2019.08.27

個性派揃いのレトロダイバーズおすすめ8選|レトロ顔したおしゃれなダイバーズウォッチを探せ!

本日は、レトロダイバーズのおすすめモデル、選んでみましたのでご紹介いたします。今再び注目されているジャンル・レトロ顔のダイバーズウォッチ!きちんと系譜としての歴史があるものを中心に、おすすめモデル選んでいきたいと思います!

レトロダイバーズというジャンルの時計、最初に使いだしたのがどのメディアなのかは曖昧なんですが、直近だと2016年頃からレオンやMen’s EXなど、ファッション雑誌を中心に使われるようになりました。もしかするともっと前から、例えば自動巻きのダイバーズウォッチが50周年を迎えた2003年頃にもあった言葉なのかもしれません。

具体的にどんな時計のことを表しているかというと、1950年代中盤から1970年代にヒットしたモデルの復刻版、もしくはインスパイアモデル、トリビュートモデルのことを指します。分厚いケースに、個性的な回転ベゼル。そして視認性の高い文字盤デザイン。防水性・堅牢性に優れた、ファッショナブルなスポーツウォッチです。

目次

ということで、今再び注目されているジャンル・レトロ顔のダイバーズウォッチ!きちんと系譜としての歴史があるものを中心に、おすすめモデル選んでいきたいと思います!

ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフ

ブランパン フィフティファゾムス

公式サイトより引用:https://www.blancpain.com/ja

では、早速1本目はこちら。ブランパンのフィフティファゾムス・バチスカーフです。オリジナルは、1953年に世界初の回転ベゼル付き本格ダイバーズウォッチとして登場したフィフティファゾムス。

フィフティは50。ファゾムスは距離の単位です。1ファゾムは約1.83mですから、約91.5mの防水性能がある時計、という意味でモデル名が付けられました。

1953年登場ということで、同じ年にはロレックスのダイバーズモデル・サブマリーナや、探検家の時計エクスプローラー1も発表されています。本格的なダイバーズウォッチとして、どちらが先か、という点は諸説あります。

フィフティファゾムスは、当時フランス海軍からの依頼を受け、製作にあたっていたリップ社から、ブランパンの前身であるレイヴィル社へと引き継がれた後に完成しました。

こちらのバチスカーフRef.5052は、1956年に登場し、1970年にタウンユース向けにデザインがブラッシュアップされたモデルの復刻版。2018年のバーゼルワールドで発表された43mm径の最新作です。

レクタン型のアワーマーカーと針、そして2桁表記のレイルウェイがレトロでかっこいいですよね。新品実勢価格は110万円前後です。

オメガ シーマスター300 トリロジー

オメガシーマスター300トリロジー

公式サイトより引用:https://www.omegawatches.jp/ja/

続いて、2本目はこちら。オメガのシーマスター300 1957トリロジーです。

シーマスター300は、2014年にもインスパイアモデルを発表しましたが、こちらの1957トリロジーは、1957年に発表された初代モデルCK2913を忠実に再現し、2017年に限定販売されました。

同じタイミングで、スピードマスターとレイルマスターのトリロジーも発売され、話題になったことは記憶に新しいかと思います。

ブロードアロー型の針と三角のインデックスは、経年劣化したような色合いに仕上げられており、新品時から良い意味での使い込まれた感を演出することが出来ます。ケースサイズは39mm径と、レトロダイバーズとしては少々小さ目です。

新品実勢化価格は63万円前後と、入手ハードルが高すぎないのがいいですね!

IWC アクアタイマー

iwcアクアタイマー

公式サイトより引用:https://www.iwc.com/ja/home.html

さて、おすすめ3本目はこちら。IWC アクアタイマー・オートマチック。

アクアタイマーの初代モデルは、1967年に登場。ロレックスやオメガから10年以上遅れての発表となりました。現行モデルIW329001は、初代の外観を再現しつつ、現代版にアレンジ。なおかつ1982年に発売された同ブランドのオーシャン2000というモデルから、ベゼルデザインを引き継いでいます。

ダイビング器具の様なデザインがクールですね!レトロ感もあるし、近未来感もある。IWCの中でも異質なデザインですし、他のブランドにもこのようなモデルは無いように思います。

アクアタイマーという名前もいいですよね。唐突ですが、競技スイマーの方、これ着けてたらメチャクチャかっこいいと思います。

ケースサイズは42mm径。新品実勢価格は、47万円前後です。

ゾディアック シーウルフ

ゾディアック シーウルフ

公式サイトより引用(英語):https://www.zodiacwatches.com/

続いてのおすすめはこちら。ゾディアック シーウルフ53オートマチック。1966年に開発された同ブランドの名作ダイバーズをベースに作られた、カジュアルな一本。

ゾディアックの時計は、現在フォッシルジャパンが販売していますが、一部しか取り扱っていないのか、こちらのモデルは海外サイトでしか見つけられませんでした。

ということはつまり、人と被らないということですね!ちょっと色が派手だなーと言う方には、このあたりもおすすめです。

公式サイトより引用(英語):https://www.zodiacwatches.com/

暗めのブルーとオレンジの組み合わせ。紺スーツにオレンジの靴下を合わせて、腕にはこの時計。どうでしょう。

ゾディアック、ファッション感覚で持つには、なかなかいいかも知れませんね。ケースサイズも40mm径と小ぶりなので、どんなシーンでも合わせやすいと思います。

新品実勢価格は、1,000ドル~1,400ドル。

ロンジン レジェンドダイバー

ロンジン レジェンドダイバー

公式サイトより引用:https://www.longines.jp/

続いて5本目のおすすめモデルはこちら。ロンジン レジェンドダイバー。

1960年代の傑作ダイバーズを復刻させたヘリテージシリーズ。回転ベゼルが文字盤側にセットされた個性的な作りが魅力です。2種類のフォントが文字盤内に並ぶと、不思議な感覚ですね。非凡といいますか、普通という枠に収まるデザインでないことは確かです。

この見た目でケース径42mmですから、存在感もかなりのものかと思います。ブレスは、メタルメッシュとレザーとラバーがありますので、お好みで。私はメタルメッシュ派です。新品実勢価格は20万円前後と、かなり優しい設定です。

キャプテンクック

ラドー キャプテンクック

公式サイトより引用:https://www.rado.com/int_ja

おすすめ6本目はこちら。RADO キャプテンクック・オートマチック。1962年ヒットモデルの復刻版。当時と同じケース径37mmでの再現ですが、細部はモダナイズされています。

サンレイ仕上げのダイヤルがいい味出してますね!こちらは限定1,962本での販売なので、すでに売り切れていたらすみません。定価は約24万円です。

ブローバ オーシャノグラファー・デビルダイバー

ブローバ デビルダイバー

公式サイトより引用:http://www.bulova.com/ja_jp

続いて7本目のおすすめはこちら。ブローバのオーシャノグラファー・デビルダイバー。1970年代に誕生した200m防水モデルの復刻版です。

なぜデビルかというと、文字盤の防水表記を666FEETと書いていたためです。666は新約聖書のヨハネ黙示録に悪魔の数字として記されていたことから、デビルダイバーの異名が用いられるようになりました。

現代版は2018年に発売。44mm径という迫力あるケースには、666FEETという表記も含め、当時の文字盤デザインが細かく再現されています。こちら新品実勢価格は、9万円前後。10万円以下で機械式のダイバーズが買えてしまうというのも魅力ですね!

セイコー プロスペックス・マリンマスター

セイコー プロスペックス マリンマスター

画像は自社撮影。詳細は公式サイトへ:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex

こちらはセイコープロスペックスのマリンマスター。1968年に国産時計初の300m防水を実現したハイビートメカニカルウォッチ「プロスペックス」の復刻デザイン。

現代でもアンティークとして人気の高い当時のプロスペックスですが、こちらは文字盤やベゼルの見た目もそのままに、当時と同じく一体型のケース、ピラミッドパターンのシリコンストラップを採用したリメイクモデルです。

過去にレビュー動画アップしておりますので、動かしているシーンはそちらでぜひ観てみてください。これ、かなりかっこいいと思いますよ!

ダイバーズウォッチのゴツさはもちろんあるんですが、良い意味で地味なデザインなので、実際スーツと合わせてみた感じも、違和感なく使うことができました。

価格は新品だと60万円弱しますので、セイコーのラインアップの中では、少々お高めです。

まとめ

以上、レトロダイバーズのおすすめモデル、ご紹介してきました。どれもダイバーズウォッチの歴史を感じることが出来る名作だと思います。

2019年は自動巻きクロノグラフが50周年を迎えた年だったので、ダイバーズよりもパイロットやレーシングの新作が目立った年でしたが、ダイバーズの名作復刻モデルは、毎年どこかしらのブランドが発表しているような気がしますので、また気になるモデル見つけ次第、ニュース動画として取り上げていきたいと思います。