堅実なイメージ漂う実用腕時計の王道『デイトジャスト 』。オールステンレスモデルRef.116200は、入社3年目などの節目で購入する方も多く、年齢とともに買い替えを検討する時期の方もいらっしゃるかと思います。
デイトジャストはロレックスのモデル中では比較的大人しめの買取価格となりますが、それでも買い替え時には心強い資金源になってくれることは間違いありません。
ここでは、Ref.116200から買い替える場合のおすすめモデルを4本ご紹介いたします。
目次
- ロレックス デイトジャスト Ref.116200とは
- ロレックス買い替え時の基本的な考え方
- デイトジャスト Ref.116200 買い替えおすすめモデル4選
- まとめ
ロレックス デイトジャスト Ref.116200とは
デイトジャストは、言わずと知れたロレックスを代表するスタンダードウォッチです。その名称は、ロレックスの3大発明のひとつである【デイトジャスト機構】から取っています。圧倒的な知名度と、圧倒的な生産数を誇り、バリエーションも100種類以上と言われているほど豊富です。
Ref.116200は、オールステンレススチール製でありながら、美しく湾曲したドームベゼルが高級感を漂わせる36mm径スタンダードモデルです。
デイトジャスト Ref.116200 の基本スペック
- 製造年:2006年〜現在
- ムーブメント:cal.3135
- 防水性能:100m
- ケースサイズ:36mm径×12mm
- 風防素材:サファイアクリスタル
- ケース素材:ステンレススチール
- ベゼル素材:ステンレススチール
- パワーリザーブ:48時間
- 新品時重量:125g
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
堅実派なイメージをどこまで変えるか!?デイトジャスト Ref.116200 買い替えおすすめモデル4選
では、上記踏まえた上で、デイトジャスト Ref.116200からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
コツは、堅実な印象のモデルからの買い替えなので、急に大きくズレるような買い替えはしないということです。
好みなので強くは言いませんが、GMTマスター2のペプシベゼルや、グリーンサブマリーナなど、カラー系への買い替えは、急にイメージが変わるため難易度高めです。
急なイメージチェンジは、服のコーディネートも大きく変わってしまうので、時計だけでなくいろいろと買い替える必要が出てくるため、資金的にもおすすめとは言えません。
おすすめ1、 ロレックス デイトジャスト Ref.116234
それでは、早速1本目。まずは無難に同じデイトジャストの上位モデルRef.116234です。
買い替えポイント:
同シリーズでのアップグレードは、単純ながらセンスよし!
予算:要追加
デザイン:ブランドも系統も同じ
素材:ランクアップ
資産価値:ランクアップ
機能:変わらず
Ref.116234は、ケースとブレスレットにはステンレススチールを、ベゼルにはホワイトゴールドをそれぞれ用いている仕様で、美しくカッティングされたフルーテッドベゼルが輝きを放つメンズドレスアップモデルです。
Ref.116200とは同系統ながらもラグジュアリーさが段違い。単純なアップグレードだからこそ、周囲にも違いが伝わるものです。
コンビ素材のデイトジャストは、重量面でのメリットもあります。ベゼルに18Kホワイトゴールド素材を用いていながらも、実はステンレス製のRef.116200よりも約10g軽いのです。ふだん使いの時計ですから、10gの差も大きく感じるはず。
おすすめ2、グランドセイコー レザーストラップ SBGX297
( sorry no photo. )
おすすめ2本目は、グランドセイコーのレザーストラップモデル。
買い替えポイント:
デイトジャストに引けをとらない堅実さ!
実は女子ウケも抜群!?
予算:余る
デザイン:シンプルな3針へ
素材:レザーブレスへ
資産価値:ランクダウン
機能:カレンダーなし
こちらは下取り買い替え後に少しだけ現金を手元に残したい買い替えプランです。
デイトジャスト Ref.116200 から、同じロレックスの何かに買い替えを行いたい場合、どうしても追加資金が必要になります。
現金が欲しいからデイトジャスト売るけど、やっぱりそれなりの時計はしていたい。そんな方はぜひ『GS グランドセイコー』へ。
グランドセイコーは国産ブランドでは最も知名度が高く、堅実派なイメージで知られています。飾り気のまったくない、とてつもなくシンプルなデザインは、実は女子ウケも抜群です。
(関連記事 → 女子ウケ腕時計 おすすめはシンプルな高級品)
機能面での大きな違いとして、SBGX209は機械式ではなくクォーツです。
「えー、ちょっとクォーツはやすい感じで嫌だなぁ。」と思った方もいるかと思いますが、実はここもおすすめポイント。
グランドセイコーのクォーツは、なんと年差プラマイ10秒以内!日差ではなく年差ですよ!年差!
時計が詳しい人なら『年差クォーツ』と言えば通じますし、時計に詳しくない人は機械式とクォーツの違いがわかりません。
そのため、ロレックスからグランドセイコーへの買い替えは、チープな印象を与えてしまう心配は無く、むしろ真面目な選択として捉えられると思います。
堅実なイメージと高級感は残しつつ、買い替え時には15万円ほどの現金が手元に残ります。これから結婚する世代には間違いなく賢い買い替えとなります。
機械式の技術も素晴らしいですが、近代技術であるクォーツを愛でてみるのも良いのではないでしょうか。
おすすめ3、IWC パイロットウォッチ マーク18 IW327001
続いて3本目におすすめしたいのは、デザインに遊びを加えながらも堅実さは残せるIWCへの買い替えです。
買い替えポイント:
デイトジャスト に引けをとらない堅実さ!
でもちょっと遊び心は効かせたい!
予算:要追加
デザイン:同じスタンダード系ながら よりファッショナブルに
素材:同じ
資産価値:同程度
機能:防水性能ダウン
IWCは、1868年にアメリカ人時計職人であるフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが創業した、スイスの時計メーカーです。インターナショナル・ウォッチ・カンパニーを略して「IWC」と表記します。
IWCも高級モデルが多いブランドですが、このパイロットウォッチならデイトジャストを下取りした金額にちょっとだけ予算を追加する程度で購入可能です。
堅実なイメージは残しつつ、デイトジャストにはない遊び心があるデザインは、大人の余裕を演出できること間違い無し。
機能面や資産性での利点はありませんが、ファッション誌に取り上げられることも多いモデルであるため、知名度は申し分ありません。
40mm径と少し大きめのケースですが、11mm厚と薄い作りなので、重さもなく装着感も抜群です。黒のレザーストラップも好感度高し。
おすすめ4、ロレックス デイデイト Ref.18039A
最後のおすすめは、ロレックスの最上級ドレスモデル『デイデイト』。先々代のホワイトゴールド素材モデルにあたるRef.18039Aです。
買い替えポイント:
ロレックスの最上位モデルへアップグレード!
ホワイトゴールドは好感度も抜群!
予算:要追加
デザイン:ゴールドとダイヤモンドで高級感大幅アップ
素材:ランクアップ
資産価値:ランクアップ
機能:曜日機能追加
デイトジャストがスタンダードモデルであるのに対し、デイデイトはハイエンドモデルです。
ゴールドとプラチナの展開しかない強気なラインナップは、ステータスシンボルにも成るため、多くのエグゼクティブに愛用されています。これから多くの部下を持つ立場になる方には特におすすめな買い替えプランとなります。
ステンレス製のデイトジャストからですと、大幅なアップグレードとなってしまいますので、敢えておすすめしたいのは、社外レザーブレスに取り替えられている個体への買い替え。
その理由は、第一に予算です。プレジデントブレスと呼ばれる貴金属製の純正ブレスレット装備品は、非常に高額であることは言わずもがな。中古品の最安個体でも115万円ほどです。
対して社外レザーブレスに取り替えられている個体であれば、90万円台で購入することが可能です。
また、Ref.116200からいきなりフルスペックのデイデイトに買い替えてしまうと、堅実なイメージが一気に崩れてしまう点が、第二の理由になります。
ギラギラ感を和らげ、品良く身の丈にあった買い替えを行うためにも、社外レザーブレスという選択は欠かせないのです。
まとめ
デイトジャスト Ref.116200 は、目立つモデルではないものの、ロレックスらしい下取り価格が期待できる人気モデルであるため、買い替え時には心強い資金源になってくれます。
買い替え時は、デイトジャストというモデルが持つ堅実なイメージを崩すことなく、むしろより堅実感を強めるくらいのイメージで次のパートナーを選ぶと良いでしょう。
度々の忠告になりますが、ぜひ慎重に。いきなり大幅なデザインチェンジを行わないことを強くおすすめします。