常に時代の先端行く実用時計の最高峰ブランド・ロレックス。その価値は、時計としての出来以前に、時計を構成する部品ひとつひとつにまで詰まったブランド哲学にあります。ロレックスがいつまでも高い価格で取引される理由を、外装パーツの価値から見ていく事にしましょう。
目次
- ロレックスのケース
- ロレックスの素材
- ロレックスの文字盤
- ロレックスのブレス
- まとめ
ロレックスのケース
現行モデルのロレックスのケースは、すべてオイスターケースが使われています。
オイスターケースは、1926年に発明された、ロレックス三大発明のひとつです。
オイスターケースの詳細は、過去のエントリーをご参照ください。
>> ロレックス 3大発明 その1 『オイスターケース』
>> 【オイスターケースの秘密】ロレックスが高価買取になる理由
ロレックスの素材
ロレックスの時計は、時計の出来以前にパーツ、パーツの出来以前に素材です。
強靭であり、美しさを保てるという条件で選び抜かれた素材は、加工が非常に難しいものであり、ロレックスの技術力があってこそ、使用が実現しています。
ロレックスの素材をもっと知りたい方はこちら。
>> ロレックス・ステンレス素材の秘密
ロレックスの文字盤
ロレックスの文字盤は、実用重視の見やすいデザインが絶対条件。
素材には、真鍮やゴールド、あるいはプラチナやパールなどのプレミアム素材もあります。
これに電気メッキや蒸着メッキを施し、プリントされ、完成となります。
文字盤は、時計の顔とも言える大事な部分なので、すべて自社で、かつほぼすべての作業を手作業で行っています。
針やインデックスも視認性第一ですが、腐食しにくく、かつ美しいということも、大事なポイントです。
ロレックスのブレス
年々進化し続けるロレックスのブレスレット。
様々な改良が、いまもなお行われています。
ブレスレットは、装着感を左右する大事な部分あり、ロレックスでは人間工学に基づき、設計&デザインされています。
素材には、ケースと同じく904Lステンレスが使用されています。
ブレスには3タイプ存在し、オイスターブレス、ジュビリーブレス、プレジデントブレスがあります。
まとめ
ロレックスの時計の価値は、ケースを含む外装パーツの価値が半分を占めます。
それだけロレックスのフィロソフィが表れているということになります。
極端な話、時計の中身が壊れていても、外装が小傷程度であれば、思っている以上に買取価格が高価になります。
>> 壊れたロレックスでも買取に出せるのか?