ロレックス デイトジャストの買取相場が分かる｜モデル・Ref・地域別で買取店の実績を比較

1945年に登場したロレックスのスタンダードモデル・デイトジャスト。使いやすい機能とデザインで、幅広いシーンで使用できるため、中古市場でも人気が高く、高価買取につながりやすい高級ブランド時計です。

デイトジャストの最新の買取相場や、これまでの相場推移、デイトジャストを売るときの「よくある質問」をまとめて紹介します。

ページの構成は、下記の通りです。

• モデル別の買取相場表
• ロレックスデイトジャスト買取の豆知識

ロレックス デイトジャスト買取相場表（モデル別一覧）

現在、買取応援団にて調査済みの買取相場を、一覧にまとめました。

商品名のリンクから、各モデルの買取相場の詳細を確認できます。

• デイトジャスト36買取相場表
• デイトジャスト41買取相場表
• デイトジャストⅡ買取相場表
• デイトジャスト31（ボーイズデイトジャスト）の買取相場表
• デイトジャスト28,26（レディデイトジャスト）買取相場表
• デイトジャストアンティークの買取相場表

ロレックス デイトジャスト36 の買取相場表

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ロレックス デイトジャスト41 の買取相場表

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ロレックス デイトジャストⅡ の買取相場表

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ロレックス デイトジャスト31（ボーイズデイトジャスト） の買取相場表

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ロレックス デイトジャスト28,26（レディデイトジャスト）の買取相場表

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ロレックス デイトジャスト アンティーク の買取相場表

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※買取店のサイト等で買取価格の提示がなかったモデルは、平均的な換金率から算出した推定値となっている場合があります。
※掲載している価格は相場の目安となります。実際の買取金額は、時期や買取店、個体の状態によって大きく変わる場合があります。

ロレックス デイトジャスト買取の豆知識（目次）

• デイトジャスト人気モデルの最新相場
  • 人気モデルである理由
  • デイトジャスト人気モデルの買取相場
• デイトジャストで高く売れるモデルはどれ？
• デイトジャスト買取価格の推移
  • デイトジャスト36 WGコンビ
  • デイトジャスト36 SS
• 買取店別デイトジャスト査定実績・見積もり比較
  • 大黒屋
  • カドノ質店
  • 銀座RASIN
  • クォーク
  • GMT
  • なんぼや
  • 宝石広場
• 有名店のデイトジャスト買取実績（2019年）
• デイトジャストを売るときによくある質問
  • デイトジャストを高く売れるのはどこ？高く売るにはどうすればいいの？
  • 故障や動かないデイトジャストでも売れるの？売る前に修理やオーバーホールは必要？
  • 古いデイトジャストでも売れるの？
  • 新型の方が高く売れるの？
  • デイトジャストを高く売れるタイミングは？
  • デイトジャストはなぜ高く売れるの？
  • 買取方法はどれがいいの？
• デイトジャスト誕生の歴史

デイトジャスト人気モデル（値上がりモデル）の最新相場

デイトジャストの買取相場を提示している16社のWebサイトを調査。その中でも値動きの大きいモデルをピックアップしました。

ロレックスは直近数年で全モデルが値上がりしており、デイトジャストも例にもれず高値になっています。

特別これ！という値上がりモデルはありませんが、いろいろなシーンで使いやすいという意味でステンレススチールモデルと、WGコンビモデルの需要は高い傾向があり、比較的高額査定が出やすくなっています。

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ご覧の通り、人気モデルの最新買取相場は、大きく値上がりしていることがわかります。

人気モデルである理由とは

デイトジャストのステンレススチールモデルとWGコンビモデルは、見た目の色がシルバーなので、どんな服装でも合わせやすく、ビジネスシーンはもちろん、ブレスレットを黒革に変更すればフォーマルシーンでも使用できます。

また、ロレックスの他のモデルに比べて手頃な価格設定も魅力になっており、ファーストロレックスとしてや、使い分けの２本目として購入するユーザーも少なくありません。

近年はスポーツロレックスが高騰し過ぎているため、買いやすい価格帯のデイトジャストへの注目度が高まっています。

デイトジャスト人気モデルの買取相場表

こちらは、現在の中古・新品の買取相場となります。

モデル名・型番のリンクより、査定相場の詳細を確認できます。

商品画像（デイトジャスト）	モデル名・型番	中古の買取価格相場	新品の買取価格相場	備考
	デイトジャスト 41 Ref.126334	¥570,000	¥730,000	商品のご購入はこちらから
	デイトジャスト 41 Ref.126333	¥605,000	¥805,000	商品のご購入はこちらから
	デイトジャスト 41 Ref.126300	¥440,000	¥560,000	商品のご購入はこちらから
	デイトジャスト 36 Ref.116234	¥368,000	¥710,000	商品のご購入はこちらから
	デイトジャスト 36 Ref.116200	¥259,000	¥550,000	商品のご購入はこちらから
	デイトジャスト 36 Ref.16234	¥272,000	¥392,000	商品のご購入はこちらから
	デイトジャスト 36 Ref.16200	¥290,000	¥360,000	商品のご購入はこちらから

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全てのデイトジャストの買取相場を見る

デイトジャストで高く売れるモデルはどれ？

デイトジャストの中でも、以下は特に高く売れるモデルとして注目されています。

1つ目の「デイトジャスト41 Ref.126331」は、エバーローズロレゾールを用いた41mmサイズのメンズモデルです。

エバーローズゴールドのコンビ素材は、新しいバリエーションであることと、日本人の肌感によく馴染み、派手になりすぎないことで人気があります。『新しくて人気』ということで、わかりやすく高く買い取ってもらえるモデルです。

2つ目のRef.116231は、同じくエバーローズロレゾールの36mmサイズモデル。同様の理由で高値買取が期待できます。

3つ目は、36mmサイズのエバーローズロレゾールに、マザーオブパールの文字盤と、ダイヤモンドのインデックスを組み合わせたバリエーションです。こちらは上記の理由に加え、マザーオブパールとダイヤモンドの希少価値が加わり、さらに高額査定の対象になっています。

ロレックス デイトジャスト買取価格の推移

ロレックス デイトジャストで人気のモデルの買取価格の推移をまとめました。

他のモデルの査定相場の推移は、ページ下の相場表より詳細を確認できます。

全てのデイトジャストの買取相場を見る

デイトジャスト36 Ref.116234 WGコンビ

商品画像
ブランド	ロレックス
モデル	デイトジャスト36
Ref.(型番)	116234
買取相場	¥368,000 ～ ¥710,000
定価	¥820,800（廃盤時）
備考	商品のご購入はこちらから 買取相場の詳細はこちらから

ロレックス デイトジャスト36の先代モデル。cal.3135を搭載し、丈夫で精度が高いことが特徴です。

ベゼルのみホワイトゴールドを用いており、シンプルながらラグジュアリーなイメージも併せ持つドレスモデルです。

買取価格の推移は、2017年の後半より大きく値上がり。その後は高値で維持されています。

全てのデイトジャストの買取相場を見る

デイトジャスト36 Ref.116200 ステンレススチール

商品画像
ブランド	ロレックス
モデル	デイトジャスト36
Ref.(型番)	116200
買取相場	¥259,000 ～ ¥550,000
定価	¥680,400（廃盤時）
備考	商品のご購入はこちらから 買取相場の詳細はこちらから

こちらもデイトジャスト36の 先代モデル。オールステンレスタイプです。

WGコンビモデルよりもリーズナブルで、購入ハードルが低いことが魅力です。ギザギザのないスムースタイプのベゼルも特徴的ですね。

買取価格の推移ですが、2018年夏前頃から価格の上下差が開く形になっています。最高値が上昇していることとは裏腹に、最低価格は下がり傾向です。

この推移状況より、世界的に状態の良い個体の流通数および需要数が増えていることが読み取れます。

全てのデイトジャストの買取相場を見る

主な時計買取店のデイトジャスト査定実績・見積もり比較

ロレックス デイトジャストの中でも流通量の多い「デイトジャスト36 Ref.116200」の場合、主な時計買取店が提示していた査定実績・買取金額は、次のようになっていました。

買取店名のリンクから、各買取店の公式サイトを確認できます。

バイヤー市場における直近半年間での流通実績も調査。最安値・最高値それぞれの平均を取ると¥370,667 ～ ¥467,000 （中点値 ¥418,834 ）となりました。

参考：116200を売るなら｜買取店別ロレックス デイトジャスト査定価格を比較

有名店のデイトジャスト買取実績（2020年）

「デイトジャスト買取」のキーワードで検索した際に、上位表示される著名な時計買取店の実績を一覧で掲載しております。

大黒屋のデイトジャスト買取実績＆お客様の声

大黒屋のデイトジャストの買取実績をまとめています。

大黒屋は全国で220店舗！オレンジ看板でおなじみの買取店です。取り扱い商品は幅広く、ブランド品、腕時計、宝石・金プラチナ、お酒の高価買取、金券チケット売買から外貨両替まで。

全商品の買取総数は年間150万件と大手の名に違わず圧倒的なボリュームを誇っています。

▼大黒屋 お客様の声

記事執筆時点で確認される公式サイト上のお客様の声を概要で記載いたします。

• 「宅配キットを送り返してからの対応がスムーズだった。」
• 「メール査定を利用。丁寧な対応で安心して売ることができた。」
• 「複数社で相見積もり。一番高い査定金額だった。」
• 「LINE査定を利用した。対応が迅速だった。」

大きな実績を裏付けるのは行き届いた「お客様第一」の顧客対応にあるのかもしれませんね。また、実績が多いからこそ完成されたやりとりの迅速さも売りです。

▼大黒屋 デイトジャスト買取実績＆目安相場

• デイトジャスト36 Ref.16233G
  　買取実績：370,000円
• デイトジャスト Ref.1601/4
  　買取実績：110,000円
• デイトジャスト36 Ref.116231G
  　買取実績：800,000円

カドノ質店のデイトジャスト買取実績＆お客様の声

カドノ質店のデイトジャストの買取実績をまとめています。

カドノ質店は、創業90年の質店。「まじめな質屋」をコンセプトに、質と買取を行っているお店です。

▼カドノ質店 お客様の声

記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。

• 「納得できる査定価格だった。」
• 「電話での事前査定から、代金の振り込みまでとても迅速だった。」

質店ですが、ロレックスの買取にも力を入れているため、査定額も高めです。また、webサイト上の買取価格データベースも整っているため、事前情報の下調べにも便利です。

▼カドノ質店 デイトジャスト買取実績＆目安相場

• デイトジャスト36 Ref.116200
  　中古Aの買取目安相場：～445,000円
• デイトジャスト36 Ref.116233
  　中古Aの買取目安相場：～610,000円
• デイトジャスト36 Ref.116234
  　中古Aの買取目安相場：～535,000円

銀座RASINのデイトジャスト買取実績＆お客様の声

銀座RASINのデイトジャストの買取実績をまとめています。

銀座RASINは、東京銀座で2店舗を展開する高級時計店です。

幅広いブランドを取り扱っていますが、2018年にはロレックス専門店がオープンし、これまで以上にロレックスに力を入れていることがわかります。

▼銀座RASIN お客様の声

記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。

• 「買取金額５％UPキャンペーンで、高い金額で買い取ってもらえた。」
• 「宅配買取を利用。最初は顔が見えなく不安だったが、迅速かつ丁寧にメールにて対応いただいた。」

ロレックス専門店が出来たことで、デイトジャストの買取にもより一層注力しているお店です。査定額も高めなので、一度相談してみることをおすすめします。

また、銀座RASINは、銀座らしくインターナショナルな接客にも対応しています。

店舗在庫も豊富なので、買い替えの相談もしやすいですね。

▼銀座RASIN デイトジャスト買取実績＆目安相場

• デイトジャスト Ref.16233
  　買取目安相場：～450,000円（中古）
• デイトジャスト Ref.16234
  　買取目安相場：～450,000円（中古）
• デイトジャスト41 Ref.126334
  　買取目安相場：～800,000円（中古）
• デイトジャスト41 Ref.126333
  　買取目安相場：～980,000円（中古）

クォークのデイトジャスト買取実績＆お客様の声

クォークのデイトジャストの買取実績をまとめています。

クォークは、全国12店舗を展開するロレックス専門店です。

専門店らしく、ロレックスであれば年式やマイナーチェンジによる細かい仕様違いに対しても、適正な価格を提示してくれることが魅力です。

▼クォーク お客様の声

記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。

• 「しっかりとした査定基準を持っている専門店なので安心できた。」
• 「ロレックスに対する質問には大抵答えてもらえた。」
• 「懇切丁寧な対応。」

やはり専門店ならではの、専門知識への評価が高くなっています。

アンティークやヴィンテージ世代のデイトジャストを査定する目も抜群なので、古いモデルをコレクター価格で売りたいという場合には、真っ先に相談してみることをおすすめします。

▼クォーク デイトジャスト買取実績＆目安相場

• デイトジャスト Ref.16200
  　買取目安相場：390,000円
• デイトジャスト Ref.116200
  　買取目安相場：480,000円
• デイトジャスト２ Ref.116300
  　買取目安相場：640,000円

GMTのデイトジャスト買取実績＆お客様の声

GMTのデイトジャストの買取実績をまとめています。

GMTは東証一部上場企業のシュッピン株式会社が運営する時計専門店です。

買取相場のデータベースが豊富であり、webでの事前リサーチ時にも非常に便利です。

▼GMT お客様の声

記事執筆時点で確認される公式サイト上のお客様の声を概要で記載いたします。

※買取の感想は確認できなかったため、購入時のお客様の声を紹介します。

• 「納品の際のちょっとした気遣いが嬉しかった。」
• 「ローンで購入。手続きがスムーズだった。」
• 「電話やメールの対応が良く、初めてでも不安なく利用できた。」

接客に対しての高評価が多く見られました。

販売面で安心できる対応であれば、買取でも同じことが言えます。買取の際、価格と同じくらい接客にも満足度を求める場合にはおすすめです。

▼GMT デイトジャスト買取実績＆目安相場

• デイトジャスト36 Ref.116234G
  　ワンプライス買取：683,000円
• デイトジャスト41 Ref.126334G
  　ワンプライス買取：1,000,000円

なんぼやのデイトジャスト買取実績＆お客様の声

なんぼやのデイトジャストの買取実績をまとめています。

時計や金、ブランド品の買取専門店「なんぼや」は、顧客満足度95.9%を誇る全国チェーン店になります。

出店しているどの店舗も駅近のため、店頭買取を考えている方にとっては便利な買取店です。

▼なんぼや お客様の声

記事執筆時点で確認される公式サイト上のお客様の声を概要で記載いたします。

• 「どこよりも高く買うという意気込みが伝わる接客。」
• 「傷があった不安だったが、高く買い取ってくれた。」
• 「個室なので相談しやすい。」

買取専門店であるため、買取そのものがサービスです。そのため、丁寧な接客と、少しでも高く買い取ろうという姿勢が魅力になっています。

接客ブースが個室になっている点も、安心して相談できるポイントです。

▼なんぼや デイトジャスト買取実績＆目安相場

• デイトジャスト36 Ref.116233
  　買取目安相場：～610,000円
• デイトジャスト Ref.16013
  　買取目安相場：～360,000円

宝石広場のデイトジャスト買取実績＆お客様の声

宝石広場のデイトジャストの買取実績をまとめています。

宝石広場は、渋谷に本拠地を構える超有名店です。渋谷でのみ新品およびユーズドの販売も行っており、新宿と新橋には買取専門店があります。

▼宝石広場 お客様の声

記事執筆時点で確認される、公式サイトおよび口コミサイト上のお客様の声を概要で記載いたします。

• 「押しすぎない接客が心地よい。」
• 「想像していたよりも高い金額を提示してもらえた。」
• 「価格交渉にも丁寧に対応してくれた。」

販売店として有名なお店ですが、買取店としても当たり前にあってほしいサービスがあり、時にはその当たり前が期待を上回ることもあるという、魅力あるお店です。

▼宝石広場 デイトジャスト買取実績＆目安相場

• デイトジャスト41 Ref.126334
  　新品の買取相場：～1,020,000円
• デイトジャスト36 Ref.126333
  　新品の買取相場：～1,200,000円

デイトジャストを売るときによくある質問

大事な時計を売るなら、できるだけ高く売りたいもの。

そこでデイトジャストを売るときによくある質問と、その答えをまとめました。

Q. デイトジャストを高く売れるのはどこ？高く売るにはどうすればいいの？

A. どこが高いという絶対的な答えはありません。しかし、高く売るための方法は存在します。

デイトジャストを少しでも高く売りたい場合、その必勝方法となるのは、いくつかのお店で査定してみて、売値を比較することです。

どのお店も「高価買取No.1」という広告を打っているためややこしいのですが、全てのモデルで、100%どこよりも高い金額で売れるお店はありません。

詳細はこちらの記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考記事：ブランド時計を高く売る方法。高額査定を引き出す4ステップを解説【2019年版】

また、買取店の口コミや評判についてもまとめていますので、合わせてご活用ください。

カテゴリー：ブランド時計買取店の口コミ評判

Q. 故障や動かないデイトジャストでも売れるの？売る前に修理やオーバーホールは必要？

A. 修理可能な範囲の故障や不動であれば、問題なく売却できます。また、売る前のオーバーホールは、特別必要ありません。

ロレックスの時計の特徴として、メンテナンス性が高いということがあります。特にデイトジャストは構造がシンプルであり、部品の供給も滞っていないものの方が多いので、修理できないというケースはほとんどありません。

また、売却前にオーバーホールをしても、買取価格にはさほどの差が出ないため、長年オーバーホールしていない場合や、故障して動かない場合でも、気にせず査定に出してみましょう。

Q. 古いデイトジャストでも売れるの？

A. デイトジャストは、どの時代のモデルでも十分に高い査定額が期待できます。

ロレックスの顔とも呼べるスタンダードウォッチ・デイトジャストですが、実は1945年の登場から現在に至るまで、70年以上も大きな変更が施されていません。

それは、開発初期から何十年も先を見て作り込んでいたからに他なりません。初期からオイスターケースを採用しており、非常に丈夫で長く使える構造でした。

1970年代以前のモデルでも、古いからといって、中の機械が大きく損傷しているというケースは少なく、メンテナンスを行えば、まだまだ使用することができます。そのため、古いからという理由で、売れないということにはなりません。

それどころか、製造年を問わず需要があることから、反対に価値を増しているものが多いことも、ロレックスならではの特徴と言えます。

Q. 新型の方が高く売れるの？

A. 新型旧型問わず、需要があるモデルが高く売れます。

デイトジャストは、新型モデルでも比較的生産数が多くありますが、近年は需要に対しての供給量が不足している傾向にあります。

そういった意味では、どの時代のどのモデルでも高い査定額が期待できるわけですが、やはり新型の新バリエーションには需要が集中しますので、より高値になる傾向があります。

最近の例では、ダークロジウムやサンレイブラックなどの新しい文字盤カラーに人気が集まっており、高価買取の対象になっています。

Q. デイトジャストを高く売れるタイミングは？

A. お店が在庫を増やそうとしているタイミングは高く売りやすい傾向があります。また、円安時期も高値が付きやすいタイミングです。

夏冬のボーナス商戦前は、お店の在庫を増やそうと『買取額〇%アップ！』などのキャンペーンがあちこちで行われます。その時期はお店側も必死で頑張ってくれるので、価格の交渉がしやすく、高く売りやすいタイミングとなります。

また、海外でも人気の高いデイトジャストは、為替が円安のタイミングで金額が上がる傾向にあります。

Q. デイトジャストはなぜ高く売れるの？

A. デイトジャストが高く売れる理由はいくつかあります。

• ロレックスの圧倒的なブランド力
• マーケットが全世界にある
• ここ数年で世界的にロレックスの相場が高騰している

ロレックスの圧倒的なブランド力

ロレックスは20世紀中盤、腕時計の3大発明と呼ばれる『オイスターケース』『パーペチュアル機構』『デイトジャスト機構』を生み出したことで、一躍トップブランドの仲間入りを果たしました。

創業初期から丈夫で使いやすい実用的な腕時計の開発に注力し、様々な機関や企業との共同ミッションを通じて、信頼性の高いモデルを生み出し続けています。

そうして築き上げたブランド力は、知名度だけなら世界3大ブランドである『パテックフィリップ』『オーデマピゲ』『ヴァシュロンコンスタンタン』よりも上です。

パテックフィリップの時計は知っている人が見てこそ価値があるとわかりますが、ロレックスの時計は、時計を知らない人が見ても高級時計なのです。

デイトナであろうと、デイトジャストであろうと、デイトジャストであろうと、その知名度的な価値は変わらず人気の対象になっているため、中古市場でも高い価格で取引されている（= 買取価格も高い）というわけです。

マーケットが全世界にある

ロレックス デイトジャストに限らず、高級ブランド時計の市場は日本だけでなく全世界に広がっています。

特にデイトジャストの場合は、日本で買い取られたものが、日本市場よりも海外市場で高く売れるというケースも稀ではありません。

また、デイトジャストは中古市場の流通スピードが速いため、買取店の在庫リスクも低めです。そのため、高く仕入れても（高く買い取っても）大きな問題にはならないのです。

ここ数年で世界的にロレックスの相場が高騰している

2017年以降、特に顕著ですが、ロレックスの価格が世界的に上昇しています。

これはロレックスというブランドの価値が、頑丈さや精度、デザイン、供給量不足という複合的な要素で上昇していることに起因しますが、値上がりが著しく大きいのはステンレススチール製のスポーツモデルです。

では、なぜそれがデイトジャストの高値買取に繋がるのかというと、スポーツモデルが高くなりすぎて手が届かないユーザーの注目が、比較的リーズナブルなデイトジャストに向いたというわけですね。

Q. 買取方法はどれがいいの？

A. デイトジャストの買取方法としては、主に「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」の中から選ぶことになります。

店頭買取

一番簡単な売り方としては、買取店に持ち込んで売る「店頭買取」です。

お店で査定し、提示金額に納得できればその場で売却できるため、店頭買取はデイトジャストをすぐに売りたいという人におすすめの買取方法です。

特に首都圏や銀座・中野・新宿といった激戦区であれば有名時計買取店が多く、他店に負けないように高値を提示してくれる可能性が高いのもポイント。

近場に複数の買取店があれば、ハシゴして複数の店舗で査定を行うのが高価買取のコツとなります。

宅配買取

売りたいデイトジャストを郵送し、査定・買取を行うのが「宅配買取」という買取方法です。

時計を郵送するため、他の買取方法と比べると時間がかかってしまう反面、近くに買取店が無い場合でも都心部・激戦区の水準で査定・売却が期待できるのが、宅配買取のメリットとなります。

また、店頭買取のようにお店に行く時間や、出張買取のように家で待つなどスケジュールを確保しなくて済む点も、「送って終わり」の宅配買取の特徴です。

出張買取

査定士・鑑定士が自宅まで来て、査定・買取を行うのが「出張買取」です。

こちらは家にいたまま売りたいという人や、売りたいものが多くて持ち運ぶのが大変という人に最適な買取方法です。

その他ロレックス以外に売りたい物が自宅にある場合、買取店によってはまとめて査定・買取をしてくれる点も、出張買取で期待できる点といえます。

ロレックス デイトジャストとは｜モデル誕生の歴史

ロレックス デイトジャスト誕生の歴史について、まとめました。

デイトジャストとは？

モデルの特徴としては、時分秒に日付というシンプルな機能に、100mの防水性能、そして伝統を継承しながらもモダナイズされたデザインがあります。丈夫で実用性が高く、かつ高級感のある作りから、幅広いシーンでの使用が可能であるため、世界中で高い人気を誇ります。

シリーズとしての最新作は、2018年に登場した126200系。あらたに70時間のパワーリザーブを有するムーブメントを搭載し、実用性能をさらに向上させています。

デイトジャストシリーズは、ダイヤルカラー、インデックス、ベゼルタイプ、ブレスレットタイプの組み合わせで、ものすごい数のバリエーションが存在しますが、毎年なにかしらの新バリエーションが追加されるという面白さもありますね。

2019年のバーゼルでもRef.126234の新バリエーション、バーインデックスにサンレイブラックダイヤルの組み合わせと、シェルダイヤルにダイヤモンドベゼル、ダイヤモンドインデックスを組み合わせたものが発表されていました。

ロレックス｜ブランド創業の背景

さて、そんなデイトジャストですが、誕生したのは1945年のこと。歴代モデルを紹介する前に、ロレックスの創業時について少し触れておきます。ロレックスは1905年に創業されたスイスの腕時計ブランドです。

多くの有名ブランドが19世紀後半に創業されたのに対し、ロレックスは20世紀初期創業ということで後発ではありますが、実は最初から腕時計を作っていたので、そういう意味では決して後発ではありません。

実際、1910年には、腕時計として初のスイスクロノメーター認証（スイスの精度公認検定局）を取得しており、さらに1914年には航海用の時計のみに与えられていたイギリス・キュー天文台の精度テスト・A級証明書も取得しています。

多くの歴史あるブランドが懐中時計からのスタートであり、着飾るものとしての腕時計を作っていた時期に、ロレックスの創業者ハンス・ウィルスドルフは、精度高く丈夫で実用性の高い腕時計の普及を予測し、そこに注力しました。

結果、創業からかなり早い段階で『精度の高い腕時計と言えばロレックス』というブランドイメージを確立することに成功しています。

さらなる実用性を求めて開発した３大発明

こうして腕時計ブランドとしての認知度アップに成功したロレックスは、さらなる実用性を追い求め、1926年にはオイスターケースを発明。密閉性の高いケースで、内部の機械を守るという構造で、世界初の防水腕時計を完成させました。

1931年には、パーペチュアル機構という自動でゼンマイを巻きあげる機構を発明し、1945年に日付の表示機能を追加させたデイトジャストを発売したという流れになります。

1955年には、24時時点で日付が瞬時に切り替わるデイトジャスト機構を発明。オイスターケース、パーペチュアル機構、デイトジャスト機構は、後にロレックスの3大発明と呼ばれるようになりました。

デイトジャスト歴代ラインナップ紹介

ここから歴代ラインナップとその特徴についてご紹介します。

Ref.1601,1603

まずは1960年代～70年代に製造されていたものが、Ref.1601やRef.1603などの4桁モデルです。

ムーブメントにはアンティークロレックスの名機として名高いCal.1570を搭載。毎時19,800振動というロービートで、精度こそ現在のデイトジャストにはかないませんが、現存する個体が多いことからも、非常に丈夫でメンテナンス性が高いことがわかります。

Ref.16010系

続いて1977年～1988年頃まで製造された16010系。

ムーブメントが新たに毎時28,800振動のCal.3035に変更され、より精度を向上させてのリリースでした。この時代から、日付のクイックチェンジ機能が搭載され、日常使用での実用性もより良いものになっています。機能面は現代的ですが、風防がプラスチックなので、アンティーク調のロレックスを求めるユーザーに人気のあるモデルです。

Ref.16200系

続いて1988年～2006年に製造されたモデルが16200系です。

ムーブメントはCal.3135に変更され、機能こそ前作と変わらないものの、テンプという機械式時計の心臓部を支えるパーツが強化されました。ツウな表現でいうと『ツインブリッジになった』と言います。

『Cal.3135からツインブリッジになったから、丈夫で安心だよね。』などと言うとプロっぽいので、ぜひ使ってみてください。また、このモデルからは風防がサファイアクリスタルに変更され、防水性能が現行と同じ100ｍになりました。

Ref.116200系

続いて、これが先代モデルですね。116200系の6桁モデルです。

2004年から2018年まで製造されました。ムーブメントは前作と変わらず、Cal.3135を搭載。機能面に違いはありませんが、ブレスレットのコマに無垢材が用いられるようになったため、重量感のあるしっかりとした作りになりました。また、新たな展開として、エバーローズゴールドのコンビ素材モデルも登場しています。

デイトジャストⅡ

メンズモデルの大きい方、41mmのサイズ展開が始まったのは2009年に発売されたデイトジャストⅡRef.116300系からになります。

デイトジャストⅡは、36mmのRef.116200系と同じムーブメントを搭載し、2009年にコンビ素材モデルが登場。その後に、2012年後追いでステンレスモデルが追加されています。

Ref.116334のシルバーダイヤル＋アラビアインデックスのバリエーションは、テニスのロジャー・フェデラー選手が、グランドスラム最多優勝を決めた2009年に愛用していたことでも知られていますね。

ただ、どのバリエーションも2016年に生産終了と、短命に終わっています。その理由としては、2016年に発売された後継モデル・デイトジャスト41 Ref.126300系の登場があります。

Ref.126300系

デイトジャスト41は、開発されたばかりの新型ムーブメントCal.3235をいち早く搭載し、高級時計業界では大きな話題となりました。

高級時計業界ではと言ったのは、同時期に新型デイトナが発売されたからですね。多くのユーザーにとっては、新型ムーブメントよりも、新型デイトナの方への興味の方が強かったかと思います。

実はデイトジャストというモデルは、他にも多くの人気モデルを展開するロレックスの中でも、いち早く新しい変更を取り入れているモデルなんです。

直近のCal.3235の例もそうですが、その前のCal.3135が採用された時代も、デイトジャストが1988年から採用だったのに対し、サブマリーナは1年遅れの1989年から。エクスプローラー１では13年遅れの2001年からという感じで、まずはデイトジャスト。それからスポーツモデルへ展開という流れになっています。

パラフレックスショックアブソーバーという耐震装置が採用された時も、早い段階で変更が行われたのは、やはりデイトジャストでした。

色褪せない伝統のドレスモデルロレックス

というわけで、デイトジャストの歴代モデル見てきましたけれども、あらためて見て感じたことは、1945年の登場からあまりデザインを変えてないということですね。それでも古さを感じないのは、やはり機能美ほど美しいものはないという証明にもなっているのではないでしょうか。

創業初期から実用性の高い腕時計を追求して作り続けている姿勢は、毎年の新作を見てもわかる通り。デイトジャストとは、日常からはみ出ない中で、常に最高を目指し続けいている時計なのです。