2019.11.11

ロレックス サブマリーナデイト 『赤サブ』 Ref.1680とは|特徴・スペック・価格など

更新

本日は、ロレックス サブマリーナデイト 1680 の実機レビュー、お送りしていきます。

サブマリーナデイトの登場は1965年。先に販売されていたダイバーズウォッチ・サブマリーナの上位機種として、日付け機構が追加されて発売されました。

今回ご紹介するRef.1680は、初期製造の個体。文字盤モデル名部分が赤字表記の通称『赤サブ』です。

目次

本物のヴィンテージロレックス。年と共に価値を増した、魅力的な一本です。経年使用で風合いが変化したフェイスデザインに、ぜひ注目してご覧ください。

ロレックス サブマリーナデイト 赤サブ Ref.1680(製造年、基本スペックなど)

  • モデル:サブマリーナデイト
  • 型番:1680
  • 製造年:1965年~1980年頃
  • ケース&ブレス素材:ステンレススチール
  • ケースサイズ:40mm径
  • 新品時重量:–
  • 風防:プラスチック
  • 防水性能:200m
  • ムーブメント:cal.1570
  • ブレスタイプ:オイスター
  • ベゼルタイプ:逆回転防止
  • パワーリザーブ:48時間
  • インデックス:ドット

Ref. 1680は、キャリバー1570という自動巻きムーブメントを搭載。このムーブメントは、1960年代に誕生し、約20年に渡ってスポーツロレックス全般で使用されました。メンテナンス性が良く、今もなお名機と名高い機械です。

基本機能は、時分秒の3針に、日付け表示というシンプルな作り。1970年以降の個体は、リューズを引くと秒針が止まるハック機構がついており、秒単位での時刻合わせが可能になっています。

その他、24時ちょうどに日付が変わるデイトジャスト機能も装備。防水性能、視認性も合わせて、日常シーンでも使いやすいスポーツモデルに仕上げられています。

スクリュー式リューズは1970年頃より、3段階ロック式のトリプロックリューズに変更。それ以前は2段階ロック式でした。

リューズ同様にスクリューロック式の裏蓋が採用されたケースは、オイスターケースと呼ばれ、高い防水・防塵性能を誇ります。

Ref.1680は、風防が現代の個体とは異なり、プラスチック製ですが、それでもしっかりと200mの防水性能を有しています。

裏蓋、ケースサイドはポリッシュ加工が施され、フェイス側のサテン仕上げとメリハリが付けられたデザインに。

高級スポーツモデルらしく、細かい点まで審美性を追求した作りになっています。
ベゼルの溝、風防の面取りまで、非常に丁寧に作りこまれていますね。

ブレスレットは、3連タイプのオイスターブレス。さすがに古いモデルなので、ブレスは新しいものに交換されている場合が多く、今回撮影した個体もブレスは当時のものではありませんでした。

魅惑のヴィンテージモデル『赤サブ』とは

そして、今回ご紹介の個体。特徴的なのは文字盤に書かれたモデル名が、赤字になっている点です。赤サブというニックネームは、この仕様が由来です。

1970年代前半までの製造個体に見られる仕様ですが、製造年ごとに前期型と後期型に細分化されています。(動画で紹介している個体は後期型です。)

前期型は、防水表記のフィートとメートルが逆転。200m=660ftと表記されています。メーターファーストとも呼ばれ、希少価値の高いプレミアアイテムとなっています。

250万円を超える高額プレミアモデルですが、今後どんどん個体数が減っていくものと思いますので、狙っている方は早めに決着をつけられた方が良いかもしれません。

古いロレックスだからこそ楽しめるロマン

ヴィンテージ、アンティーク世代のロレックスは、その当時のオリジナルな状態を、どの程度維持しているかによって、価値が変化します。

撮影個体の場合、ブレスは交換されていますが、文字盤とムーブメントはオリジナルというものでした。古いロレックスは、個体ごとに楽しめる奥深さが魅力ですね。

ダイバーズながら、レトロな顔立ちで悪目立ちしないのもいいですね!ビジネススタイルとの相性も良く、どんなバッグとも合わせやすく、使い勝手の良い時計です。

丈夫さや高級感では、現行モデルに劣ってしまいますが、時代を感じるラフな作りであったり、時と共に色褪せた文字盤であったり。ヴィンテージロレックスだからこそ楽しめるロマンを感じたいモデルですね。

ロレックス サブマリーナデイト 1680 の買取価格

ロレックス サブマリーナデイト 1680の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。

→ 1680を売るなら|買取店別ロレックス サブマリーナ査定価格を比較

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