ロレックス・アンティーク・デイトジャスト Ref.1603 の買取価格と販売価格を調査しました。信頼性の高いロレックスの時計ですが、アンティークの売買には注意が必要です。
目次
- ロレックス アンティーク デイトジャスト Ref.1603 とは
- デイトジャスト Ref.1603 の買取価格と中古販売相場
- まとめ：売買の注意点
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→ ロレックス デイトジャストの買取相場が分かる｜モデル・Ref・地域別で買取店の実績を比較
ロレックス アンティーク デイトジャスト Ref.1603 とは
ロレックス Ref.1603 は、1960年代に登場した第３世代のデイトジャストです。ロレックスの３大発明である『オイスターケース』『パーペチュアル機構』『デイトジャスト機構』をすべて備えた実用時計です。
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ロレックス デイトジャスト Ref.1603 の基本スペック
製造年：1960年代〜1970年代後半
ケース＆ブレス素材：ステンレススチール
風防：プラスチック
ムーブメント：cal.1560（前期）、cal.1570（後期）
ケースサイズ：36mm径×12mm厚
防水性能：50m
同時期のモデルにRef.1601が存在しますが、1601はベゼルが18金のフルーテッド仕様になります。
デイトジャスト Ref.1603 の買取価格と中古販売相場
ロレックス デイトジャスト Ref.1603 の買取価格と中古販売価格は下記の通りです。
（2016年6月30日調べ）
デイトジャスト Ref.1603 の買取価格
￥120,000 〜 ￥210,000
デイトジャスト Ref.1603 の中古販売価格
￥200,000 〜 ￥300,000
古い時計ですので、時計の状態とギャランティーの有無によって販売価格が変わります。買取価格も同じように差が出ます。cal.1560搭載の前期モデルよりも、cal.1570搭載の後期モデルの方が高くなっています。
また、ブレスの状態も時計本体の状態と同じように、査定額を左右します。当時のブレスは、巻き込み式のブレスとなっており、現在のオイスターブレスとは違って、サイズ調整などの軽メンテナンスも職人の技が必要でした。よって、素人仕事の後が残ってしまっていると、マイナス査定の対象になります。
まとめ：売買の注意点
アンティークロレックスを買取に出す場合、注意しなければならないことは、アンティークロレックスに詳しいスタッフがいるお店に任せるということです。
現行のスポーツモデルと異なり、アンティーク・デイトジャストは海外での流通見込み数が少なく、特別な売り先（例えば自店舗でアンティークの販売にも力を入れている）を持っていない買取店では、十分な買取価格を提示することはできません。
また、購入時においても注意が必要です。ロレックスはすべてロレックスの純正部品で構成されているからこそ価値が高く、過去の修理履歴がきちんと残っていることや、プロが見て社外品が使われていないということが、良いアンティークロレックスの条件になります。
偽物ではないにしろ、過去に社外部品でのメンテナンスを行なった時計は、『わけあり』や『社外部品使用』などと書かれ、通常よりも安い価格で売られているので、注意しましょう。
