ロレックス ROLEX GMTマスター2 Ref.16718 の買取価格を調査しました(最終更新:2018年6月)。
2005年まで製造されたGMTマスター2の旧モデルです。買取相場は ¥900,000 〜 ¥2,573,228 となります。
目次
GMTマスター2 18KYG Ref.16718とは
売る前にまず確認したいのが、売りたいロレックスの「リファレンス(レファレンス)ナンバー」です。
リファレンスナンバーについて
時計の買取では、レフ番(型番・Ref.)とも呼ばれるリファレンスナンバーごとに買取相場が分かれています。
現行モデルであれば基本的には6桁の数字(Ref.126300など)で表記されます。モデルによっては素材やバリエーションを示すため、末尾に英字が連なる形のものもあります(Ref.116500LNなど)。
参考記事:ロレックスの【マメ知識】リファレンスナンバー(Ref.)の読み方
GMTマスター2 Ref.16718 の基本スペック
- 製造年:1990年〜2005年
- ケース&ブレス素材:イエローゴールド
- ベゼル素材:イエローゴールド
- ケースサイズ:40mm径×12.8mm厚
- 新品時重量:-
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.3185
- ブレスタイプ:オイスター、ジュビリー
- ベゼルタイプ:両方向回転ベゼル
- パワーリザーブ:48時間
- インデックス:ドット+バー
- 文字盤:ブラック、ブラウン
製造期間中のマイナーチェンジ:
1995年 ブレスレットがダブルロックへ
1999年頃 夜光塗料がスーパールミノバへ
2000年 フラッシュフィットが一体化
2003年 ケース横穴がなくなる
GMTマスター2 Ref.16718 について
ロレックスGMTマスターは、1955年に登場したロレックスのスポーツウォッチです。1980年代以降は上位機種のGMTマスター2が登場し、GMTマスターとの併売の時期を経て、1999年にはGMTマスター2のみのラインナップとなりました。
Ref.16718 は、1990年に登場した第二世代のGMTマスター2です。
18Kイエローゴールド製のケースとブレスレットを用いたラグジュアリースポーツモデルです。
同世代のステンレスモデルRef.16710は途中マイナーチェンジでムーブメントが変更されましたが、ゴールドモデルRef.16718とコンビモデルRef.16713は変更がなく、最後までcal.3185が使用されました。
カラーリングは、黒ベゼルと黒文字盤、茶ベゼルと茶文字盤の組み合わせがあります。
関連カテゴリー:
GMTマスター2買取カテゴリー
現在の査定額は?売り先候補16社を調査
ロレックス GMTマスター2 イエローゴールド Ref.16718 の最新買取相場の詳細は以下となります(2018年6月時点)。
買取価格の詳細
Web検索上位の主要買取店にて、直近1年間の査定価格を調査しました(2018年6月時点)。対象となった買取店のうち、5つのサイトでのみ買取金額の提示を確認できました。
カドノ質店 | 要問い合わせ |
質屋さんドットコム | 要問い合わせ |
jrs | ¥1,900,000 〜 ¥2,300,000 |
ピアゾ | 要問い合わせ |
ジャックロード | 要問い合わせ |
GMT | 要問い合わせ |
カイトリマン | ~ ¥2,000,000 |
なんぼや | 要問い合わせ |
宝石広場 | 要問い合わせ |
買取エージェント | ~ ¥1,800,000 |
クオーク | ~ ¥1,600,000 |
ヒカカク | 要問い合わせ |
ウリドキ | ~ ¥2,573,228 |
かめ吉 | 要問い合わせ |
ロレックスファン | 要問い合わせ |
エコスタイル | 要問い合わせ |
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このほかバイヤー間での流通実績も調査を実施。過去3年遡り、¥900,000 ~ ¥1,300,000 での流通実績が確認できました。
買取価格の推移とリセールバリュー
GMTマスター2 イエローゴールド Ref.16718 の買取価格調査は、今回が3回目となります。
▼買取相場推移
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥900,000 | ¥2,573,228 |
2017年7月 | ¥1,350,000 | ¥2,200,000 |
2016年3月 | ¥1,300,000 | ¥1,600,000 |
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過去2年では、もっとも高い買取相場となっていました。
リセールバリューは 33.4%〜95.4%(仮に国内中古最高値の269.7万円で購入した場合)です。
価格帯が幅広いのは、時計の状態や年式によって価格が大きく変動するためです。
▼販売相場推移(新品)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2016年5月以降 | 販売なし | 販売なし |
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2005年で生産終了となっているため、現在新品販売はありません。
(未使用品は新品ではなく中古として調査しています。)
▼販売価格推移(中古)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥1,534,014 | ¥3,228,038 |
2016年3月 | ¥1,750,000 | ¥2,860,000 |
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文字盤カラーによる価格の違いはなく、時計の状態によって価格に違いが生じています。
下値側は社外レザーベルトに交換されている個体で、上値側はオリジナル状態の美品でした。
販売価格の詳細
販売価格は、価格コム・Rakuten・ヤフオク(落札実績)・メルカリ(販売中)・KANTE・ラクマ・Chrono24を調査。
新品販売はすでになく、ユーズド販売数は国内外合わせて15本程の販売が確認できました。
高級モデルであるため、もともと市場に出回った数が少なく、現在もユーズド市場に残っている個体数は少なめです。
まとめ|売るときのコツ
ロレックス(ROLEX)GMTマスター2 イエローゴールド Ref.16718 の買取相場は、¥900,000 〜 ¥2,573,228となります(2018年6月調べ)。
18KYGロレックスは、ステンレススチール製のスポーツモデルほど流通が早くなく、そのためリセールバリューはやや低めになります。
しかしながら、Ref.16718は生産終了になったのが2005年と、比較的新しいモデルであるため、未使用品に近い美品が複数流通しており、その場合はかなり高い査定額が提示されていました。
売却の際は、18KYGロレックスの査定経験が豊富なお店を複数選び、それぞれいくらで売れるのかを比較してから売り先を決めるようにしましょう。
高額な時計であるため、宅配買取の利用の際は、必ず保険を掛けるようにしましょう。
実際の買取査定の流れはこちらの記事でご確認ください。
→ 売る前に知りたい|ロレックス 買取査定 の方法まとめ
参考|ロレックスのモデル解説
誰もが知る高級腕時計ブランドROLEX(ロレックス)。そのモデル解説になります。
ロレックスとは
ロレックス(Rolex)は、誰もが憧れる世界的に認知度が高い高級腕時計ブランドです。中古市場においても圧倒的な人気を誇りその換金率は他のブランドの水準を大きく上回ります。
その発足は1908年(前進となる企業は1905年発足)。創業より一貫して実用性に特化した時計づくりを行っており、現代の腕時計技術の礎となる3大発明『デイトジャスト機構』『パーペチュアル機構』『オイスターケース』を生み出したメーカーとしても有名です。
そのほか、世界で初めてクロノメーター認証を取得したり、世界初のダイバーズウォッチを発売したりと、数々の偉大な歴史を持っています。
GMTマスター とは
1955年に登場したロレックスのパイロットウォッチ『GMTマスター』。1999年まで続いたGMTマスター1と、1983年から登場し現在まで続くGMTマスター2があります。
GMTマスターの最大の特徴は、24時間針と回転ベゼルによる第三時間帯まで読み取り可能ということです。
仕事で世界を飛び回る方はもちろんこの機能が便利ですが、人気が高い一番の理由は、バリエーションの豊かさにあります。
GMTマスターは、長い歴史の中で、8世代のモデルが存在し、また素材もステンレス、ロレゾール、ゴールドと様々です。