ロレックス『シードゥエラー ディープシー』Ref.116660 Dブルー。深海への潜水チャレンジモデルであるため、防水性能はなんと3,900mを誇ります。
その驚異的な性能ゆえ、分厚く大きなケースが日常使いには不向きで使いにくさを感じてしまうことも。
というわけで、ロレックス買い替え時の基本ノウハウとともに、ディープシーDブルーRef.116660から買い替える場合、なにを買うべきなのか、おすすめモデルを3つご紹介いたします。
目次
ロレックス ディープシーDブルー Ref.116660とは
1967年に行われたマリアナ海溝最深部へのチャレンジデータを元に、フランスの潜水事業会社コメックスの協力を得て完成された歴史を持つプロフェッショナルウォッチ【ディープシー】。サブマリーナの上位機種であるシードゥエラーのさらに上位の機種として2008年に登場しました。
Dブルーは、そのカラーバリエーションとして2014年に後追いで登場した文字盤カラーです。2012年に、マリアナ海溝単独到達という歴史的快挙を成し遂げたジェームズ・キャメロン氏の功績を記念して発売されました。
(2018年のバーゼルワールドにて、Ref.126660へとモデルチェンジが行われたため、現在は生産終了モデルとなります。)
ディープシーDブルー Ref.116660 の基本スペック
- 製造年:2014年~ 2017年
- 素材:ステンレススチール+チタン合金
- ベゼル:セラクロム製逆回転防止ベゼル
- ケースサイズ:44mm径×18.1mm厚
- 防水性能:3,900m
- ムーブメント:cal.3135
- 風防:サファイアクリスタル(ドーム型)
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
下取り価格135万円で何買う?ディープシーDブルー Ref.116660 買い替えおすすめモデル3選
では、上記踏まえた上で、ディープシーDブルー Ref.116660 からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
Ref.116660の下取り価格は ¥1,135,000 〜 ¥1,532,500 が相場となります。(2018年6月時点)
ちょうど真ん中あたりを取って、下取り価格135万円ということでこの先の話を進めていきたいと思います。
おすすめ1、KING OF ROLEX!ロレックス デイトナ Ref.116500LN
最初のおすすめは、超人気のSS製スポーツモデル、デイトナRef.116500LNです。
買い替えポイント:
やっぱり欲しいよね!新型デイトナ!
ここが変わる:
ダイバーズ → クロノグラフ
3,900m防水 → 100m防水
パワーリザーブ48時間 → 72時間
44mm径 → 40mm径
カレンダーあり → なし
ここは変わらない:
同じロレックスの人気モデル
ステンレススチール製ピュアスポ
予算:
追加で100万円ほど必要
下取り金額が強い味方に
ロレックスのトップオブSSスポーツモデル・デイトナ。その現行モデルとして2016年に登場したのがRef.116500LNです。
発売以降ずっと品薄高騰状態が続いており、特にホワイトダイヤルはユーズド最安値でも220万円オーバーという激レア状態。新品は250万円オーバーです。
というわけで、最初の買い替えおすすめモデルは、やっぱり欲しいよね!デイトナ!
Dブルーを購入した時、だれもが思うであろう「そんなに潜らない」「デカい」「重い」という3つの難点。それを解消しつつ、さらにDブルー以上の所有欲を満たしてくれるのは、もはやデイトナ以外に選択肢がありません。
デイトナ史上最速で200万円を超えたプレミアムモデルも、Dブルーを資金にすれば現実的に手が届く価格帯です!
おすすめ2、複雑機構をリーズナブルに!ロレックス スカイドゥエラー Ref.326934
おすすめ2本目は、ロレックスのコレクションではもっとも新しいモデル。スカイドゥエラーのホワイトロレゾールモデルRef.326934です。
( sorry no photo. )
買い替えポイント:
時計好きなら入手したい複雑機構
ホワイトロレゾールなので予算も現実的
ここが変わる:
ダイバーズ → ドレス
3,900m防水 → 100m防水
パワーリザーブ48時間 → 72時間
44mm径 → 42mm径
通常カレンダー → 年次カレンダー
その他機能面多数
ここは変わらない:
同じロレックスの高級モデル
予算:
追加で80万円ほど必要
下取り金額が強い味方に
スカイドゥエラーは2012年に登場したロレックスが誇るコンプリケーションウォッチです。
ロレックスでは初となる年次カレンダーを搭載しており、ヨットマスター2と並ぶ複雑機構モデルとして新たなファン層を作り上げています。
Ref.326934は、2017年に後追いで発売されたホワイトゴールドモデルです。これまで18KG素材のみの展開で入手ハードルが高かったモデルだけに、このモデルの登場は時計ファンにとって心待ちにしていたものでした。
スカイドゥエラーのムーブメントcal.9001は、リングコマンドベゼルと呼ばれる回転式ベゼルとの組み合わせにより、様々な機構の調整が可能になっています。
ロレックスが複雑機構の時計を作るようになったのはごく最近であるため、これまでのロレックスファンとは異なる層に向けたメーカー戦略とも見て取れます。
購入予算は先の新型デイトナとほぼ変わりませんが、やはりDブルーの下取り資金が大きな助けとなるため、現実的な予算範囲内となります。
さあ、海から空へ!
おすすめ3、現金捻出!だが妥協はしない!ブライトリング スーパーオーシャン42 A182C15PSS
おすすめ3本目は、ロレックスに引けを取らないブランド力を誇るブライトリングの人気モデル『スーパーオーシャン42』です。
買い替えポイント:
ロレックスよりステータス感は劣るものの、大人がしていても決して恥ずかしくはない!
そして20代へのヒット力が抜群!
ここが変わる:
ロレックス → ブライトリング
3,900m防水 → 500m防水
ここは変わらない:
ステンレススチール製
プロフェッショナルダイバーズ
予算:
下取り資金が100万円以上現金で残る
最後のおすすめモデルは、現金を手元に残したい場合におすすめの買い替えプランです。
ブライトリングは、ロレックスにはやや劣るものの、欲しいブランドウォッチの一角としては必ず登場するブランドです。
ナビタイマーなどのハイエンドモデルは100万円を超える価格設定ですが、こちらのスーパーオーシャン42であれば、Dブルーの下取り買い替えで、手元に100万円以上の現金が残ります。
防水性能がややダウンするものの、500m防水でヘリウムガス排出弁まで付いているプロ仕様でなので、文句なしだと思います。
42mmサイズはメーカーコンセプトとしてはボーイズサイズという位置づけで、いわゆるメンズモデルは44mmです。しかし、実は日常使いにちょうどいいのはこちらの42mmサイズです。
その他の美味しいポイントとして、スーパーオーシャン42は、20代男子向けの雑誌で特集されていることが多く、その年齢層においてはロレックスよりもリスペクトされるというメリットがあります。
まとめ
以上、長々と書いてまいりましたが、ロレックス ディープシーDブルー Ref.116660 からのおすすめ買い替えモデル3本、いかがでしたでしょうか。
「そんなに潜らない」「デカい」「重い」という3つの難点を解消しつつ、所有欲は満たし続けるというテーマでチョイスしてみました。
他のモデルからのおすすめ買い替えモデルはコチラ
→ ロレックスの買い替えカテゴリー
Ref.116660Dブルーは生産終了となったプレミアムモデルであるため、現在絶賛値上がり中ではありますが、ロレックスは他の人気モデルもすべて値上がり中ですので、ロレックスに買い替える際は、売るタイミングは特に気にせずともOKです。
ぜひ楽しんで次の相棒を探してみてくださいね。