高級時計にチャレンジしたい!でもロレックスは高くて難しい…
そんなあなたにオススメなのが、オメガのユーズドのラインナップ。時計ブランドとして知名度の高いオメガの中には、10万円以下で販売されているモデルもあります。
「最初の一本」としてコスパに優れた10万円以下のモデルを見ていきましょう!
目次
- 候補1:「007」ジェームズ・ボンドと同シリーズ!シーマスター ダイバー300M
- 候補2:人気の波模様文字盤。シーマスター120
- 候補3:レディースならこちら!シーマスター アクアテラ
- 安いオメガのココに注意
- オメガは他にどんなシリーズがあるの?
- 高級時計は「買い替え」という新たな楽しみがある!
- まとめ
候補1:「007」ジェームズ・ボンドと同シリーズ!シーマスター ダイバー300M 2561.80
まず紹介するのは、こちらの「シーマスター ダイバー300M 2561.80」。
映画「007」でもジェームズ・ボンドが同シリーズの別モデルを着用していたということもあり、ダイバー300Mはオメガの人気シリーズの一つとなります。
新品や機械式ムーブメントであれば高額となるのがほとんどですが、クオーツムーブメント(電池式)のユーズドであれば、10万円以下での購入も可能。
10万円以上でマイナーなブランドの機械式時計を買うくらいでしたら、誰もが知っているブランドのこのモデルの方が断然オススメです。
自分が思っている以上に「時計ブランド」は知らない人が多く、「せっかく高い時計を買っても周りから気付かれなかった」なんて悲劇も。
最初の一本だからこそ、踏み外さない選択が大切になります。
参考:オメガ買取価格|シーマスター 2561.80|2017年12月
候補2:人気の波模様文字盤。シーマスター120 2511.31
毎年3月に開かれる、世界最大の時計の見本市「バーゼルワールド」。2018年のバーゼルでは、上記のダイバー300Mが注目を浴びました。
その注目の理由は、文字盤に描かれる「波模様」の復活にあります。
これまでオメガは波模様の付いた時計の生産を行っていませんでしたが、復刻版として再びスポットライトを当てるように。
そしてその「波模様」の系譜のあるシリーズが、この「シーマスター120」になります。
すでにこのシリーズ自体の生産は終了しているため、入手は中古のみとなっているのが現状です。
ダイバー300Mとは違ってフォーマル寄りなデザインのため、シーンを選ばず仕事とプライベートの両方で使える優れた時計といえます。
参考(買取系カテゴリーページ):シーマスター シリーズの一覧
候補3:レディースならこちら!シーマスター アクアテラ 2577.30
オメガはレディースタイプも充実しています。
もう少し高い予算ですと「コンステレーション」シリーズが有名ですが、10万円以下となる場合はシーマスターの中でも「アクアテラ」というシリーズがオススメです。
上記のシーマスター120の後継シリーズのアクアテラ。その系譜を受け継ぐため、スポーツタイプの多いシーマスターの中でも比較的フォーマルなラインナップとなります。
こちらも非常に多くのバリエーションがありますので、予算を上乗せできるのであればかなり広い選択肢を得られるでしょう。
安いオメガのココに注意!
10万円以下での購入となると、ユーズドでの購入が前提となります。
オメガは特にアンティークも多く流通していることから、上記のほかにもアンティークやヴィンテージタイプの購入も選択肢の一つとなりますね。
そんな中古の購入で気をつけたいのが「偽物」と「故障品」。
特にアンティークで類似品が多く、保証書の無い時計や時計販売店以外からの購入ですと非常にリスキーといえます。
またユーズドでは、ジャンク品や目立ったキズのある時計が販売されている点も気をつけたいところ。
多くは商品の詳細に注意点として書かれていますので、購入前には必ず商品の状態を確認しましょう。
購入後のトラブルを避けるという意味でも、できれば実店舗で、難しければ実店舗を持っている時計販売店のネットショップで購入するようにしましょう。
保証書があればベストですが、ギャランティーカードが無い場合でも、少なくとも実店舗で並んでいれば偽物でないことが保証されているといえます。
細かなキズは現物で確認した方が、また内部の不具合については店員に詳しく聞ける方が、購入後の納得感という意味では大きく期待を外すことはないでしょう。
そういった意味でも、フリマアプリやオークションで個人から購入することは控えた方が良いといえそうです。
安物買いの銭失いにならないように十分気をつけてくださいね。
オメガは他にどんなシリーズがあるの?
オメガにはいくつかのシリーズが展開されています。ザックリと分類すると、クロノグラフ付きのスポーツウォッチ系と、シンプルなドレスウォッチ系に分けられます。
オメガのシリーズ一例
- スポーツウォッチ系…スピードマスター、シーマスター
- ドレスウォッチ系…コンステレーション、デ・ヴィル、シーマスター アクアテラ
また、スピードマスターやシーマスターの中でも細かな分類があり、今回紹介した時計もシーマスターシリーズの中で展開されているものになります。
シーマスターシリーズの一例
- ダイバー300M
- アクアテラ
- シーマスター120
- プラネットオーシャン
- プロプロフ等
また、オメガに限らず時計には「リファレンスナンバー(Ref.)」と呼ばれる型番がそれぞれ振り分けられています。販売相場や買取相場は、このRef.ごとに変動します。
今回紹介したものですと、ダイバー300Mの「2561.80」、シーマスター120の「2511.31」がRef.にあたります。
例えるなら「iPhone8 64GB シルバー」のようなスペック・配色の「まとまり」で番号が振り分けられているイメージです。シリーズや色が異なれば、このレファレンスナンバーも別々のものが与えられます。
参考:オメガ|リファレンスナンバー(Ref.)の読み方【6桁・8桁版】
参考:オメガ|リファレンスナンバー(Ref.)の読み方【14桁版】
高級時計は「買い替え」という新たな楽しみがある!
さて、ここから先は購入後のお話。
オメガをはじめとした高級時計は、他の時計ブランドとは異なり、使用した中古品でも高く売れる可能性を秘めています。
今回紹介したような10万円以下のクオーツタイプは難しいことが多いですが、中には購入金額と同額や、それ以上での金額で売却できることも。
そのため購入金額は高くとも、売って現金化したり、次の1本を購入する資金源として「買い換える」という新しい楽しみ方が増えるのが高級時計の醍醐味です。
この買取応援団では「いくらで売れるか」をRef.ごとにまとめていますので、高く売れるモデルを狙って購入するというのも一手となります。
もっとも買取相場は株のように上下することもあり、狙った金額で売り抜けるとは限らない点にはご注意ください。
まとめ
10万円以下でも中古のクオーツタイプであれば、名門時計ブランドのオメガに手をのばすことができます。
もっとも購入後のトラブル回避という点でも、できるだけ実店舗を持っているような時計販売店からの購入や保証書つきのものを買うようにしましょう。