2019.05.21

ロレックス GMTマスター2 Ref.116710LN とは|特徴・スペック・価格など

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ロレックス GMTマスター2 Ref.116710LN のモデル詳細情報です。2019年に廃盤となった、GMTマスター2のブラックベゼルモデルです。

2007年からこちらの6桁リファレンスナンバーになりましたが、当時はスポーツロレックス史上最高のモデルチェンジと称されたほど、高い評価を得ていました。

目次

ロレックス GMTマスター2 Ref.116710LN(製造年、基本スペックなど)

  • 製造年: 2007年~
  • ムーブメント: Cal.3186
  • 防水性能:100m
  • ケース径:40mm径×12mm厚
  • ケース素材:ステンレススチール
  • ブレス素材:ステンレススチール
  • 風防:サファイアクリスタル
  • ベゼルタイプ:セラミック(24時間表示)タイプ
  • パワーリザーブ:48時間
  • 新品重量:約152g

前作16710からの変更点ですが、見た目からしてまったく異なるのすが、ラグやリューズガードが大きくなり、外装面が大幅に強化されています。

またベゼルの素材もセラミック製に変更され、より傷に強く、経年劣化しにくくなりました。

フェイス面では、針とドットインデックスのサイズが大きくなっていて、視認性もかなり良くなりました。

ブレスレットデザインはドレッシーに

ブレスレットは中コマが新たにポリッシュ仕上げに変わっています。材質も無垢材になって、重量感のある作りになっています。

バックルの中央部分と、ブレス側面も同じくポリッシュ仕上げになっており、高級感のあるデザインです。

こちらの116710ですが、これは末尾にLNと付くブラック一色のベゼルを用いたモデルですが、同じシリーズで末尾にBLNRと付く青黒ツートーンカラーの展開もあります。

第3時間帯(3タイムゾーン)まで読み取れるGMT機能

ムーブメントは前作の後期型から採用されたcal.3186を搭載しています。短針の単独操作が可能で、ヒゲゼンマイの素材には新たに耐磁性のパラクロムを使用しています。

実際に操作する際はリューズを緩めて、右に回すと手巻きでのゼンマイ巻き上げです。

そ子から一段引くと、短針操作ができます。少々固いので気を付けてください。日付のチェンジもここで行います。

さらにもう一段引くと長身の操作ができます。GMTの針もこの操作で動かすことができます。

GMTマスター2は、この2つの操作で第三時間帯まで読み取ることが可能になっています。

GMTマスター2シリーズのステンレス製モデルですが、2018年3月に行われたバーゼルワールドで、最新モデル126710BLROが発表されました。

126710BLROには、最新のムーブメントcal.3285を装備されていて、これまで48時間だったパワーリザーブが70時間にまで延長されています。

残念ながら2019年に廃盤となってしまいましたが、スーツに黒革靴・黒ベルトというビジネススタイルに合わせやすいのは、やはりこちらのブラックなので、新作を心待ちにしたいと思います。

GMTマスター2 Ref.116710LN の買取価格

GMTマスター2 Ref.116710LN の買取価格については、下記の記事よりご確認ください。
→ ロレックス GMTマスター2 黒ベゼル 116710LN 買取価格2018年3月

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