2018.06.06

1675 を売るなら|買取店別 GMTマスター 査定価格を比較

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ロレックス ROLEX GMTマスター Ref.1675 の買取価格を調査しました(最終更新:2018年6月)。

1980年頃まで製造されたGMTマスターのセカンドモデルです。アンティーク、ヴィンテージの部類に入るため、買取相場は個体の状態によって大きく変化します。

目次

GMTマスター アンティーク Ref.1675とは

売る前にまず確認したいのが、売りたいロレックスの「リファレンス(レファレンス)ナンバー」です。

リファレンスナンバーについて

時計の買取では、レフ番(型番・Ref.)とも呼ばれるリファレンスナンバーごとに買取相場が分かれています。

現行モデルであれば基本的には6桁の数字(Ref.126300など)で表記されます。モデルによっては素材やバリエーションを示すため、末尾に英字が連なる形のものもあります(Ref.116500LNなど)。

参考記事:ロレックスの【マメ知識】リファレンスナンバー(Ref.)の読み方

GMTマスター Ref.1675 の基本スペック

  • 製造年:1960年〜1980年頃
  • ケース&ブレス素材:ステンレススチール
  • ベゼル素材:合金
  • ケースサイズ:40mm径
  • 新品時重量:-
  • 風防:プラスチック
  • 防水性能:50m
  • ムーブメント:cal.1570
  • ブレスタイプ:オイスタージュビリー
  • ベゼルタイプ:両方向回転ベゼル
  • パワーリザーブ:36~48時間
  • インデックス:ドット+バー
  • 文字盤:ブラック

製造期間中のマイナーチェンジ:
MMダイヤル:1960〜1963年頃
ポインテッドリューズガード:1960〜1967年頃
ブレスレット:リベット、巻き込み、ハードと順に変更

GMTマスター Ref.1675 について

ロレックスGMTマスターは、1955年に登場したロレックスのスポーツウォッチです。1980年代以降は上位機種のGMTマスター2との併売の時期を経て、1999年まで生産されました。

詳細解説:ロレックスとは/GMTマスターとは

Ref.1675 は、1960年に登場した第2世代のGMTマスターです。

長い生産期間の中で多くのマイナーチェンジを繰り返したため、コレクターアイテムとしても非常に高い人気を誇ります。

特に有名なレアポイントは、MM(ミニッツミラー)ダイヤルと呼ばれる初期のタイプで、文字盤にミニッツサークルと呼ばれる意匠があり、さらに文字盤の黒が鏡面がかったタイプのものになります。(鏡面のみは単にミラーダイヤルと呼ばれ、こちらもレア品です。)

ムーブメントは20年間変更されず、cal.1570が使用されました。

関連カテゴリー:
GMTマスター買取カテゴリー

現在の査定額は?売り先候補16社を調査

ロレックス アンティーク GMTマスター Ref.1675 の最新買取相場の詳細は以下となります(2018年6月時点)。

買取価格の詳細

Web検索上位の主要買取店にて、直近1年間の査定価格を調査しました(2018年6月時点)。対象となった買取店のうち、5つのサイトでのみ買取金額の提示を確認できました。

カドノ質店 要問い合わせ
質屋さんドットコム 要問い合わせ
jrs 要問い合わせ
ピアゾ 要問い合わせ
ジャックロード 要問い合わせ
GMT 要問い合わせ
カイトリマン 〜¥1,000,000
なんぼや 〜¥900,000
宝石広場 要問い合わせ
買取エージェント 要問い合わせ
クオーク 要問い合わせ
ヒカカク ¥581,400 〜 ¥1,801,000
ウリドキ 〜¥1,800,000
かめ吉 要問い合わせ
ロレックスファン 要問い合わせ
エコスタイル 〜¥1,100,000

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このほかバイヤー間での流通実績も調査を実施。過去半年で複数本、¥720,000~¥2,700,000での流通実績が確認できました。

買取価格の推移とリセールバリュー

GMTマスター Ref.1675 の買取価格調査は、今回が4回目となります。

▼買取相場推移

1675価格推移

調査時期 最安値 最高値
2018年6月 ¥581,400 ¥2,700,000
2017年5月 ¥675,000 ¥1,170,000
2016年4月 ¥500,000 ¥1,150,000
2015年8月 ¥550,000 ¥1,100,000

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過去1年でミラーダイヤルなどのレアピースの価格が急騰していました。後述しますが、ユーズド販売価格においても、2倍~4倍近くにまで跳ね上がっています。

 リセールバリューは 48.4%〜60.0%(仮に通常個体を120万円、レアピースを450万円で購入した場合)ですが、時計の状態によって価格が大きく変動するため、査定時には細かな目利きが必要となります。

▼販売相場推移(新品)

調査時期 最安値 最高値
2016年5月以降 販売なし 販売なし

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1980年で生産終了となっているため、現在新品販売はありません。

(未使用品は新品ではなく中古として調査しています。)

▼販売価格推移(中古)

調査時期 最安値 最高値
2018年6月 ¥1,131,000 ¥6,780,001
2016年4月 ¥798,000 ¥1,750,000
2015年8月 ¥968,000 ¥1,554,000

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中古販売価格の上昇は凄まじく、特にMMダイヤルやミラーダイヤルの値上がりは異常ともいえるほどの上昇幅でした。

販売価格の詳細

販売価格は、価格コム・Rakuten・ヤフオク(落札実績)・メルカリ(販売中)・KANTE・ラクマを調査。

新品販売はすでになく、ユーズド販売数は20本程の販売が確認できました。

製造期間が約20年と長いため、流通量はそこそこありはするものの、今後はますますレア化が進むモデルと言えます。

まとめ|売るときのコツ

ロレックス(ROLEX)GMTマスター Ref.1675 の買取相場は、¥581,400 〜 ¥2,700,000となります(2018年6月調べ)。

アンティークロレックス全体に言えることですが、いかにオリジナルを状態よく維持しているか、ということが買取価格を決める大きなポイントとなります。

GMTマスターRef.1675も、年式や状態による価格差が大きいモデルですが、オリジナルの状態をどの程度維持しているかによっても値付けが変わってきます。

そのため、例えばミラーダイヤルの時代のものでも、オーバーホールや修理時に新しい文字盤に変えられてしまった場合は、ミラーダイヤルとしての値付けがされず、大幅に値落ちしてしまいます。

また、近年はオリジナルのブレスレットが状態良く保存されているケースが少ないため、ここも査定に大きく響くポイントです。(実際、状態が良ければブレスのみでも数十万円の高値で流通しています。)

売却の際は、こうした細かい点の目利き査定に長けている査定士に依頼し、価格のみだけでなく、売るタイミングや、売り方などの相談も同時に行いましょう。

当サイトでも無料のweb査定がありますので、お店に持ち込む前の事前査定にお気軽にご利用ください。

実際の買取査定の流れはこちらの記事でご確認ください。
→ 売る前に知りたい|ロレックス 買取査定 の方法まとめ

参考|ロレックスのモデル解説

誰もが知る高級腕時計ブランドROLEX(ロレックス)。そのモデル解説になります。

ロレックスとは

ロレックス(Rolex)は、誰もが憧れる世界的に認知度が高い高級腕時計ブランドです。中古市場においても圧倒的な人気を誇りその換金率は他のブランドの水準を大きく上回ります。

その発足は1908年(前進となる企業は1905年発足)。創業より一貫して実用性に特化した時計づくりを行っており、現代の腕時計技術の礎となる3大発明『デイトジャスト機構』『パーペチュアル機構』『オイスターケース』を生み出したメーカーとしても有名です。

そのほか、世界で初めてクロノメーター認証を取得したり、世界初のダイバーズウォッチを発売したりと、数々の偉大な歴史を持っています。

GMTマスター とは

1955年に登場したロレックスのパイロットウォッチ『GMTマスター』。1999年まで続いたGMTマスター1と、1983年から登場し現在まで続くGMTマスター2があります。

GMTマスターの最大の特徴は、24時間針と回転ベゼルによる第三時間帯まで読み取り可能ということです。

仕事で世界を飛び回る方はもちろんこの機能が便利ですが、人気が高い一番の理由は、バリエーションの豊かさにあります。

GMTマスターは、長い歴史の中で、8世代のモデルが存在し、また素材もステンレス、ロレゾール、ゴールドと様々です。