ロレックスを代表するプレミアムスポーツモデル『デイトナ』Ref.116520。2000年の発売時から2013年くらいまでに入手した方であれば、間違いなく買った時の金額よりも高く売れるため、次の時計を買う際にはとても心強い資金源になってくれます。
ロレックス買い替え時の基本ノウハウとともに、デイトナ Ref.116520から買い替える場合、なにを買うべきなのか、おすすめの買い替えパターンを4つご紹介いたします。
目次
ロレックス デイトナ Ref.116520とは
ロレックスデイトナシリーズは、1963年頃に登場。1950年代末にサーキットコースである【デイトナ インターナショナル スピードウェイ】への協力がスタートしたことをきっかけに開発がスタートしました。
正式名称である【オイスターパーペチュアル・コスモグラフ・デイトナ】というモデル名は、人類の宇宙への挑戦、そしてスピードへの挑戦にインスパイアされて誕生したことから名付けられています。
Ref.116520は、第6世代にあたるモデルです。
デイトナの歴代モデルについてはこちらの記事をご参照ください。
→ ロレックス デイトナ とは|モデルの歴史・特徴まとめ
デイトナ Ref.116520 の基本スペック
- 製造年:2000年~ 2016年
- 素材:ステンレススチール
- ベゼル:タキメーターベゼル
- ケースサイズ:40mm径×12.5mm厚
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.4130
- 風防:サファイアクリスタル
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
下取り価格150万円で何買う?デイトナ Ref.116520 買い替えおすすめモデル4選
では、上記踏まえた上で、デイトナ Ref.116520 からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
Ref.116520の下取り価格は ¥1,110,000 〜 ¥1,900,000 が相場となります。(2018年4月時点)
真ん中あたりを取って、下取り価格150万円ということでこの先の話を進めていきたいと思います。
おすすめ1、クラシックな大人顔!ロレックス デイデイト Ref.18039
最初のおすすめは、ドレスロレックスのトップモデル、デイデイトの旧型ホワイトゴールドモデルです。
買い替えポイント:
クラシックなデザインの金無垢ロレックス!
小ぶりな旧モデルはビジネスシーンでも活躍!
ここが変わる:
スポーツ → ドレス
カレンダーなし → あり
曜日無し → あり
ステンレス → ホワイトゴールド
ここは変わらない:
同じロレックスの時計
予算:
下取り予算そのままか、少々追加必要程度
ロレックスドレスモデルのハイエンドモデル「デイデイト」。Ref.18039は、1970年代~1980年代に製造された旧モデルです。
旧モデルとはいえ、搭載されているムーブメントcal.3055 は、ハイビート化によってより正確な時を刻むように設計されています。加えて日付のクイックチェンジもできるため、実用的な利便性も申し分なし。
なにより、シンプルなデザインのホワイトゴールド製腕時計ということで、ビジネスの世界でワンランク上を目指す方にはぜひおすすめしたい一本です。
ゼロベースで購入すると高価ですが、デイトナの予算ありきで考えられるので、お得な買い替えが可能です。
おすすめ2、やっぱり欲しい最新作!ロレックス デイトナ Ref.116500LN
おすすめ2本目は、超人気のSS製スポーツモデル、デイトナRef.116500LNです。
買い替えポイント:
やっぱり欲しいよね!新型デイトナ!
ここが変わる:
オールステンレス → ステンレス+セラミック
ここは変わらない:
同じシリーズであるため機能面は同じ
予算:
追加で70万~100万円ほど必要
こちらもやはり下取り金額が強い味方に
ロレックスのトップオブSSスポーツモデル・デイトナ。その現行モデルとして2016年に登場したのがRef.116500LNです。
発売以降ずっと品薄高騰状態が続いており、特にホワイトダイヤルはユーズド最安値でも220万円オーバーという激レア状態。新品は250万円オーバーです。
というわけで、2本目のおすすめは、やっぱり欲しいよね!デイトナ!
記憶に新しい2016年のバーゼルワールド。この新作デイトナの発表で心震えた方も多かったのではないでしょうか。
デイトナ史上最速で200万円を超えたプレミアムモデルも、Ref.116520を資金にすれば現実的に手が届く価格帯です!
おすすめ3、目立っていこう!ウブロ ビッグバン ウニコ チタニウム セラミック
おすすめ3本目は、より一層攻めの姿勢で狙いたい!ウブロ ビッグバン ウニコです。
買い替えポイント:
より目立ち路線へ!
見ていて飽きない複雑デザイン!
ここが変わる:
ロレックス → ウブロ
ステンレス → チタン&セラミック
ステンレスベルト → ラバーベルト
ここは変わらない:
高級時計ブランドのピュアスポーツ
人気と資産価値
予算:
下取り予算そのままか、少々追加程度
FIFAワールドカップやF1などのオフィシャル計器として有名な時計ブランド HUBLOT(ウブロ) 。
船舶の窓を模した特有のデザインと、個性豊かな金属素材を組み合わることで、2005年にリリースしたモデルが「ビッグバン」です。
ビッグバンには多くのバリエーションがありますが、今回のおすすめは予算面でそのまま買い替えが可能な “チタニウム セラミック” です。
45mm径のサテン仕上げチタン+セラミック製のケースに、パワーリザーブ72時間の自動巻きキャリバーを装備したこのモデルは、大振りなデザインながらも非常に軽量な点も魅力です。
チタン部分が傷つきやすい点がやや弱点ではありますが、その重さは約136gと、40mm径のデイトナRef.116520と比較して、10gほど軽い設計です。
購入予算面では、こちらもやはりデイトナの下取りありきでこそ気軽に買い替えられるおすすめモデルです。
おすすめ4、雲上ブランドデビュー!オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク クロノグラフ
最後のおすすめプランは、世界3大腕時計ブランドの一角、オーデマ・ピゲへの買い替えです。
買い替えポイント:
雲上ブランドへのステップアップ!
ステータスもワンランクアップ!
ここが変わる:
ロレックス → オーデマ・ピゲ
カレンダー無し → あり
丸形デザイン → 八角デザイン
ここは変わらない:
高級時計ブランドのスポーツウォッチ
人気と資産価値
クロノグラフ
ステンレススチール製
予算:
追加で110万~130万円の予算が必要
下取り資金を頭金にして分割払いもあり
さて、最後のおすすめは雲上ブランドオーデマ・ピゲの代表モデル「ロイヤルオーク」です。
ロイヤルオークが登場したのは1972年。同ブランドでは初となるオールステンレス製の高級スポーツウォッチとして発表され、45年以上たった現在もステータスシンボルとして絶大な人気を誇ります。
そして今回デイトナから買い替える場合のおすすめとして紹介したいのは、ロイヤルオークのクロノグラフというモデルになります。
もちろんシンプルな3針モデルでも良いのですが、せっかくなのでデイトナの下取り予算を頼りに、より高額なクロノグラフにチャレンジしたいところです。
鬼才ジェラルド・ジェンタの不朽の名作をぜひ!
まとめ
以上、長々と書いてまいりましたが、ロレックス デイトナ Ref.116520 からのおすすめ買い替えモデル4本、いかがでしたか?
いつもは予算を少し残して現金を作る買い替えプランも用意するのですが、今回はデイトナRef.116520が相手ということで、妥協無しのランクアッププランで選んでみました。
他のモデルからのおすすめ買い替えモデルはコチラ
→ ロレックスの買い替えカテゴリー
ぜひ楽しんで次の相棒を探してみてくださいね。