パテック ・フィリップ パーペチュアルカレンダー ムーンフェイズ Ref.5059G のモデル詳細情報です。5059Gは、1998年~2007年の間で製造販売された旧モデル。腕時計3大複雑機構の1つである、永久カレンダーを搭載した、コンプリケーションモデルです。
目次
- 製造年、基本スペックなど
- デザインも細部まで作り込まれた超複雑機構モデル
- ビジネスでもパーティーシーンでも活躍するラウンドウォッチ
- パーペチュアルカレンダー ムーンフェイズ Ref.5059G の買取価格
パテック ・フィリップ パーペチュアルカレンダー ムーンフェイズ Ref.5059G(製造年、基本スペックなど)
- 製造年: 1998年~2007年
- ムーブメント: Cal.315S-QR
- 防水性能:生活防水
- ケース径:36mm径
- ケース素材:ホワイトゴールド
- ブレス素材:レザー
- 風防:サファイアクリスタル
- パワーリザーブ:48時間
パーペチュアルカレンダーは、腕時計3大複雑機構のひとつ。動いている限り、閏年も含めて日付の調整が不要という、超複雑機構です。5059Gに搭載されているムーブメント315S-QRは、2100年2月末までのカレンダーがプログラムされています。
日付けはフライバック式といって、月末まで進んだ後、1日に瞬時にリセットされる仕様です。リューズの周りには特殊工具でしか押せない小さなボタンが複数あります。
時分から日付、月、年、そしてムーンフェイズへと連動されている構造なので、リューズで動かせる範囲を超えての調整は、プロの方にお願いするようにしましょう。
文字盤外周には、ミニッツサークル、レールとも言いますね、細かい目盛が施されています。
永久カレンダーという大きな枠で時間を捉えながらも、秒にまでしっかりとこだわっている点、ため息しかでませんね。美しすぎます。
デザインも細部まで作り込まれたパテックフィリップの超複雑機構モデル
ケースはホワイトゴールド製36mmサイズ。丸みのあるふっくらとしたデザインが特徴的です。ベゼルにも傾斜がついており、円盤の様な形状に仕上げられています。
そしてラグの部分。ブレスレットを取り付ける部分ですが、まるでケースから生えてきたかの様な自然で絶妙な曲線です。こういった細かい仕上げも、コンプリケーションモデルが、他のモデルとは一線を画しているポイントになります。
リューズ回りのデザインも素晴らしいですね!裏面は、ヒンジ付きのカバーになっているので、開けることができます。
ビジネスでもパーティーシーンでも活躍する一生もののラウンドウォッチ
2007年には後継モデルの5159Gが登場していますが、それよりも2mmほど小さいデザインなので、よりクラシカルな印象です。ブレスレットバックル部分には、カラトラバ十字が配置されています。
ブラックジャケット、タキシードでぜひ着けたい時計ですね。格式高いパーティーシーンでこそ、本領を発揮するモデルです。お洒落でありながら、堅牢でもあり、最高峰の技術も有する。その分お値段も800万円前後と高額ですが、価格以上に魅力のある逸品です。
クラシックなデザインで、なおかつ小ぶりなので、ビジネスシーンでも活躍してくれること、間違いなしです。遠目では、凄い時計に見えないという控えめさも良いですね。
超複雑機構故、流通本数が限られた名品。一生ものの時計として、ぜひ。
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