ロレックス ROLEX GMTマスター2 Ref.116719BLRO の買取価格を調査しました(最終更新:2018年6月)。
2005年発売の現行GMTマスター2のホワイトゴールドモデルです。買取相場は ¥2,212,500 〜 ¥3,126,000 となります。
目次
GMTマスター2 18KYG Ref.116719BLROとは
売る前にまず確認したいのが、売りたいロレックスの「リファレンス(レファレンス)ナンバー」です。
リファレンスナンバーについて
時計の買取では、レフ番(型番・Ref.)とも呼ばれるリファレンスナンバーごとに買取相場が分かれています。
現行モデルであれば基本的には6桁の数字(Ref.126300など)で表記されます。モデルによっては素材やバリエーションを示すため、末尾に英字が連なる形のものもあります(Ref.116500LNなど)。
参考記事:ロレックスの【マメ知識】リファレンスナンバー(Ref.)の読み方
GMTマスター2 Ref.116719BLRO の基本スペック
- 製造年:2014年〜現在
- ケース&ブレス素材:ホワイトゴールド
- ベゼル素材:ホワイトゴールド+セラミック
- ケースサイズ:40mm径
- 新品時重量:-
- 風防:サファイアクリスタル
- 防水性能:100m
- ムーブメント:cal.3186
- ブレスタイプ:オイスター、ジュビリー
- ベゼルタイプ:両方向回転ベゼル
- パワーリザーブ:48時間
- インデックス:ドット+バー
- 文字盤:ブラック、ブルー
製造期間中のマイナーチェンジ:
2018年 文字盤カラーがブラックからブルーへ
GMTマスター2 Ref.116719BLRO について
ロレックスGMTマスターは、1955年に登場したロレックスのスポーツウォッチです。1980年代以降は上位機種のGMTマスター2が登場し、GMTマスターとの併売の時期を経て、1999年にはGMTマスター2のみのラインナップとなりました。
Ref.116719BLRO は、2014年に登場した18Kホワイトゴールド製のGMTマスター2です。
旧モデルでの赤青ベゼルを再現した仕様で、ステンレス素材ではなくゴールド素材にしたことで、新たなファン層を作り出しています。
GMTマスター2はこの世代からインデックス(アワーマーカー)のドットサイズが大きくなり、より視認性が向上しています。
また、cal.3186にはパラクロムヒゲゼンマイが使用されており、これまでのcal.3185よりも耐磁性に優れています。
セラミック製のベゼルは傷に強く、文字部分が擦り切れる心配も少なく安心です。
ダイヤルカラーは2018年にブラックからブルーにマイナーチェンジされています。
関連カテゴリー:
GMTマスター2買取カテゴリー
現在の査定額は?売り先候補16社を調査
ロレックス GMTマスター2 ホワイトゴールド Ref.116719BLRO の最新買取相場の詳細は以下となります(2018年6月時点)。
買取価格の詳細
Web検索上位の主要買取店にて、直近1年間の査定価格を調査しました(2018年6月時点)。対象となった買取店のうち、10箇所のサイトで買取金額の提示を確認できました。
カドノ質店 | ¥2,425,000 〜 ¥3,126,000 |
質屋さんドットコム | 要問い合わせ |
jrs | ¥2,300,000 〜 ¥2,800,000 |
ピアゾ | 要問い合わせ |
ジャックロード | ¥2,560,000 〜 ¥2,803,000 |
GMT | ~ ¥3,100,000 |
カイトリマン | 要問い合わせ |
なんぼや | 要問い合わせ |
宝石広場 | ~ ¥3,100,000 |
買取エージェント | 要問い合わせ |
クオーク | ~ ¥2,700,000 |
ヒカカク | ¥2,212,500 〜 ¥3,001,000 |
ウリドキ | 要問い合わせ |
かめ吉 | 要問い合わせ |
ロレックスファン | 要問い合わせ |
エコスタイル | 要問い合わせ |
↑ スマホでご覧の場合、左右スクロールにてご覧ください。
このほかバイヤー間での流通実績も調査を実施。過去1年遡り、¥2,300,000 ~ ¥2,500,000 での流通実績が確認できました。
買取価格の推移とリセールバリュー
GMTマスター2 ホワイトゴールド Ref.116719BLRO の買取価格調査は、今回が3回目となります。
▼買取相場推移
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥2,212,500 | ¥3,126,000 |
2017年7月 | ¥2,100,000 | ¥2,600,000 |
2016年4月 | ¥2,150,000 | ¥2,530,000 |
↑ スマホでご覧の場合、左右スクロールにてご覧ください。
過去3年では、もっとも高い買取相場となっていました。最安値側の価格はあまり変わっておらず、大きく評価が上がっているのは未使用品や新品の個体となります。
また、2018年のマイナーチェンジで、文字盤カラーが変わっていることが今後どのように影響するかは見ておきたいところです。
リセールバリューは 56.9%〜80.4%(仮に国内定価の¥3,888,000で購入した場合)です。
▼販売相場推移(新品)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥3,651,600 | ¥4,280,000 |
2016年4月 | ¥3,080,000 | ¥3,300,000 |
↑ スマホでご覧の場合、左右スクロールにてご覧ください。
上記は並行輸入品の新品価格です。今回調査で最高値だったのは、マイナーチェンジ前のブラック文字盤の新品でした。
(未使用品は新品ではなく中古として調査しています。)
▼販売価格推移(中古)
調査時期 | 最安値 | 最高値 |
2018年6月 | ¥2,698,000 | ¥3,279,000 |
2016年4月 | ¥2,916,000 | ¥2,990,000 |
↑ スマホでご覧の場合、左右スクロールにてご覧ください。
ユーズド販売価格ですが、そもそもの流通量が少ないため、価格推移としては読み取りにくいのですが、買取価格が上昇していることから、ユーズド価格も上昇していると判断して良いでしょう。
販売価格の詳細
販売価格は、価格コム・Rakuten・ヤフオク(落札実績)・メルカリ(販売中)・KANTE・ラクマを調査。
新品中古ともに販売数が少なく、今回調査では合わせて10本以下でした。
並行輸入品においては、今のところまだ新しいブルー文字盤の姿は見られませんでした。
まとめ|売るときのコツ
ロレックス(ROLEX)GMTマスター2 ホワイトゴールド Ref.116719BLRO の買取相場は、¥2,212,500 〜 ¥3,126,000となります(2018年6月調べ)。
Ref.116719BLROは、ステンレススチール製のRef.116710LNほど流通が早くなく、そのためリセールバリューはやや低めになります。為替の影響もより大きく受けるため、その点も踏まえて査定士に相談しましょう。
また注意点として、最高買取価格での売却は、未使用品で付属品がすべて揃っている状態のもののみ可能となります。普通に使用したものであれば、最大価格よりも20〜40万円ほどマイナスした金額での査定が一般的です。
当サイトでも無料のweb査定がありますので、お店に持ち込む前の事前査定にお気軽にご利用ください。
実際の買取査定の流れはこちらの記事でご確認ください。
→ 売る前に知りたい|ロレックス 買取査定 の方法まとめ
参考|ロレックスのモデル解説
誰もが知る高級腕時計ブランドROLEX(ロレックス)。そのモデル解説になります。
ロレックスとは
ロレックス(Rolex)は、誰もが憧れる世界的に認知度が高い高級腕時計ブランドです。中古市場においても圧倒的な人気を誇りその換金率は他のブランドの水準を大きく上回ります。
その発足は1908年(前進となる企業は1905年発足)。創業より一貫して実用性に特化した時計づくりを行っており、現代の腕時計技術の礎となる3大発明『デイトジャスト機構』『パーペチュアル機構』『オイスターケース』を生み出したメーカーとしても有名です。
そのほか、世界で初めてクロノメーター認証を取得したり、世界初のダイバーズウォッチを発売したりと、数々の偉大な歴史を持っています。
GMTマスター とは
1955年に登場したロレックスのパイロットウォッチ『GMTマスター』。1999年まで続いたGMTマスター1と、1983年から登場し現在まで続くGMTマスター2があります。
GMTマスターの最大の特徴は、24時間針と回転ベゼルによる第三時間帯まで読み取り可能ということです。
仕事で世界を飛び回る方はもちろんこの機能が便利ですが、人気が高い一番の理由は、バリエーションの豊かさにあります。
GMTマスターは、長い歴史の中で、8世代のモデルが存在し、また素材もステンレス、ロレゾール、ゴールドと様々です。