ロレックス『GMTマスター』のYGコンビ素材ヴィンテージモデルRef.16753。コレクターアイテムとしても愛される名品であるため、買い替えるのはちょっともったいないですが、それでもやはり飽きることはあるもの。
というわけで、ロレックス買い替え時の基本ノウハウとともに、GMTマスターRef.16753から買い替える場合、なにを買うべきなのか、おすすめモデルを4つご紹介いたします。
目次
ロレックス GMTマスター Ref.16753とは
ロレックス・GMTマスターが発売されたのは1955年。当時はパンアメリカンの国際航空パイロット用として発売されました。
Ref.16753 は、1980年に登場した第三世代のGMTマスターです。
ケースとブレスの素材には18Kイエローゴールドとステンレススチールのコンビ素材(イエローロレゾール)を使用し、ヴィンテージ感あふれるデザインで、生産終了から30年経った現在も高い人気を誇るモデルです。
GMTマスター Ref.16753 の基本スペック
- 製造年:1980年~1988年
- 素材:イエローロレゾール
- ベゼル:両回転GMTベゼル
- ケースサイズ:40mm径
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.3075
- 風防:サファイアクリスタル
ロレックス買い替え時の基本的な考え方
ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。
魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。
そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。
1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能
5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
→ ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目
下取り価格60万円で何買う?GMTマスター Ref.16753 買い替えおすすめモデル4選
では、上記踏まえた上で、GMTマスター Ref.16753 からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。
Ref.16753の下取り価格は ¥527,730 〜 ¥900,000 が相場となります。(2018年6月時点。参考:ロレックス GMTマスター Ref.16753 買取価格)
少なめに見積もって約60万円です。この下取り金額を資金源に買い替えモデルを検討していくことになります。
おすすめ1、激レアの2代目ペプシ!GMTマスター Ref.1675
最初のおすすめは、本格的なヴィンテージモデル Ref.1675 への買い替えです。
買い替えポイント:
GMTマスターといえばこのモデルなしでは語れません!
一生ものの資産としてぜひ!
ここが変わる:
ロレゾール → ステンレススチール
第3世代 → 第2世代
ここは変わらない:
同じGMTマスターシリーズ
機能面もほぼ同じ
予算:
どんなに安くても130万円から
狙いは250万円以上の美品
GMTマスターRef.1675は、シリーズ第2世代にあたるヴィンテージモデル。
製造期間が長かったため、市場には多くのタマ数が残っていた…のは数年前の話で、現在は数えられるほどに減少しています。
そのため、状態の良い個体ほど早めの入手が必須となります。今後ますます入手が困難になり、近い将来アンティコルムやサザビーズのような骨董品オークションでしか買えなくなる可能性大。
もちろんRef.16753も年々値上がりしており、今後はヴィンテージモデルの仲間入りを果たしていくものと思いますが、その頃にはRef.1675は最安でも250万円オーバーになっているかもしれません。
資産価値という面において、まだギリギリ投資可能な時期ですから、金額うんぬんよりも買えるうちに買っておくのが吉となります。
買い替え資金を頭金にぜひ。
おすすめ2、シンプルで上品な高級紳士時計!クレドゥカルティエ
( sorry no photo. )
おすすめ2本目は、予算そのままでの買い替えプラン。
買い替えポイント:
ロレックスに引けを取らないブランド力!
高級感のあるデザインが◎!
ここが変わる:
ロレックス → カルティエ
YGコンビ → ステンレススチール
GMTあり → なし
100m防水 → 生活防水
ここは変わらない:
メタルブレスレット
予算:
下取り価格でそのまま購入可能
ロレックスの引けを取らない人気ブランド『カルティエ』。1919年の誕生から、約100年ほどの歴史を持つタンクが有名なモデルですが、今回のおすすめモデルは、楕円形のケースが特徴的なクレドゥカルティエです。
近年はパシャやバロンブルーなど前衛的なデザインのものが多かった同ブランドですが、クレドゥカルティエは原点回帰したようなシンプルで上品なデザインが特徴です。文字盤の掘りもカルティエらしく、ローマ数字のインデックスがとても美しい紳士時計になっています。
ケース幅40mm、厚み11.76mmなので、大きさ的にはRef.16753と同じくらいになりますが、回転ベゼルがない分、少し大きく見えるかもしれませんが、ステンレススチール製なので悪目立ちの心配はありませんね。
上品でシンプルといえば「カルティエ」。ぜひかっこよく着こなしてください。
おすすめ3、迷ったら最新モデル!GMTマスター2 Ref.126711CHNR
3本目におすすめしたいのは、2018年のバーゼルワールドで発表された新型GMTマスター2 “エバーローズロレゾール” Ref.126711CHNRです。
買い替えポイント:
最新のエバーローズロレゾールモデル!
落ち着いたカラーが大人の色気を引き立てます!
ここが変わる:
イエローロレゾール → エバーローズロレゾール
ポストヴィンテージ → バーゼル最新
短針単独駆動なし → あり
ここは変わらない:
同じロレックス
同じGMTマスターシリーズ
予算:
新品相場は250万円前後!
発売間もないため、覚悟のいる価格です!
Ref.126711CHNRは、2018年3月のバーゼルワールドにて発表されたばかりのモデルです。
GMTマスターシリーズでは初となるエバーローズゴールド+ステンレススチールのコンビ素材に用いており、これまでにない大人のオシャレウォッチとしてリリースされました。
アンティークモデルをイメージさせる落ち着いたブラウン×ブラックの2トーンベゼルはゲキ渋です。かっこよすぎ。
間違いなく現行プレミアムモデルになる予感しかしません。というか既に高騰中です。
デザイン以外でも、最新のムーブメントを搭載しているため、パワーリザーブが70時間に延長されている点が嬉しい変更ポイント。
問題は(毎年のことですが)バーゼルの新作は “いつ買えるのか” が大きなハードルとなることで、見つけた時がチャンスだと思って飛びついてくださいませ。
おすすめ4、スクエア型の不朽の名作!ジャガールクルト レベルソ
最後のおすすめは、時計好きならぜひ検討した不朽の名作です。
買い替えポイント:
時計好きなら一度は付けたい名作中の名作!
ピンクゴールドで余裕のある男を演出!
ここが変わる:
ロレックス → ジャガールクルト
あとはモデルによって様々
ここは変わらない:
高級腕時計であること
予算:
下取り予算でそのまま購入可能なモデルもあります
ジャガールクルトは、1833年創業のスイスの時計メーカーです。パテックフィリップやオーデマピゲなどの一流時計ブランドに部品を供給していたことから、時計愛好家の間では必ずと言っていいほど話題に上がる名門ブランドです。
そのフラッグシップモデルであるレベルソは、1931年に登場しました。「反転する」という意味のモデル名の通り、文字盤部分が反転する仕掛けがなされ、他にはない楽しさがあるドレスウォッチです。
もともとは反転させることでスポーツ中の破損を防いだという歴史があるのですが、反転させるときの感触がなんとも心地よい。ボールペンの芯の出し入れみたいに何度もひっくり返しては戻してとしてしまいそうです。笑
レベルソは種類が多すぎるため、予算面も幅広くなりますが、ピンクゴールド製のシンプルなモデルであれば下取り予算に30万円ほど追加することで購入が可能です。
スクエア型はスーツとのマッチ度が非常に高いため、スーツ仕事が増えた方にはぜひおすすめしたい時計です。
まとめ
以上、長々と書いてまいりましたが、ロレックス GMTマスター Ref.16753 からのおすすめ買い替えモデル4つ、いかがでしたでしょうか。
Ref.16753の買取/下取り価格はこちら
→ ロレックス GMTマスター Ref.16753 買取価格
Ref.16753はポストヴィンテージ世代の人気モデルですので、買い替えの際は十分な資金源になってくれること間違いなしです。ぜひ楽しんで次の相棒を探してみてくださいね。