し、2019年は300万円に向かって上昇しておりました。
しかし、2019年9月以降は一転しての値下がり。変動が激しいモデルなので、売るタイミングで都度確認するようにしましょう。
最高価格と最安価格に大きな差がありますが、これは時計の状態や付属品の有無による価格差、そして店舗や査定士による価格差です。
デイトナ Ref.116520
商品画像 | |
ブランド | ロレックス |
モデル | コスモグラフ・デイトナ |
Ref.(型番) | 116520 |
買取相場 | ¥1,125,000 ~ ¥3,200,000 |
定価 | ¥1,242,000(2016年廃盤時) |
備考 |
1世代前のSS製デイトナです(2019年時点)。デイトナとして初めて、ロレックスの自社製クロノグラフキャリバーを搭載して、2000年に登場。大きな話題を呼び、現在のデイトナ人気の火付け役にもなったモデルです。
2017年夏頃までは円相場を同じような値動きを示していましたが、それ以降はプレミア化が進み、買取価格は過去最高水準となっています。
2018年7月には、世界的なロレックス需要急増から、一気に30%以上値上げ。過去最高となる304万円を記録しました。
その後は、やや落ち着き280万円まで下げたものの、2019年11月には再び300万円を超えています。
主な時計買取店のデイトナ査定実績・見積もり比較
ロレックス デイトナの中でもロングセラーとなった「デイトナ Ref.116520」の場合、主な時計買取店が提示していた査定実績・買取金額は、次のようになっていました。(2020年3月23日調査)
買取店名のリンクから、各買取店の公式サイトを確認できます。
買取店・サイト | 最安値 | 最高値 | 中点値 | |
(下記の平均) | ¥1,600,625 | ~ | ¥2,108,364 | ¥1,854,495 |
(バイヤー情報) | ¥1,125,000 | ~ | ¥1,870,000 | ¥1,497,500 |
買取エージェント | ¥1,600,000 | ~ | ¥2,010,000 | ¥1,805,000 |
カイトリマン | — | ~ | ¥1,900,000 | — |
カドノ質店 | ¥1,505,000 | ~ | ¥2,005,000 | ¥1,755,000 |
かめ吉 | — | ~ | 要問合せ | — |
銀座RASIN | — | ~ | ¥1,900,000 | — |
クオーク | ¥1,800,000 | ~ | ¥1,850,000 | ¥1,825,000 |
GMT | — | ~ | ¥1,800,000 | — |
jrs | ¥1,900,000 | ~ | ¥3,200,000 | ¥2,550,000 |
質屋さんドットコム | ¥1,680,000 | ~ | ¥1,900,000 | ¥1,790,000 |
ジャックロード | ¥1,600,000 | ~ | ¥1,900,000 | ¥1,750,000 |
大黒屋 | — | ~ | 要問合せ | — |
なんぼや | — | ~ | 要問合せ | — |
ピアゾ | ¥1,555,200 | ~ | ¥2,592,000 | ¥2,073,600 |
ヒカカク | — | ~ | 要問合せ | — |
宝石広場 | — | ~ | 要問合せ | — |
ロデオドライブ | — | ~ | 要問合せ | — |
バイヤー市場における直近半年間での流通実績も調査。最安値・最高値それぞれの平均を取ると ¥1,595,650 ~ ¥2,076,545 (中点値 ¥1,836,098 )となりました。
参考:116520を売るなら|買取店別ロレックス デイトナ査定価格を比較
有名店のデイトナ買取実績(2020年4月時点)
「デイトナ買取」のキーワードで検索した際に、上位表示される著名な時計買取店の実績を一覧で掲載しております。
大黒屋のデイトナ買取実績&お客様の声
大黒屋のデイトナの買取実績をまとめています。
大黒屋は全国で220店舗!オレンジ看板でおなじみの買取店です。取り扱い商品は幅広く、ブランド品、腕時計、宝石・金プラチナ、お酒の高価買取、金券チケット売買から外貨両替まで。
全商品の買取総数は年間150万件と大手の名に違わず圧倒的なボリュームを誇っています。
▼大黒屋 お客様の声
記事執筆時点で確認される公式サイト上のお客様の声を概要で記載いたします。
- 「LINE査定を利用した。対応が迅速だった。」
- 「メール査定を利用。丁寧な対応で安心して売ることができた。」
- 「複数社で相見積もり。一番高い査定金額だった。」
- 「宅配キットを送り返してからの対応がスムーズだった」
大きな実績を裏付けるのは行き届いた「お客様第一」の顧客対応にあるのかもしれませんね。また、実績が多いからこそ完成されたやりとりの迅速さも売りです。
▼大黒屋 デイトナ買取実績&目安相場
- デイトナ Ref.116520ホワイト
買取実績:1,300,000円 - デイトナ Ref.16528
買取実績:2,000,000円 - デイトナ コンビ Ref.16523G
目安買取実績:1,000,000円
カドノ質店のデイトナ買取実績&お客様の声
カドノ質店のデイトナの買取実績をまとめています。
カドノ質店は、創業90年の質店。「まじめな質屋」をコンセプトに、質と買取を行っているお店です。
▼カドノ質店 お客様の声
記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。
- 「納得できる査定価格だった。」
- 「電話での事前査定から、代金の振り込みまでとても迅速だった。」
質店ですが、ロレックスの買取にも力を入れているため、査定額も高めです。また、webサイト上の買取価格データベースも整っているため、事前情報の下調べにも便利です。
▼カドノ質店 デイトナ買取実績&目安相場
- デイトナ Ref.116500LNブラック
中古Aの買取目安相場:~1,715,000円 - デイトナ ホワイトゴールド Ref.116509
中古Aの買取目安相場:~2,100,000円 - デイトナ エバーローズゴールド アイボリー Ref.116515LN
中古Aの買取目安相場:~2,500,000円
銀座RASINのデイトナ買取実績&お客様の声
銀座RASINのデイトナの買取実績をまとめています。
銀座RASINは、東京銀座で2店舗を展開する高級時計店です。
幅広いブランドを取り扱っていますが、2018年にはロレックス専門店がオープンし、これまで以上にロレックスに力を入れていることがわかります。
▼銀座RASIN お客様の声
記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。
- 「買取金額5%UPキャンペーンで、高い金額で買い取ってもらえた。」
- 「宅配買取を利用。最初は顔が見えなく不安だったが、迅速かつ丁寧にメールにて対応いただいた。」
ロレックス専門店が出来たことで、デイトナの買取にもより一層注力しているお店です。査定額も高めなので、一度相談してみることをおすすめします。
また、銀座RASINは、銀座らしくインターナショナルな接客にも対応しています。
店舗在庫も豊富なので、買い替えの相談もしやすいですね。
▼銀座RASIN デイトナ買取実績&目安相場
- デイトナ ホワイトゴールド Ref.116519LN
新品買取相場:~3,000,000円 - デイトナ Ref.116520ホワイト
中古買取相場:~1,600,000円 - デイトナ エバーローズゴールド Ref.116505
新品買取相場:~3,300,000円 - デイトナ Ref.116500LNブラック
新品買取相場:~1,930,000円
クォークのデイトナ買取実績&お客様の声
クォークのデイトナの買取実績をまとめています。
クォークは、全国12店舗を展開するロレックス専門店です。
専門店らしく、ロレックスであれば年式やマイナーチェンジによる細かい仕様違いに対しても、適正な価格を提示してくれることが魅力です。
▼クォーク お客様の声
記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。
- 「しっかりとした査定基準を持っている専門店なので安心できた。」
- 「ロレックスに対する質問には大抵答えてもらえた。」
- 「懇切丁寧な対応。」
やはり専門店ならではの、専門知識への評価が高くなっています。
アンティークやヴィンテージ世代のデイトナを査定する目も抜群なので、古いモデルをコレクター価格で売りたいという場合には、真っ先に相談してみることをおすすめします。
▼クォーク デイトナ買取実績&目安相場
- デイトナ Ref.116520ブラック
買取目安相場:1,650,000円 - デイトナ Ref.116500LNホワイト
買取目安相場:1,900,000円 - デイトナ コンビ Ref.116503
買取目安相場:1,350,000円
GMTのデイトナ買取実績&お客様の声
GMTのデイトナの買取実績をまとめています。
GMTは東証一部上場企業のシュッピン株式会社が運営する時計専門店です。
買取相場のデータベースが豊富であり、webでの事前リサーチ時にも非常に便利です。
▼GMT お客様の声
記事執筆時点で確認される公式サイト上のお客様の声を概要で記載いたします。
※買取の感想は確認できなかったため、購入時のお客様の声を紹介します。
- 「納品の際のちょっとした気遣いが嬉しかった。」
- 「ローンで購入。手続きがスムーズだった。」
- 「電話やメールの対応が良く、初めてでも不安なく利用できた。」
接客に対しての高評価が多く見られました。
販売面で安心できる対応であれば、買取でも同じことが言えます。買取の際、価格と同じくらい接客にも満足度を求める場合にはおすすめです。
▼GMT デイトナ買取実績&目安相場
- デイトナ ホワイトゴールド Ref.116509ブルー
ワンプライス買取:3,000,000円 - デイトナ Ref.116520ホワイト
買取上限金額:1,800,000円
なんぼやのデイトナ買取実績&お客様の声
なんぼやのデイトナの買取実績をまとめています。
時計や金、ブランド品の買取専門店「なんぼや」は、顧客満足度95.9%を誇る全国チェーン店になります。
出店しているどの店舗も駅近のため、店頭買取を考えている方にとっては便利な買取店です。
▼なんぼや お客様の声
記事執筆時点で確認される公式サイト上のお客様の声を概要で記載いたします。
- 「どこよりも高く買うという意気込みが伝わる接客。」
- 「傷があった不安だったが、高く買い取ってくれた。」
- 「個室なので相談しやすい。」
買取専門店であるため、買取そのものがサービスです。そのため、丁寧な接客と、少しでも高く買い取ろうという姿勢が魅力になっています。
接客ブースが個室になっている点も、安心して相談できるポイントです。
▼なんぼや デイトナ買取実績&目安相場
- デイトナ ホワイトゴールド Ref.16519
買取目安価格:1,500,000円 - デイトナ エバーローズゴールド ダイヤ Ref.116505A
買取目安価格:3,550,000円
宝石広場のデイトナ買取実績&お客様の声
宝石広場のデイトナの買取実績をまとめています。
宝石広場は、渋谷に本拠地を構える超有名店です。渋谷でのみ新品およびユーズドの販売も行っており、新宿と新橋には買取専門店があります。
▼宝石広場 お客様の声
記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。
- 「押しすぎない接客が心地よい。」
- 「想像していたよりも高い金額を提示してもらえた。」
- 「価格交渉にも丁寧に対応してくれた。」
販売店として有名なお店ですが、買取店としても当たり前にあってほしいサービスがあり、時にはその当たり前が期待を上回ることもあるという、魅力あるお店です。
▼宝石広場 デイトナ買取実績&目安相場
- デイトナ プラチナ Ref.116506
新品の買取相場:~8,000,000円 - デイトナ Ref.116500LNホワイト
新品の買取相場:~2,400,000円
デイトナを売るときによくある質問
大事な時計を売るなら、できるだけ高く売りたいもの。
そこでデイトナを売るときによくある質問と、その答えをまとめました。
Q. デイトナを高く売れるのはどこ?高く売るにはどうすればいいの?
A. どこが高いという絶対的な答えはありません。しかし、デイトナを高く売るための方法は存在します。
デイトナを少しでも高く売りたい場合、その必勝方法となるのは、いくつかのお店で査定してみて、売値を比較することです。
どのお店も「高価買取No.1」という広告を打っているためややこしいのですが、全てのモデルで、100%どこよりも高い金額で売れるお店はありません。
詳細はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考記事:ブランド時計を高く売る方法。高額査定を引き出す4ステップを解説【2019年版】
また、買取店の口コミや評判についてもまとめていますので、合わせてご活用ください。
カテゴリー:ブランド時計買取店の口コミ評判
Q. 故障や動かないデイトナでも売れるの?売る前に修理やオーバーホールは必要?
A. 修理可能な範囲の故障や不動のデイトナであれば、問題なく売却できます。また、売る前のオーバーホールは、特別必要ありません。
ロレックスの時計の特徴として、メンテナンス性が高いということがあります。
それはクロノグラフを搭載したデイトナにも言えることで、修理やオーバーホールを行うことで、長い間使用することが可能です。
手巻き時代のものでなければ、部品の供給も滞っていないため、修理できないというケースもほとんどありません。
また、売却前にオーバーホールをしても、買取価格にはさほどの差が出ないため、長年オーバーホールしていない場合や、故障して動かない場合でも、気にせず査定に出してみましょう。
Q. 古いデイトナでも売れるの?
A. デイトナは、どの時代のモデルでも十分に高い査定額が期待できます。しかしながら、古いものはレアピースも多く存在するので、目利き査定が必要になります。
デイトナは1963年に登場しましたが、人気モデルとなったのは1988年に自動巻きムーブメント搭載モデルが登場してからです。
クォーツショック時代、手巻きという煩わしさが受けず、満を持して登場した自動巻きモデルRef.16520の登場が流れを変えました。
さらにその後、2000年に登場したRef.116520は完全自社製のムーブメントが搭載されたことでさらなる注目を集め、現在のデイトナブームを巻き起こしました。
その流れの中で、手巻き時代のデイトナの価値も上昇したため、現在はどの時代のデイトナも、中古市場で高額で取引されています。
また、数々のレアピースの存在も、古いデイトナの面白いところです。査定に出したら思わぬ高額だったということも期待できますね。
古いデイトナのレアピースの値付けは、豊富な査定実績が必要になるため、お店によって買取価格が100万円以上違うということもあります。売る際は、必ず複数のお店で査定してもらうようにしましょう。
Q. 新型の方が高く売れるの?
A. デイトナはどの世代も需要が多くあるモデルなので、新型旧型問わず高く売ることができます。
デイトナは、クロノグラフという機能上、他のスポーツモデルほどの供給量が見込めません。故に、需要に対する供給量は常に不足している状態で、新型はもちろん、旧型へのニーズも止まることなく上昇しています。
そのため、新型だから高い(もちろん高いのですが)ということはなく、先代モデルも、先々代モデルも同様に、高く売れる対象になっています。
Q. デイトナを高く売れるタイミングは?
A. デイトナはいつでも高く売れるモデルですが、お店が在庫を増やそうとしているタイミングは、特に高く売りやすい傾向があります。また、円安時期も高値が付きやすいタイミングです。
夏冬のボーナス商戦前は、お店の在庫を増やそうと『買取額〇%アップ!』などのキャンペーンがあちこちで行われます。その時期はお店側も必死で頑張ってくれるので、価格の交渉がしやすく、高く売りやすいタイミングとなります。
また、海外でも人気の高いデイトナは、為替が円安のタイミングで金額が上がる傾向にあります。
Q. デイトナはなぜ高く売れるの?
A. デイトナが高く売れる理由はいくつかあります。
- ロレックスの圧倒的なブランド力
- マーケットが全世界にある
- ここ数年で世界的にロレックスの相場が高騰している
ロレックスの圧倒的なブランド力
ロレックスは20世紀中盤、腕時計の3大発明と呼ばれる『オイスターケース』『パーペチュアル機構』『デイトジャスト機構』を生み出したことで、一躍トップブランドの仲間入りを果たしました。
創業初期から丈夫で使いやすい実用的な腕時計の開発に注力し、様々な機関や企業との共同ミッションを通じて、信頼性の高いモデルを生み出し続けています。
そうして築き上げたブランド力は、知名度だけなら世界3大ブランドである『パテックフィリップ』『オーデマピゲ』『ヴァシュロンコンスタンタン』よりも上です。
パテックフィリップの時計は知っている人が見てこそ価値があるとわかりますが、ロレックスの時計は、時計を知らない人が見ても高級時計なのです。
デイトナであろうと、GMTマスターであろうと、サブマリーナであろうと、その知名度的な価値は変わらず人気の対象になっているため、中古市場でも高い価格で取引されている(= 買取価格も高い)というわけです。
デイトナのマーケットは全世界にある
ロレックスに限らず、高級ブランド時計の市場は日本だけでなく全世界に広がっています。
特にデイトナの場合は、日本で買い取られたものが、日本市場よりも海外市場で高く売れるというケースも稀ではありません。
また、デイトナは中古市場の流通スピードが速いため、買取店の在庫リスクも低めです。そのため、高く仕入れても(高く買い取っても)大きな問題にはならないのです。
ここ数年で世界的にロレックスの相場が高騰している
2017年以降、特に顕著ですが、ロレックスの価格が世界的に上昇しています。
これはロレックスというブランドの価値が、頑丈さや精度、デザイン、供給量不足という複合的な要素で上昇していることに起因しますが、値上がりが著しく大きいのはステンレススチール製のスポーツモデルです。
デイトナシリーズはまさにその中心ともいえるモデルであり、短期間で驚くほどに値上がりしています。
Q. デイトナの買取方法はどれがいいの?
A. デイトナの買取方法としては、主に「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の中から選ぶことになります。
店頭買取
一番簡単な売り方としては、お手持ちのデイトナと買取店に持ち込んで売る「店頭買取」です。
お店で査定し、提示金額に納得できればその場で売却できるため、店頭買取はデイトナをすぐに売りたいという人におすすめの買取方法です。
特に首都圏や銀座・中野・新宿といった激戦区であれば有名時計買取店が多く、他店に負けないように高値を提示してくれる可能性が高いのもポイント。
近場に複数の買取店があれば、ハシゴして複数の店舗で査定を行うのが高価買取のコツとなります。
宅配買取
売りたいデイトナを郵送し、査定・買取を行うのが「宅配買取」という買取方法です。
時計を郵送するため、他の買取方法と比べると時間がかかってしまう反面、近くに買取店が無い場合でも都心部・激戦区の水準で査定・売却が期待できるのが、宅配買取のメリットとなります。
また、店頭買取のようにお店に行く時間や、出張買取のように家で待つなどスケジュールを確保しなくて済む点も、「送って終わり」の宅配買取の特徴です。
出張買取
査定士・鑑定士が自宅まで来て、査定・買取を行うのが「出張買取」です。
こちらは家にいたまま売りたいという人や、売りたいものが多くて持ち運ぶのが大変という人に最適な買取方法です。
その他ロレックス以外に売りたい物が自宅にある場合、買取店によってはまとめて査定・買取をしてくれる点も、出張買取で期待できる点といえます。
ロレックス デイトナとは|モデル誕生の歴史
デイトナの誕生は1963年。時計好きなら誰もが名前くらいは知っているデイトナですが、その登場時期は比較的最近の事です。
まず、ロレックスの多くのモデルが登場した時期というのが1950年代。1953年にエクスプローラーとサブマリーナ、1955年にGMTマスターが登場しています。それぞれ陸・海・空で実用性を追求していった、今なお残る人気モデルたちです。
さらにその少し後、1956年には科学分野にたずさわる人々の要望に応えるモデルとして、ミルガウスが登場しています。
何かを成し遂げようとする人々のためのプロフェッショナルウォッチ。それがロレックスというブランドの根幹です。
それではデイトナはどんなニーズに応えるべく生まれたのか?
それは「最速」に生きる男たちのため。モータースポーツにおける要望に応えるべく作られてきたのがデイトナというモデルです。
「キング・オブ・クロノグラフ」とされ、現在も極めて高い人気を誇るデイトナですが、その正式名称は「オイスター・パーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ」です。
デイトナとキャンベル卿
「デイトナ」が正式名称となったのは1988年と比較的最近のことなのですが、ロレックスとモータースポーツの関係は1930年代に遡ります。
1930年代に、ロレックスはクロノグラフを発表しました。この時計、平均速度を算出する「タキメーター」、距離を計測する「テレメーター」、脈数を測る「パルスメーター」といった機能がダイヤルに搭載されたロレックス初のクロノグラフでした。
この1930年代において、モータースポーツの世界である一人の男が大活躍します。それが当時、世界最速の男として知られたマルコム・キャンベル卿です。
マルコム・キャンベル卿は1935年にロレックスを着用して、時速300マイル(約485 km)という当時地上最速の記録を樹立しました。
キャンベル卿は日常生活や激しいレースでの着用でも、かわらず動き続けるオイスターケースの耐久性に魅了され、ロレックスに感謝状を送ったそうです。
キャンベル卿とロレックスの関係は密接なものであり、後に彼はロレックス最初の公式アンバサダーになりました。
キャンベル卿からの手紙で「長らくロレックスの時計を愛用しているが、かなり過酷な環境でも完璧に動き続けている」と称賛されているロレックスですが、当時はまだ他社を圧倒するようなクロノグラフの開発には至っていなかったようです。
デイトナ・インターナショナル・スピードウェイとの関り
キャンベル卿との関わりもありモータースポーツに貢献していたロレックスですが、1959年に大きな分水嶺を迎えます。それがアメリカ・フロリダ州デイトナビーチに「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」というサーキットコースが完成したことです。
キャンベル卿は生涯において世界最速を9回、そのうち5回はフロリダ州デイトナビーチで達成しておりますが、そんなモータースポーツの聖地がヨウソウを新たにすることとなりました。
これを機にロレックスは、更にモータースポーツとの連携を深めていきます。サーキット完成から3年後の1962年にロレックスはレースの公式タイムキーパーを務めるようにもなります。
そしてその翌年の1963年、ロレックスは新世代のクロノグラフ、Ref.6239を製作します。
初期の頃はまだ「コスモグラフ」という名称でしたが、後にdaytonaの文字が盤面に刻印されるようになり、「初代デイトナ」となったのがこのモデルです。
デイトナという名称の由来
コスモグラフという名称は、COSMOS(宇宙)とGRAPH(記録)を合わせたロレックスの造語で、1950年代後半には商標登録も行われているものです。
しかしなぜクロノグラフ・デイトナではなく、コスモグラフ・デイトナという名前なのでしょうか。
これにはアメリカのNASAが関係していると言われています。コスモグラフの商標登録が1950年代、その後半、1958年にNASAが発足しております。そしてアポロ計画の発動が1961年、初代デイトナの発売が1963年です。
アメリカが国家を上げて宇宙開発に本腰を入れていこうというタイミング。陸のエクスプローラー、海のサブマリーナ、空のGMTマスターと、過去数々のチャレンジを行ってきたロレックスが、次なるチャレンジとして宇宙を目指したのではないかという推測には、十分説得力がありますね。
ロレックスは、1960年代初めに行われたNASA公認ウォッチの選定にも参加したという話もありますが、この時代、クロノグラフにおいては、まだ他社の技術の方が上でした。結局、NASA公認の座は、オメガのスピードマスターに奪われてしまいます。
カーレース用としての躍進
コスモグラフ・デイトナは、ここからブラッシュアップを重ね、初代デイトナとなるRef.6239を発表しています。
このモデルはデザイン面で革新的でした。大きな変更点は2点。平均時速を計測できるタキメーターをベゼルに配置し、メインダイヤルとサブダイヤルのカラーを反転させて視認性を高めるようになっています。
今のデザインの原型がここにあります。
ここからマイナーチェンジを繰り返していくのですが、この時代のデイトナはそれぞれ第一世代、第二世代、第三世代などと区分けされています。
ポールニューマンとデイトナ
さて、着々とモータースポーツの世界で実績を積んでいくロレックスですが、その人気を飛躍させたもう一人の男がいます。
それがかの有名な「ポール・ニューマン」です。ポール・ニューマン氏はアメリカの映画俳優であり、そしてレーサーでもありました。
1972年にレーサーとしてのキャリアをスタートさせた時、妻であった女優「ジョアン・ウッドワード」はニューマンにコスモグラフ・デイトナのRef.6239、先ほど触れた初代デイトナですね、それをプレゼントしました。
そのケースバックには“Drive Carefully Me(安全運転でね)”というメッセージが刻印されています。この時計は2017年にオークションで出品され、腕時計史上最高額の約20億3,000万円で落札されたことは記憶に新しいですね。
ニューマン氏は、その腕にデイトナ(当時はまだコスモグラフ)を巻いている写真を多数残しております。
熱心なロレックス愛好家と知られていましたが、公式のアンバサダーというわけではありませんでした。しかしながら、デイトナの普及に貢献した人物としてロレックス史にその名前を残すこととなりました。
コスモグラフからデイトナへ
さて、この頃はまだ「コスモグラフ」という名前なのですが、いよいよ「コスモグラフ デイトナ」が正式名称になる時が来ます。
それが1988年に発売されたRef.16520。そうです、ゼニス社の名機「エル・プリメロ」を搭載したモデルです。
それまではムーブメント専業のバルジュー社が制作したものをカスタマイズしたものを採用していました。これは手巻きのムーブメントなんですよね。それを徐々に完成度を高めていったという流れです。
しかし世界に「クォーツショック」が到来。その正確性と扱いの容易さから手巻きのデイトナの需要が下がってしまいます。販売店では大幅に値下げをして販売されていたほどです。
そこで1988年に満を持しして「自動巻きのデイトナ」として発表されたのがゼニス社の「エル・プリメロ」を採用したRef.16520でした。
ここで面白いのが「エル・プリメロ」をそのまま採用したのではなかった点です。いくつかカスタマイズされた点はあるのですが、特に興味深いのがテンプの振動数を抑えたことです。
従来の「エル・プリメロ」の振動数は毎時36,000振動(1秒間に10振動)ですが、これを28,800振動(1秒間に8振動)に抑制しています。
振動数が高いほど精度は高いのですが、その分部品の摩耗が激しく、故障やメンテナンス、調整の難易度が高くなってしまいます。それをバランスよく整えた、ということですね。
その他の調整も加わった結果、エル・プリメロの50%を変更したと言われています。こうして完成したのがcal.4030というムーブメントであり、Ref.16520なのです。
ゼニス社の高い技術力とロレックスのクオリティコントロール、それの融合から生まれた逸品と言って良いでしょう。
自社製ムーブメント搭載
そこからの人気はご存知の通りです。その要因の一つは、ゼニスからのムーブメント供給に限りがあり、市場流通量が少なかったからと言われます。
市場での人気は上がりながらも、現行品の不足。そして生産終了した手巻きモデルの需要も上がることとなります。そうして「デイトナ」は現在につながる圧倒的なポジションを築いていくこととなります。
それから時は経ち、2000年のバーゼルワールドでとうとう念願の自社製ムーブメント、Cal.4130を搭載したRef.116520を発表します。これが今から一つ前のモデルですね。
これはおよそ16年間に渡るロングセラーとなりますが、その間にもいくつかのマイナーチェンジが行われており、レア物として高額で取引される個体を生み出していく事となります。
セラミックベゼルの現行モデルが登場
そして2016年のバーゼルワールドで新しい「デイトナ」が発表されました。それがRef.116500LN、2019年現在の現行モデルです。
前の2モデルで確固たる人気を確立したデイトナは新モデルとなった今もその人気を落としておりません。それどころか加速していっている状況です。
定価1,274,400円に対し、市場価格は290万円ほど。買取価格においてもおおよそ230万円と、定価に対しその換金率は181%と、とんでもないことになっています。正にロレックスの顔。この勢いはどこまで続くのでしょうか。
デイトナの未来
そんなデイトナの正式名称「オイスター・パーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ」。
「デイトナ」と称される背景は分かりますが、先にも触れた「クロノグラフ」ではなく「コスモグラフ」の部分・・・
時を記録するクロノグラフに対し、コスモグラフは「宇宙(世界)を記録する」と読めます。
近い将来、宇宙は人類にとって身近な空間になるでしょう。宇宙時間と地球時間、それぞれの時間を計る時計は何か?それがロレックスの追いかける一つの夢なのかもしれません。
モータースポーツに始まった「コスモグラフ デイトナ」はどこまでも進化を続けるでしょう。陸・海・空を制覇したロレックス。次は宇宙へ。
そんな男のロマンとチャレンジが詰まったデイトナは、これからも長く愛され続けるモデルでしょうね。