ロレックス アンティーク デイトジャスト 1601 買取価格 2017年10月

ロレックスデイトジャスト Ref.1601 の買取価格と販売価格を調査しました。60年代〜70年代に生産されたアンティークロレックスです。

ロレックスアンティークデイトジャスト Ref.1601 とは

ロレックス Ref.1601 は、1960年代に登場した第３世代のデイトジャストです。ロレックスの３大発明である『オイスターケース』『パーペチュアル機構』『デイトジャスト機構』をすべて備えた実用時計です。

製造年：1960年代〜1970年代後半
ケース＆ブレス素材：ステンレススチール
ベゼル：18Kゴールド製フルーテッド
風防：プラスチック
ムーブメント：cal.1560（前期）、cal.1570（後期）
ケースサイズ：36mm径×12mm厚
防水性能：50m

Ref.1601は、素材違いで３つのラインナップがあります。18KYGコンビモデルはRef.1601/3、18KWGベゼルモデルはRef.1601/4、オール18KYGモデルはRef.1601/8とそれぞれ表記されます。

また、同時期のモデルにRef.1603が存在しますが、1603はオールステンレススチール製となります。

ロレックスデイトジャスト Ref.1601 の買取価格は下記の通りです。
（2017年10月調べ。業者オークション実績より。）

デイトジャスト Ref.1601 の買取価格
Ref.1601/3　￥160,000 〜￥300,000
Ref.1601/4　￥125,000 〜￥225,000
Ref.1601/8　実績なし

アンティークモデルなので、状態による値付けであるため、買取価格の上下差がかなり大きいことがわかります。買取市場に流通している個体には、故障しているものも多く含まれていましたが、それでも10万円は切らない査定価格になっていました。

続いて、中古販売価格も見てみましょう。
（2017年10月調べ。楽天市場より。）

デイトジャスト Ref.1601 の中古販売価格
Ref.1601/3　￥297,000 〜￥599,700
Ref.1601/4　￥219,240 〜￥948,000
Ref.1601/8　￥598,000 〜￥1,101,600

こちらも同様に、時計の状態や付属品の有無などによって販売価格が大きく変化しますが、基本的には新しい個体の方が高値（cal.1560搭載の前期モデルよりもcal.1570搭載の後期モデルの方が高値）になっています。

また、極一部の個体に激レアとなるミラーダイヤルやトロピカルダイヤル（文字盤の塗装仕様）があり、その場合時計店は本気でメンテナンスしてから販売市場に流通するため、価格が大きく跳ね上がります。

時代的に、オリジナル状態を保たれている個体は皆無に等しく、ほとんどが社外ベルトであったり、風防が新しいものに取り替えられていますが、それでも高値で取引されているあたりはさすがロレックスといった印象でした。

アンティークデイトジャストRef.1601を買取に出す場合、注意しなければならないことは、アンティークロレックスに詳しいスタッフがいるお店に任せるということです。

現行モデルとは異なり、アンティークデイトジャストは限られた需要にリーチしないことには、適正な値付けがなされませんので、アンティークの取り扱いを普段から多く行なっている店舗に査定をお願いしましょう。

また、購入時においても、過去のメンテナンス履歴がきちんと残っていることや、オリジナル部品がどの程度保持されているかなどをしっかり確認してから購入するようにしましょう。