2012年に登場した現行モデルのノンデイトサブマリーナRef.114060。完成度の高いノンデイトダイバーズウォッチとして、ロレックスのモデルの中では最終目的地として選ぶ人も多い、玄人好みの人気モデルです。
ロレックスのスポーツモデルらしい高額な下取り金額が期待できるため、買い替え時には他ブランドも含め、豊富なラインナップからのチョイスが可能です。
目次
- ロレックス サブマリーナノンデイト Ref.114060とは
- ロレックス買い替え時の基本的な考え方
- サブマリーナノンデイト Ref.114060 買い替えおすすめモデル4選
- まとめ
ロレックス サブマリーナノンデイト Ref.114060とは
ロレックス・サブマリーナは、1953年に登場したダイバーズモデルです。オイスターケースに逆回転防止ベゼルを備え、現行モデルではトリプロックリューズの採用などが加わったことで300mもの防水性能を誇ります。
もともとは潜水作業従事者向けのプロウォッチでしたが、現在はどんな服装にも合わせやすいデザインとサイズにより、ファッションアイテムとしての位置付けが強くなっています。
Ref.114060は、2012年に登場した現行モデルのサブマリーナです。日付機能を持たないシンプルなダイバーズウォッチですが、日付以外の機能や外装の堅牢さは上位機種であるサブマリーナデイトRef.116610LNと変わりなく、新品中古問わず非常に高い人気を誇っています。
サブマリーナノンデイト Ref.114060 の基本スペック
- 製造年:2012年〜現在
- ムーブメント:cal.3130
- 防水性能:300m
- ケースサイズ:40mm径×13mm
- 風防素材:サファイアクリスタル
- ケース素材:ステンレススチール
- ベゼル素材:セラミック
- パワーリザーブ:48時間
- 新品時重量:159g
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
手堅く!賢く!サブマリーナノンデイトRef.114060 買い替えおすすめモデル4選
では、上記踏まえた上で、サブマリーナノンデイトRef.114060からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
コツは、堅実な印象のモデルからの買い替えなので、急に大きくズレるような買い替えはしないということです。
そもそも時計を変えるということはメガネを変えるとか、髪型を変えるとかに近いものがあり、シンプルなデザインであるサブマリーナノンデイトの場合、チョイスを誤ると大失敗に繋がるので要注意です。
おすすめ1、 ロレックス シードゥエラー4000 Ref.116600
それでは、早速1本目。同じロレックスダイバーズの上位機種『シードゥエラー4000』です。
買い替えポイント:
やっぱり安定のロレックス!
同ジャンルの上位機種へ!
予算:要追加
デザイン:ブランドも系統も同じ
素材:同じ
資産価値:ランクアップ
機能:防水性能アップ、カレンダーあり
シードゥエラー4000は、サブマリーナシリーズの上位機種にあたる、防水性能1,220mのプロフェッショナルダイバーズウォッチです。
海に潜って土木作業などを行う潜水士向けの時計とあって、サブマリーナ以上にミニマルなデザインであることが特徴です。
時計としての機能も最小限ですが、Ref.114060からの買い替えとなると、Ref.116600にはカレンダー機能があるため、実用面での便利さも追加されています。
さらに、ちょっとしたポイントですが、カレンダー機能は付いているのにサイクロップレンズではないということがあります。サイクロップレンズがどうも苦手で…という方には嬉しい加点ポイントですよね。
2017年に生産終了となっているモデルであるため、現在はプレミア高騰化してしまっていますが、サブマリーナの下取り金額を資金として使用すれば、60万円〜80万円ほど追加すれば購入が可能です。
生産期間がたった4年と短く、市場のタマ数が少ないプレミアムモデルですので、今後ますます値上がりしてしまう前にぜひ!
おすすめ2、シーマスター プラネットオーシャン 215.33.40.20.01.001
おすすめ2本目は、オメガのダイバーズモデル。シーマスター・プラネットオーシャンです。
( sorry no photo. )
買い替えポイント:
ロレックスに引けをとらないブランド力!
価格もリーズナブルなプロダイバーズ!
予算:余る
デザイン:同ジャンルながら、よりスポーティに
素材:レザーブレスへ
資産価値:ランクダウン
機能:防水性能アップ
こちらは下取り買い替え後に少しだけ現金を手元に残したい買い替えプランです。
サブマリーナノンデイトRef.114060から、同じロレックスの何かに買い替えしたい場合、どうしても追加資金が必要になります。
現金が欲しいからロレックス売るけど、やっぱりそれなりの時計はしていたい。そんな方はぜひ『オメガ』へ。
オメガであれば、ロレックスに並ぶ人気ブランドであるため、ネガティブな買い替えと見られてしまう心配もありませんし、元手となるRef.114060を売って、シーマスター・プラネットオーシャンに買い替えた場合、15万円以上の現金が手元に残ります。
機能面での心配もなく、むしろ防水性能は600mへとアップグレード。
さらにオメガ独自のコーアクシャル機構を搭載し、マスタークロノメーター認証も受けているため、サブマリーナにまったく劣らない性能を有しています。
おすすめ3、ブライトリング スーパーオーシャン42
続いて3本目も、現金捻出プラン。ブライトリング・スーパーオーシャン42です。
買い替えポイント:
ロレックスよりステータス感は劣るものの、大人がしていても決して恥ずかしくはない!
そして20代へのヒット力が抜群!
予算:余る
デザイン:同ジャンルながら、より若々しいデザインへ
素材:同じ
資産価値:ランクダウン
機能:防水性能アップ
先ほどのオメガ同様、現金を手元に残したい場合におすすめの買い替えプランです。
ブライトリングは、ロレックスには劣るものの、欲しいブランドウォッチの一角としては必ず登場するブランドです。
ナビタイマーなどのハイエンドモデルは100万円を超える価格設定ですが、こちらのスーパーオーシャン42であれば、サブマリーナRef.114060下取り買い替えで、手元に30万円以上の現金が残ります。
こちらも先ほどのシーマスター同様に、なぜか防水性能がアップするというおまけ付き。1,500m防水で、ヘリウムガス排出弁まで付いているプロ仕様です。
その他の美味しいポイントとして、スーパーオーシャン42は、20代男子向けの雑誌で特集されていることが多く、その年齢層においてはロレックスよりもリスペクトされるというメリットがあります。
おすすめ4、ロレックス ヨットマスター Ref.116622 ダークロジウム
最後のおすすめは、ロレックスのもう一つのマリンウォッチ『ヨットマスター』です。
買い替えポイント:
セクシーな新色ダークロジウム!
プラチナ製ベゼルで大人の高級感にチャレンジ!
予算:要追加
デザイン:ピュアスポーツからラグジュアリースポーツへ
素材:プラチナコンビへランクアップ
資産価値:同程度
機能:防水性能ダウン、カレンダー機能追加
ダイバーズモデルであるサブマリーナに対し、ヨットマスターはヨットクルージングを楽しむ富裕層向けのラグスポウォッチ。そのためオールステンレスのランナップがなく、プラチナや金を用いた高級ラインしか存在しないのが特徴です。
前述の通り、Ref.114060のモノクロ系デザインからの買い替えは、実はなかなか難易度が高く、急にデザインを変えてしまうと周りに与える印象も一気に変わってしまいます。
そのため、ランクアップのための買い替えは特に慎重にチョイスした方がベターです。
例えばサブマリーナデイトのイエローゴールドにでも買い替えようものなら『え?まさか億り人の並みに乗った?』と思われてしまう危険性も。
その点、ヨットマスターRef.116622は大人の余裕を感じる落ち着いたデザインなので、急な『あの人は変わってしまった感』が抱かれる心配がありません。
まとめ
サブマリーナノンデイト Ref.114060 は、価格コムランキングでも常に上位にいる人気モデルです。そのため、買取価格は安定して高値をキープしており、買い替え時の資金源としては十分頼り甲斐があるものになります。
問題は、サブマリーナノンデイトというモデルの堅実かつミニマルなイメージ。そのイメージ通りに、あなた自身も他人から見られています。ツートーンのGMTマスターへの買い替えですら、大きな冒険と思っておいた方が無難です。
その点のみ気をつければ、資金的には上記以外のモデルも多数候補に挙がってきますので、ぜひ慎重にチョイスをしてみてください。