1990年代を代表するロレックス人気モデルの一角・GMTマスター Ref.16700 ペプシ からの買い替えおすすめモデルを4つご紹介。
近年買取価格が上昇しているため、買い替え時の資金源としてはとても心強いモデルです。
ロレックス買い替え時の基本ノウハウとともに、デザイン・価格・ブランドなどにも着目してお送りいたします。
目次
- ロレックス GMTマスター Ref.16700とは
- ロレックス買い替え時の基本的な考え方
- ペプシからはやっぱりペプシでしょ!おすすめモデル4選
- まとめ
ロレックス GMTマスター Ref.16700とは
1955年にパイロットモデルとして登場したロレックス【GMTマスター】。回転するベゼルとGMT針で、第3時間帯まで把握することができる人気スポーツモデルです。
Ref.16700は、GMTマスター1の最終生産型として、1999年まで生産されたステンレススチール素材モデルです。このモデルからムーブメントのテンプがツインブリッジとなり、より振動や衝撃への耐久性を増しました。
GMTマスター Ref.16700 の基本スペック
- 製造年:1990年〜1999年
- ムーブメント:cal.3175
- 防水性能:100m
- ケースサイズ:40mm径
- 風防素材:サファイアクリスタル
- ケース素材:ステンレススチール
- ベゼル素材:ステンレススチール
ベゼルカラーが赤と青の2トーンであるため、通称:ペプシベゼルと呼ばれます。
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
ペプシからはやっぱりペプシでしょ!GMTマスター Ref.16700 買い替えおすすめモデル4選
では、上記踏まえた上で、GMTマスター Ref.16700 ペプシ からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
Ref.16700ペプシは、その名の通りなんといってもベゼルのカラーが特徴的です。
このモデルからの買い替えとなると、一度は落ち着いたシンプルな3針モデルか、モノクロカラーのダイバーズなどに心変わりすることもあります。
しかしながら、それらは買い増しとしてはオススメできますが、買い替えにはオススメできません。
なぜかというと、どうせまた欲しくなるでしょ。2トーンカラーの時計。
というわけで、このモデルからの買い替えおすすめモデルは、有無を言わさずペプシカラーの時計であることが最低条件となります。
おすすめ1、やっぱり欲しい!最新ペプシ GMTマスター2 Ref.126710BLRO
では早速、おすすめ1本目はこちら。
買い替えポイント:
最新モデルのペプシカラーへ!
ムーブメントもデザインも一新!
予算:60万円ほど追加が必要
デザイン:同シリーズの最新モデルへ
素材:ベゼルがセラミックに変更
資産価値:同等
機能:パワーリザーブが延長
やっぱり欲しいですよね!新型GMTマスター2ペプシ!
2018年のバーゼルワールドで発表され、大きな話題を呼んだロレックスが誇る最新作です。
デザイン面では、シリーズ史上最高のリニューアルと謳われた6桁リファレンスモデルへの変革(2007年のモデルチェンジ)を引き継ぎ、機能面は最新ムーブメントへリニューアル。
これまで使われていたムーブメントが48時間パワーリザーブなのに対し、新型のパワーリザーブは70時間にまで延長され、実用腕時計としての機能を大きく向上させています。
セラミック製のベゼルは傷にも強く、ジュビリーブレスはつけ心地抜群です!
実のところ、ステンレススチール製GMTマスターのペプシベゼルは、2008年〜2017年まで現行ラインナップから姿を消していました。
そのため、2018年のこのモデルの登場により、買い替えを待っていた人からのニーズが多く集中するものと予想できます。
見つけたら即購入することをおすすめします!
合わせて読みたい
→ バーゼル2018 新型GMTマスター2 Ref.126710BLRO のスペックと価格
おすすめ2、廉価版でも侮れない!チュードル ブラックベイ GMT
( sorry no photo. )
おすすめ2本目は、ロレックスの姉妹ブランド『チュードル』より。
買い替えポイント:
ロレックス品質の外装デザイン!
どこか古臭い感じがカッコいい!
予算:約20万円ほど余る
デザイン:かなり似通っている
素材:同じ
資産価値:ランクダウン
機能:基本は同じ
チュードルの誕生は1930年。創業者はロレックスと同じくハンスウィルスドルフです。高級機械式腕時計ブランドであるロレックスの普及用として誕生し、外装のみロレックスと同じパーツを多く用いていることから、50万円以下の中堅価格帯が多い人気ブランドです。
ブラックベイGMTペプシカラーは、2018年の新作となります。これまでこのカラーのモデルがラインナップになかったチュードルですが、なぜが2018年は本体ブランドであるロレックスに被せる形でリリース。
41mm径とロレックスよりわずかに大きいケースに、自社製の72時間パワーリザーブ・自動巻ムーブメントを装備。機能面ではロレックスGMTマスターに全く劣りません。
ブランドの象徴でもある『イカ針』をGMT針にも採用し、現代アート的なデザインになっていますが、それが逆に古臭さを感じさせるダサカッコいい時計です。
販売価格はGMTマスター2の半額以下ですので、かなりお買い得な買い替えプランとなります。
おすすめ3、格安でも超優秀!セイコー プロスペック ダイバーPADI
( sorry no photo. )
続いて3本目におすすめしたいのは、予算の桁が1つ減るプラン。国産機械式モデルへの格安買い替えプランです。
買い替えポイント:
買い替え後、手元に残る現金は50万円以上!
格安ながら機能は最高の国産クォーツ!
予算:50万円以上余る
デザイン:ややチープながら持ち主次第か
素材:ランクダウン
資産価値:ランクダウン
機能:GMTなし
セイコー(SEIKO)は、言わずと知れた日本の大手時計ブランドです。
主戦場はクォーツウォッチとあって、年に数秒しか狂わない『年差クォーツ』などが有名ですが、今回のおすすめモデルはあえての機械式。
日差プラマイ45秒と、ロレックスのような精度は望めませんが、実勢販売価格5万円強という価格は、それを度返しできる魅力です。
最低限の買い替え条件であるペプシカラーもクリア。そして機械式という点も買い替えを躊躇させない理由になるのではないでしょうか。
Ref.16700の買取価格との差額は50万円以上。現金を手元に大きく残せることが最大メリットとなる買い替えです。
おすすめ4、激レアヴィンテージの世界へ!GMTマスター Ref.1675
最後のおすすめは、本格的なヴィンテージモデル Ref.1675 への買い替えです。
買い替えポイント:
GMTペプシといえばRef.1675でしょ!
一生物の資産モデルは今しか買えません!
予算:70万円以上の追加が必要
デザイン:類似
素材:同じ
資産価値:ランクアップ
機能:基本は同じ
GMTマスターRef.1675は、シリーズ第2世代にあたるヴィンテージモデル。
製造期間が長かったため、市場には多くのタマ数が残っていた…のは数年前の話で、現在は数えられるほどに減少しています。
そのため、状態の良い個体ほど早めの入手が必須となります。今後ますます入手が困難になり、近い将来アンティコルムやサザビーズのような骨董品オークションでしか買えなくなる可能性大。
もちろんRef.16700も年々値上がりしており、今後はヴィンテージモデルの仲間入りを果たしていくものと思いますが、その頃にはRef.1675は250万円オーバーになっているかもしれません。
資産価値という面において、まだギリギリ投資可能な時期ですから、金額うんぬんよりも買えるうちに買っておくのが吉となります。
買い替え資金を頭金にぜひ。
まとめ
以上、ロレックス GMTマスター Ref.16700 からのおすすめ買い替えモデル4つをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
Ref.16700の買取/下取り価格はこちら
→ ロレックス GMTマスター Ref.16700 買取価格
今回のおすすめモデルチョイスは、Ref.16700のペプシカラーを維持する形で選んでみました。
もう一度言いますが、シンプルなデザインの時計に買い替えたところで、また欲しくなるんですよ、ペプシは。そのくらい魅力的なカラーリングなのです。
Ref.16700は人気モデルですので、買い替えの際は十分な資金源になってくれること間違いなしです。ぜひ楽しんで次の相棒を探してみてくださいね。