2018.06.12

GMTマスター 16750 からの “こだわりの買い替え” を実現するおすすめモデル4選

更新
ロレックス買取GMTマスター16750ヴィンテージ

ロレックス『GMTマスター』のステンレススチール素材ヴィンテージモデルRef.16750。

スタイリッシュなデザインで高い人気を誇るモデルであるため、買い替え時には十分な資金源になってくれること間違いなしです。

ロレックス買い替え時の基本ノウハウとともに、GMTマスターRef.16750から買い替える場合、なにを買うべきなのか、おすすめモデルを4つご紹介いたします。

目次

ロレックス GMTマスター Ref.16750とは

ロレックス・GMTマスターが発売されたのは1955年。当時はパンアメリカンの国際航空パイロット用として発売されました。

Ref.16750 は、1981年に登場した第三世代のGMTマスターのステンレススチール製モデルです。

ちょうどGMTマスターシリーズが1と2の2種類同時に製造されていた時期のモデルで、Ref.16760ファットレディは同世代の上位機種となります。

GMTマスターには数多くの魅力的な名品があり、Ref.16750も然りです。専用ムーブメントcal.3075を装備している点や、生産途中でインデックスが変更されている点など、他にはない特徴がコレクター心をくすぐるモデルになっています。

GMTマスター Ref.16750 の基本スペック

  • 製造年:1981年~1989年
  • 素材:ステンレススチール
  • ベゼル:両回転GMTベゼル
  • ケースサイズ:40mm径
  • 防水性能:100m
  • ムーブメント:cal.3075
  • 風防:サファイアクリスタル

ロレックス買い替え時の基本的な考え方

ロレックスの買い替えを検討する場合、もっとも大切なのは迷子にならないことです。

魅力的なモデルがたくさんあるため、買い替えの目的をしっかり持たないと、検討中というステータスから抜け出せず、結局買い替えを決められないまま時間だけが過ぎていってしまいます。

そのため、買い替えの目的がハッキリしている前提の上で、以下5つの項目において検討を進めていくことで、欲しいモデルを導きだしましょう。

1、予算
2、デザイン
3、素材
4、資産価値
5、機能

5つの買い替え検討項目の詳細はこちら
ロレックス買い替え時に迷わないための5つの検討項目

下取り価格85万円で何買う?GMTマスター Ref.16750 買い替えおすすめモデル4選

では、上記踏まえた上で、GMTマスター Ref.16750 からのおすすめ買い替えモデルをご紹介していこうと思います。

Ref.16750の下取り価格は ¥650,000 〜 ¥1,050,000 が相場となります。(2018年3月時点。参考:ロレックス GMTマスター Ref.16750 買取価格

ちょうど真ん中を取って下取り価格85万円ということでこの先の話を進めていきたいと思います。

おすすめ1、最新モデル!GMTマスター2 Ref.126711CHNR

最初のおすすめは、バーゼルワールド2018にて発表され、最近ようやく日本にも入荷された新作・Ref.126711CHNRです。

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買い替えポイント:
最新のエバーローズロレゾールモデル!
落ち着いたカラーが大人の色気を引き立てます!

ここが変わる:
ステンレススチール → エバーローズロレゾール
ポストヴィンテージ → バーゼル最新
短針単独駆動なし → あり

ここは変わらない:
同じロレックス
同じGMTマスターシリーズ

予算:
新品相場は250万円前後!
発売間もないため、覚悟のいる価格です!

Ref.126711CHNRは、2018年3月のバーゼルワールドにて発表されたばかりのモデルです。

GMTマスターシリーズでは初となるエバーローズゴールド+ステンレススチールのコンビ素材に用いており、これまでにない大人のオシャレウォッチとしてリリースされました。

アンティークモデルをイメージさせる落ち着いたブラウン×ブラックの2トーンベゼルはゲキ渋です。かっこよすぎ。

間違いなく現行プレミアムモデルになる予感しかしません。というか既に高騰中です。

デザイン以外でも、最新のムーブメントを搭載しているため、パワーリザーブが70時間に延長されている点が嬉しい変更ポイント。

問題は(毎年のことですが)バーゼルの新作は “いつ買えるのか” が大きなハードルとなることで、見つけた時がチャンスだと思って飛びついてくださいませ。

おすすめ2、通好みなヴィンテージ!ロレックス デイトジャスト Ref.1601

おすすめ2本目は、超シブいデイトジャストのヴィンテージモデルRef.1601です。

買い替えポイント:
買い替えてかつ現金も残すプラン
60年代デイトジャストでアンティークデビュー

ここが変わる:
GMT機能あり → なし
回転ベゼル → フルーテッドベゼル
ケースサイズ40mm → 36mm

ここは変わらない:
同じロレックスの時計
カレンダーあり

予算:
買い替えて50万円余る
車の購入や引っ越しの資金にも

ロレックス Ref.1601 は、1960年代に登場した第3世代のデイトジャストです。ロレックスの3大発明である『オイスターケース』『パーペチュアル機構』『デイトジャスト機構』をすべて備えた実用時計です。

素材違いで3パターンのラインナップがありますが、ここでのおすすめはもっとも堅実なステンレススチール製のモデル。

なぜあえてこのモデルのしかもステンレススチール製をおすすめするかというと、単純に現金が多く手元に残ることと、もう一点は “人を選ぶ時計” だからです。

勝手な想像ですが、Ref.16750を持っているということは、そこそこ良い大人で、web関連かデザイン関連のお仕事をしていて、おしゃれな外車とヴィンテージ感のあるお宅にお住まいのはず。

で、これも勝手な想像ですが、買い替えを検討しているということは、ライフスタイルの変化による引っ越しや、マイカーの購入などで、まとまった資金のご用意が必要なためかと。

いずれにしてもある程度まとまった現金を手に入れたいという理由がおありかと思います。

Ref.1601のSS製モデルであれば、状態の良い個体でも30万円程度で購入が可能です。つまり、下取りで入手した現金が、50万円ほど余る計算になります。

しかしながら大きな問題もアリ。

Ref.1601は、実際にご覧になっていただくとわかるのですが、かなり古い時計なので、着ける人によっては妙に見窄らしく見えてしまったり、『え?おじいちゃんのやつ借りてきたの?』などと見られてしまうことも。

つまり、Ref.1601は “人を選ぶ時計” であり、所有者によって化ける本当の意味で格好良い時計なのです。

というわけで、おしゃれロレックスの代表格でもあるGMTマスターを着こなしていたあなたであれば、確実に格好良く着こなしていただけるはず!!

おすすめ3、復刻の人気モデル!オメガ レイルマスター 1957トリロジー

オメガレイルマスター1957トリロジー

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おすすめ3本目は、ロレックスに引けを取らないブランド力を誇るOMEGAの人気モデル『レイルマスター 1957 トリロジー』です。

買い替えポイント:
資産価値の高い激レアモデル!
オメガは若者にも人気のブランドです!

ここが変わる:
ロレックス → オメガ
100m防水 → 60m防水
耐磁性能は大幅にアップ
ポップ系デザイン → シンプルデザイン
カレンダーあり → なし
GTM機能あり → なし

ここは変わらない:
ステンレススチール製

予算:
予算そのままで買い替えか、少しだけ余る

1957年に発売されたレイルマスターのデザインを細部まで再現した復刻モデルです。2017年のバーゼルワールドで発表されるやいなや、爆発的な人気を獲得し、現在も入手困難な状態が続いています。

限定生産ということもあり、ユーズド品でも70万円を超える高額ぶりで、状態が良い個体では80万円近い価格で販売されています。今後の資産価値上昇への期待値も高し!

近年のオメガは、デザイン・性能・知名度に至るまで、ロレックスと遜色ないブランドに進化しており、OMEGA by AERA 掲載の好感度ランキングでは、ロレックスを抑えてオメガが堂々の1位になっています。

おすすめ4、いよいよ本格プレミアモデルへ!ロレックス デイトナ Ref.16520

最後のおすすめは、ロレックス デイトナの先々代モデル・Ref.16520。通称:エルプリデイトナです。

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買い替えポイント:
現実的に買えるのは今だけか!?
デイトナ変革期のプレミアモデル!

ここが変わる:
GMTマスター → デイトナ 
機能面多数

ここは変わらない:
同じロレックス

予算:
300万円~500万円超え
GMTマスターの下取り金額を頭金に分割払いがおすすめ

Ref.16520は、ここ数年で大幅に品数が減り、価格も大幅上昇となっている激レアモデルなのです。

購入できるであろう時期がこの先本当に限られているであろうということで、最後のおすすめモデルにチョイスいたしました。

Ref.16520の入手が今後どれだけ困難になるのか。その詳細はこちらの記事をご覧ください。
ロレックス買取|デイトナ Ref.16520 買取価格と高値で売るコツ

上記リンク記事の通り、資産価値で言えば近代ロレックスモデル中では文句なしのナンバーワンです。(この記事を書いたタイミングでの相場なので、あなたが読まれているタイミングではもっと追加資金が必要になっているかもしれません。)

GMTマスターを下取りに出しても、買い替え資金の2~3割程度にしかなりませんが、分割払いの頭金として考えれば十分です。

GMTマスターのようなデザイン面での派手さはないものの、ポストヴィンテージ世代らしい飾り気のない感じが無骨でかっこいいモデルです。

現行や先代と比較して、フラットな印象とでも言うべきでしょうか。凹凸が少なく、マットなデザインが時代を感じさせます。

通称名の “エルプリ” とは、搭載しているムーブメントの名称です。手巻きだった第3世代から、第4世代であるこのRef.16520へのモデルチェンジは、ロレックスにとって初となる自動巻きムーブメント搭載のクロノグラフへの挑戦でした。

こうしたドラマティックな魅力もいいですね!

まとめ

以上、長々と書いてまいりましたが、ロレックス GMTマスター Ref.16750 からのおすすめ買い替えモデル4つ、いかがでしたでしょうか。

Ref.16750の買取/下取り価格はこちら
ロレックス GMTマスター Ref.16750 買取価格

Ref.16750はポストヴィンテージ世代の人気モデルですので、現在絶賛値上がり中ではありますが、ロレックスは他の人気モデルもすべて値上がり中ですので、ロレックスに買い替える際は、売るタイミングは特に気にせずともOKです。

ぜひ楽しんで次の相棒を探してみてくださいね。